「昭和の日」に関連して

新型コロナウイルスによる問題は学校と教育の現場にきわめて大きな影をおとしている。子どもたちに対して、特に新学期始まったトタンにこの状態なので、どういうように対処していいか深刻に議論せざるをえない状態だ。それはともかくとして…。

今日4月29日は「昭和の日」。昭和天皇の誕生日だった。私が小学校にはいったころ、この日は「天長節」と呼ばれていた。戦後「天皇誕生日」に呼び方が替わった。そして昭和天皇が逝去された後は「みどりの日」になりそして「昭和の日」に替わり今に至っている。

次に即位された天皇(今,「上皇陛下」と尊称される)誕生日は12月23日。この日は今は特段の日としては扱われていない。

現天皇(今上天皇)は2月23日でこの日は国民の祝日「天皇誕生日」だ。
明治天皇の誕生日は戦前「明治節」とされていたが今は「文化の日」(11月3日)。大正天皇の誕生日は8月31日だが、これは何の日でもない。

明治以降、天皇の誕生日は「祝日」になったりならなかったり、偉業がパッとしていないことと関係があるのだろう。

明治以前、天皇の誕生日はどう扱われていたのだろう。120数人の天皇のこれを示すケースはないのではないか。だいたい、日本人は「誕生日」を祝い合う習慣はその昔あったのだろうか。私たちが子ども頃、「ハピーバースディ」などと言われたことはなかった(記憶がない)。これも戦後の舶来文化の一つではないか(?)。

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