では、鹿の首の肉を使ったアイリッシュ・シチューの準備を始めましょう。
こちらアイルランドのダリナ先生。
近所のお友達、YOさんから借りちゃったアイルランドのレシピ本だ。
かなり大部な本。
Gameと来るからすごい。
Gameって狩猟、そこから転じて狩猟肉のことでもある。
普通の鶏肉や牛肉のレシピと比べても、狩猟肉のレシピが本のページ数でかなりの割合を占めてたりして、文化の違いを感じる。
そもそも狩猟肉のページが、鶏肉なんかより先に来る。
鹿、兎、ガチョウ。。。。
私が23年着ているバブアーのワックス・ジャケットも「GAMEFAIR」と書いてありますでしょ。
狩猟が身近なのですよ。
レンジローバーなんてクルマには、オプションで鉄製のドッグガード(座席と犬が乗る荷物置き場の間に設ける頑丈な鉄柵)が必ずあるが、つまりはそういうこと。
でも最近ではそうしたクルマの購入者の大きなシェアをアジア人が占めたりして、クルマのスタイルもそうしたオプションも変わって行くのかもしれない。
鹿肉はVenison(ヴェニスン)。
鹿肉のシチューのレシピが載っていた。
アイルランド風鹿肉シチューとはどんなものなのでしょう。
ダリナ先生のテキストによれば、「鹿のショルダー(肩)を1.3kg」とか書いてある。
そんなに一度にできるかい!?
そもそも鹿の肩肉ってあるのかい?・・・と思い、スズキヤさん(長野県飯田市の肉店)の若旦那さんとお話してこの鹿の首肉を購入した話は、前回説明した通り。
というわけで、この首の肉がやって来たのだ。
カチカチの凍った鹿の首の肉。
一晩放置して解凍しましょう。
************************
翌日の午前。
解凍は完璧。
こちらが鹿の首の肉。
キレイですねえ。
これを適度な大きさに切る。
タマネギ1個の40%くらいをスライスする。
ブーケガルニも使いましょう。
ローリエ、セロリシード、ローズマリー、バジル、ガーリック。
すご~くいい香りだ。
自分で組み合わせるとちょっと大変だから、市販のものを使いましょう。
ジップロックにぶちこんで行こう。
「おとーさん、なにしてんの、すごいにおいやんか?」とドガティ君がのぞきに来る。
「ええやろ、鹿の首やで。それ以外にもいろいろ入れてますねん」と答える。
「ちょっとだけでええねん、なんかおくれ」とドガティ君が言う。
「あかんわ、あんた、ちょっとどれも無理やわー、あきらめや。水飲んで寝とき」と答える。
ブレンドのウイスキーながらモルトの割合が高いと昔から言われているTEACHER'Sを使いましょう。
西友で税抜き880円。
信じられない安さ。ウイスキーの価格は近年上昇傾向にあると思うが、TEACHER'Sって価格がさがり続けてないかい?
本来はブランデーがよいらしいが、ないので代わりにウイスキーを使う。
oliveオイルに赤ワイン。最低価格の赤ワインだ。紙パックで100円。これらも入れる。
アイルランドの鹿のレシピに、スコットランドのウイスキーを入れたしね。
こうなったらイングランドにも登場頂きましょう。
イングランドのMALDONの塩。
さらに胡椒。
するとこうなる。
よぉ~く全体を混ぜる。
マリネだな。
そして冷蔵庫に入れる。
我が家の冷蔵庫は小さい。
1日から2日は放置するらしい。
山肉が豊富な肉店スズキヤさんに関心がある方はこちら:http://www.jingisu.com
【つづく】
こちらアイルランドのダリナ先生。
近所のお友達、YOさんから借りちゃったアイルランドのレシピ本だ。
かなり大部な本。
Gameと来るからすごい。
Gameって狩猟、そこから転じて狩猟肉のことでもある。
普通の鶏肉や牛肉のレシピと比べても、狩猟肉のレシピが本のページ数でかなりの割合を占めてたりして、文化の違いを感じる。
そもそも狩猟肉のページが、鶏肉なんかより先に来る。
鹿、兎、ガチョウ。。。。
私が23年着ているバブアーのワックス・ジャケットも「GAMEFAIR」と書いてありますでしょ。
狩猟が身近なのですよ。
レンジローバーなんてクルマには、オプションで鉄製のドッグガード(座席と犬が乗る荷物置き場の間に設ける頑丈な鉄柵)が必ずあるが、つまりはそういうこと。
でも最近ではそうしたクルマの購入者の大きなシェアをアジア人が占めたりして、クルマのスタイルもそうしたオプションも変わって行くのかもしれない。
鹿肉はVenison(ヴェニスン)。
鹿肉のシチューのレシピが載っていた。
アイルランド風鹿肉シチューとはどんなものなのでしょう。
ダリナ先生のテキストによれば、「鹿のショルダー(肩)を1.3kg」とか書いてある。
そんなに一度にできるかい!?
そもそも鹿の肩肉ってあるのかい?・・・と思い、スズキヤさん(長野県飯田市の肉店)の若旦那さんとお話してこの鹿の首肉を購入した話は、前回説明した通り。
というわけで、この首の肉がやって来たのだ。
カチカチの凍った鹿の首の肉。
一晩放置して解凍しましょう。
************************
翌日の午前。
解凍は完璧。
こちらが鹿の首の肉。
キレイですねえ。
これを適度な大きさに切る。
タマネギ1個の40%くらいをスライスする。
ブーケガルニも使いましょう。
ローリエ、セロリシード、ローズマリー、バジル、ガーリック。
すご~くいい香りだ。
自分で組み合わせるとちょっと大変だから、市販のものを使いましょう。
ジップロックにぶちこんで行こう。
「おとーさん、なにしてんの、すごいにおいやんか?」とドガティ君がのぞきに来る。
「ええやろ、鹿の首やで。それ以外にもいろいろ入れてますねん」と答える。
「ちょっとだけでええねん、なんかおくれ」とドガティ君が言う。
「あかんわ、あんた、ちょっとどれも無理やわー、あきらめや。水飲んで寝とき」と答える。
ブレンドのウイスキーながらモルトの割合が高いと昔から言われているTEACHER'Sを使いましょう。
西友で税抜き880円。
信じられない安さ。ウイスキーの価格は近年上昇傾向にあると思うが、TEACHER'Sって価格がさがり続けてないかい?
本来はブランデーがよいらしいが、ないので代わりにウイスキーを使う。
oliveオイルに赤ワイン。最低価格の赤ワインだ。紙パックで100円。これらも入れる。
アイルランドの鹿のレシピに、スコットランドのウイスキーを入れたしね。
こうなったらイングランドにも登場頂きましょう。
イングランドのMALDONの塩。
さらに胡椒。
するとこうなる。
よぉ~く全体を混ぜる。
マリネだな。
そして冷蔵庫に入れる。
我が家の冷蔵庫は小さい。
1日から2日は放置するらしい。
山肉が豊富な肉店スズキヤさんに関心がある方はこちら:http://www.jingisu.com
【つづく】
次回がメインであります。
不思議な鹿肉のシチュー。レシピは文字ばかり。
画像もないので、結構苦労しました。
でもそういう想像力も必要ですね。
分かりやすすぎるのが現代。なんでも簡単に
わかりやすい情報が画像たくさんで手に入る。
昔ならまず調べるのが大変。
情報の入手に時間もコストもかかった。
蓼科界隈は鹿肉料理をだすレストランが多いです
よ。ゲームという言葉は、日本では狩猟では定着
しなかったですが、意外にも釣りでかなり普及。
ゲーム・フィッシングという言葉は相当程度
一般的にも、メディアでも使われていますね。
獲物は食べるわけですが、魚を捕まえる
行為自体をスポーツととらえているのでしょう。
当分ドガティ君は特定のフードと整腸剤以外
もらえないのです。お腹が少し弱いのと、
人間のごはん時に「くれくれ」言う習慣を
止めてしまうために。食事中テーブルの下で
静かにしていると、そのフードを砕いたかけら
がまれに落ちてくることになっていて、
テーブルの下で静かにしています。
北海道もエゾシカの肉はよく売っていますね。
本州でもエゾシカの肉を使った料理が
よくあります。
ドガティ君は関西弁を理解します(ウソ)。
あんた、そこどいてやー!なんて言うと、
一応動いてくれるので、理解しているかと。
狩猟が日本より身近なんでしょう。
獲物の種類も豊富。
レンジローバーやボルボ、欧州北部のクルマには
猟犬を乗せるという選択があるのが当然のようです。
はじまりました。漬けて、焼いて、煮て。
おいしい食べ物のため。
序章、というところですね。
準備完了、ここが大切。
これから、本編が始まるのです。
始まり~ー始まり~ー。
ドガティ君は関東、関西弁の両方できるバイリンガルなんだ。水飲んで寝てろは可哀想過ぎる。おちゃさんは肉食べてウイスキー飲んでるのに。切れっばしでいいからなんか上げてね。
どんなお料理になるのか楽しみです。
それからドガディ君に話しかける関西弁がおもしろいです。水飲んで寝ときってウケました。