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日露戦争で日本がロシアに勝利したことに感嘆した人たちがいたということについて

今日の「ふしぎ発見」という番組で、バルカン半島にある小さい国「モンテネグロ」の中にある小さい村「日本村」が紹介されていた。住民100人ほどだが、なぜこの村名がついたかについて、そこの村人が「その昔日露戦争で小さい日本が当時の大国『ロシア』に勝利したことに大きな感動をした当時の人たちがこの村名をつけたのでは」という主旨の説明をしていた。

日露戦争は1904年から5年までの戦争で、当時はロシアの支配地であった203高地(遼東半島)をめぐる死闘、そして日本海海戦での勝利などを経て日本が勝利したことなど世界に大きな衝撃を与えたという。

このことについて、若い頃読んだ書で、当時のインドの首相のネールが表した「インドの発見」(父が子に語る世界歴史?)の中の記述が印象深かったことを思い出した。彼は1930年代だったと思うが対イギリス独立闘争を行う指導者だった。それでイギリスの官憲にとらわれて獄中にあったのではないかと思う。そのときに娘にあてた手紙が後にまとめられて「インドの発見」になった(と記憶しているが)。

彼はこの中で日露戦争で日本が大国ロシアに勝利したことに感動した旨を記していた。
上に記したモンテネグロの地で日本人レポーターにその旨を言っていたことと関連させて思うのだが、日露戦争でのできごとは世界のさまざまな人たちにある種のショックを与えたのではないか、ということだ。

しかし大国ロシアに対して小国日本が勝利したことがその後の世界史の中で結局はプラスではなくマイナスに働いたことは周知の事実なのだが、上に見るようなことがいろいろな所に影響を与えていたことに興味がわく。
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