「石狩平和」、三度目の読了

これまで何度か記してきたが、船山馨という人のこの小説、三回読んだことになる。北海道の歴史が日本の歴史と重なって、この中で生き抜くたくさんの人たちの生き様が実に見事に感動的に描かれている。特に主人公の女性鶴代の70年余の人生が大きなテーマだ。メモによると第1回目は1996年だった。第2回目が2016年。下巻の後半はあの大戦。戦争に不安と不信をもち、それを口にするごとに厳しい攻撃をうけながら、必至にな . . . 本文を読む
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