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思春期が「反抗期」ではなくなった?

最近どうも昔のわれわれの時代と、なにもかにも変わって意外に思うことが多い。
その一つに、最近の若者たちの「成長プロセス」が、昔、というか教科書にあることとも変わっていることだ。それは特に「反抗期」は無くなったのではないかという印象だ。

その昔、思春期は親や大人への反抗期だった。親に対しても心ではゴメンねとかアリガトウとか思っていても、そういう態度を表すことはオレの沽券に関わるという気持ちで態度ではいかにもいったんはへりくつを言ったり反対したりしたものだった。反抗期を示すいい証拠が喫煙飲酒だったのではないだろうか。こっそりかくれてたばこを吸ったり酒を飲んだりした、それで「オレは青春期だ」というよな気持ちを確認したような、こっそり思ったものだ。

周りに中2と中3の男の子がいる。なんとも母親とも仲がいい。そして素直だ。これは自分の学校などでも感じるのだが、最近の子どもたちはいい子ばかりという感想。
その昔、母親とは、メシかカネ以外にはほとんど対話などなかったのではないだろうか。心の中は、先に言ったように別だったが。

現在、反抗期がなくなったような現状で、学生たちもおとなしくなった。あの激烈な学生運動などないのではないだろうか。だから政権与党は安心して自分勝手なことをしていると言えるのかも知れないが。

どうも困ったものだというのは「老婆の心」だろうか。(この老婆心という単語もダメなのだろう?)。
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