goo blog サービス終了のお知らせ 

昨日は対米英開戦の記念日

1941(昭和16)年12月8日、日本軍はアメリカとイギリスに対して開戦した。それまで1931(昭6)年以来の中国戦争と重なっていわゆる十五年戦争が本格化した。終わったのはいうまでもなく1945(昭20)年8月15日だった。
77年前の12月8日早朝に、日本軍は真珠湾とマレー半島への攻撃を始めることによって太平洋戦争を始めることになった。(続いてその他多くの国をも相手にすることになる)。

この日の正午に宣戦の詔勅が発表された。戦争を始めることになった天皇の命令である。
この主な内容を紹介したい。
米英に対する征戦の目的は「東亜の安定を確保して世界の平和に寄与すること」。まず中華民国は帝国(日本)のこの真意を解することなくみだりに事をかまえて東亜の平和を攪乱してきた。そこで帝国は戦争をせざるを得なくなった。東亜の安定平和への積年の努力はことごとく水泡に帰したのである。帝国は自存自衛のために、また東亜永遠の平和を確立するために開戦するのである。

大体こういう趣旨が結果としては未曾有の犠牲をもたらした太平洋戦争の主旨だった。この詔勅に署名している閣僚は東条英機内閣総理大臣を筆頭に今の安倍首相の祖父に当たる岸信介商工大臣など。

近代の戦争は自衛のため平和確保のためという目的を常に標榜する。このことを忘れてはならないだろう。


※ 私は終戦については若干の記憶があるが、開戦については全く記憶がない。この時父親はすでに中国戦線に参加していたが。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 国会、どうし... 思春期が「反... »