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香港の民主的行動とこれを抑える政権の動き

香港の自治的な要素(一国二制度を保障する)が事実上なくしていこうという政府側の狙いに対して学生を中心とした民主派の激烈な闘いが依然として続いている。
そしてさきほどのニュースでは政府側は民主的な闘いを徹底的に抑えようとしている。「暴徒」として。

こういう状況は、かつて中国の1930年代から40年代の革命闘争を思い出させる。当時、毛沢東をトップとする中国共産党ははりめぐされている中国国民党の勢力と不退転の闘いを繰り広げていた。そして日本軍との闘いで中国民衆を結集させ日本に勝利し、その後国民党政府も粉砕して中国革命を勝利させた。1949年だ。

この時、中国共産党の闘いは中国民衆の利益を勝ち取る闘いだった。そして今香港の学生や民衆の行動も、今は「革命」というよりも、民主的な権利を確保したいという行動だ。しかし香港政府は自由な選挙などを拒否し続ける。中国共産党の方針を堅持しているのだろう。

1930年代の闘いを、今再現しているように思う。違うところは、今は当時の民主的な目標を堅持していた共産党が、全く反対に民主的権利を奪い尽くそうとしているまさに正反対の姿を体現しているのではないだろうか。

行動している学生たちを徹底して検挙するということらしい。民主主義のタネを根こそぎ叩き潰そうという香港政府(背景に中国共産党)がある。

世界の民主主義者は香港の学生など民主派を支持し支援しなければならないのでは、と思うのだが…。

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