アベノマスク、9月入学制など

アベノマスクが我が家にも着いた。ウチは2世帯5人家族。しかし配達されたマスクは1セット2枚。

わが家の女性たちは「これはイヤだ」とにべもない。試みに私がつけてみると、まずフツーの市販のマスクはつけたままで話をすることにそれほど違和感がない。しかしアベノマスクはこれで口や鼻を押さえると声を出すのにフツーのマスクよりもはるかにぐあいが悪い。「これは使い物にならない」というのが私の結論だ。

だから開封していったんは顔にかけたのだからどこかに贈るというわけにもいかないし、捨てるしかないのか、もったいない、という気持ちだ。国民にマスクを配ろうなどという方針、しかもこのために466億円も使うことになりそうだ、と聞いてあきれてしまう。実際には100億円以下という話もあるのでよく分からないが、それにしても100億円近いカネを「ドブに捨てる」ことになるのでは。

9月入学制は今年来年は見送るというニュースが流れた(2日21時)。もっと議論に時間が必要だ、とのこと。これについても、コロナのどさくさにまぎれて「こういう時にこそ革新的なことをやらなければ」と火事場ドロボー的発言をする某女性知事などもいたが、大きな世論の力でこの「前広に検討しなければ…」と強調していた安倍首相の勢いが押し戻されることになった。

マスクといい9月入学制といい、しっかりした政策立案の能力のある者がアベ氏の近くにはいないのか、と情けなくなる。初めからわかりきっていることだろうに…。
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