退屈な話ばかりのこのブログ。
いつも同じような話題ばかり。
その中でも特に退屈そうな話題が今回の話題で、夏の森だ。
キリ・テ・カナワの名唱をどうぞ。
Danny Boy (arr. Gamley)♪
アイルランド民謡だね。
動画開始38秒くらいから出て来るFrom glen to glen♪という言葉が印象的だ。
ゲール語でglenは谷。谷が続いていたのだろうね。それも大きな渓谷が。鎌倉も谷だらけで「ナントカガ谷(ヤツ)」ってところばかりだが、それとは異なる巨大なスケールの谷が、彼の地はいっぱいあるのでしょう。
スコットランドのウイスキーには、「グレン〇〇〇〇」って名前の銘柄が多い。
原村のてっぺんの森もいいですよ。
静かだしね。
このあたりはカラマツが多い。
トンビだ。
夏らしい空と雲。それにカラマツ。
ここ(↓)はドガティ様のプライベート運動場となっている。
彼はここを走り回るのだ。
これは何度も紹介している私の好きな木で、ウリハダカエデ。
正に瓜肌でしょ?
こちらが我が山荘前の道路。
夏の昼間なんて、だれもここを通らない。
ほとんど人がいないのにやたら幅が広い通りだ。
笑われるかもしれないが、この何本かのシラカバはわざわざ購入して植えたものだ。シラカバが買いたいと言うと、樹医でもあった植木屋さんのご主人は「なんでそんなものを?」と笑った。
2000年頃の話だ。私も若かった。
今ならもうちょっと別の木を植えるだろうなあ。
この時セミがうるさいくらい鳴いていた。
今年は梅雨の時期にここへ来なかったので、我々夫婦はエゾハルゼミの鳴き声を聞いていない。
エゾハルゼミは梅雨の時期だけこのあたりで鳴いている小さなかわいいセミだ。梅雨が明けるころには姿を消す。
これ(↓)は、隣地との境界杭だ。
法務局で住所を調べたのか、私宛にハガキを送りつけて来て「隣地の所有者が境界線について法的措置をとると言って来ている。弊社に〇〇万円支払えば弊社が問題を片づけてあげるが、どうします?」なんて、そのハガキに書いてあったりする。
そういうハガキは無視しましょう。最近は減ったが20年くらい前はよくあった。
これはモミの新しい芽。
新しい芽はとても白っぽい。
美しいよ。
モミは常緑樹。御柱祭でも使われるね。
日陰が多いと岩に苔が生える。
まったく日陰にならないようなところは苔は生えない。
この土地を買う前から、ミヤマザクラの老大木が敷地内には1本生えていた。
私はナナカマドという木がどれだけ大きくなるかを知らないまま、ミヤマザクラの下にナナカマドの苗木を植えた。
そうしたらナナカマドの苗木はすくすく成長して、頭がミヤマザクラの枝の下につっかえてしまった。ナナカマドさん、すみませんでした。
この岩は、基礎工事で掘り出された岩。最初は何も生えてなかったが、やがて苔が生えて来て、今はその上に木々が生えようとしている。放置するとやっかいなことになりそうなので、早めに引きずりおろしておこう。
原村の三井の森は1980年代から1990年代にかけての開発だ。
もうほとんど売り切れているが、空いている土地もありますよ~。
皆さんもぜひ原村のてっぺんへお越しください。
夏らしい雲を再びお見せしましょう。きれいな空だね。
こちらはギボウシの仲間だ。原村にはたくさんあるよ。
路面に緑色の苔が生えて、その上にまた白っぽい苔が生える。
苔と苔とのせめぎあい。
どこも自然界は厳しいね。
アオギマダラ。
このあたりでは非常に多い蝶だ。
ツリガネニンジン。
かわいいね。
山荘内へ戻る。
屋内の気温は外の木陰と同じで23.5度。
私の山荘を求める気持ちはここ(↓)から始まった。
恋沼薫さんの丸太小屋。
恋沼さんは当時自然工房という会社を経営していた。その会社が私のためのログハウスを建ててくれたのが1990年。34年前だ。
もうずっと前だね。場所は、長野県東筑摩郡麻績村だった。
1990年代はこの夢の丸太小屋に暮らすという雑誌が大人気。
この広告を出していた会社(↓)にもコンタクトしたな。
米国のとてもいいログハウス企業だった。
今は国内では別の企業が輸入代理店をしているようだ。
なんだかんだあって、日本では太い丸太のハンドカット・ログハウスよりも、北欧のマシンカット・ログハウスが、今世紀に入る少し前から人気が出た。
それもなぜかフィンランドのホンカという企業のログハウスが一定のシェアを握る時代に入る。それは今も続いている。これ(↓)がそうだ。
この原村の方もお元気なんでしょうか?
今世紀に入ってからは、このような丸太の豪快なログハウス(↓)は新築工事で見かけることがほとんどなくなるのだった。
日本国内の山荘のスタイルの流行が変わり目を迎えたそんな時期である1999年6月に、そうした流行と無関係な(笑)私の現在の山荘は、ブレイスさんにより完成したのだった。
あ、因みに我が山荘はログハウスではありません。ティンバーフレーム構法という在来の木材軸組構法と基本的に同じ、柱や梁がある建物です。
【つづく】
別荘建築も流行があるのですね。それをずっと見て来られたおちゃさん。個別の新築現場を見るたびにいろいろアドバイスしてあげたくなるのでは?(笑)
原村は太い丸太のログハウスが多いのですか?
瀬戸内海で育った私には未知の世界でした。
おちゃさんは究極の別荘を建てられましたね。^^
私の理解に間違いがあるかもしれませんが、
もしそうならお許しください。
木材を横倒しして積み上げる構造のログハウス
というものは、かつて日本では構造的に認められて
いなかったのです。認められるようになったのは
1990年代に入ってしばらくしてからのことだった
ように記憶しています(間違いかもしれない)。
ところが原村は長い間、事前の建築確認申請と
いう手続きが不要だったのでログハウスも自由に
昔から建てることが出来ました。
1980年代後半、ログハウスが日本でもはやり
だした時はまだ、ログハウスというと、太い
丸太を手で向いて積み上げた豪快なログハウス
が主流でした。
なので、80年代後半から90年代半ばあたりに
丸太のログハウスが原村には多く建てられ、
それが今も残っています。
と~んでもありません。
もうダニー・ボーイのメロデイと相まって
夏バテ気味の頭と身体が癒されました。
感謝、感謝です。
樹木に夏空、大好きなツリガネニンジン。
幸せで♬
ドガティ君の運動場も気に入りました。
あ~ 買えるものなら買いたいな、売り物件。
最近の灼熱化地獄で、「究極の別荘は今や
標高2,000m超になりつつある!」と
私の知り合いが言い、そんな場所を今、
その人は探しています(笑)。
ないことはないですね。
ここがそれに近いです。
http://tenkuunosora.web.fc2.com/
ちょっと寂しそうだけど。。。
franさんのお育ちになった場所は特別ですね。
魚にみかん♪島がポコポコ浮いてて、海は
穏やか。いつも帰省された時の記録を見て、
いいな~と思ってみています。
魚市場がすごいですよね。
めばるの煮つけが食べたい(笑)
標高が高い土地の木々を皆伐すると、最初に
生えるいくつかの種類の木があって、シラカバは
その代表的なもの。そして森が育ちやがて
シラカバの周囲や上が全部もっと高い木々に覆わ
れるようになると、シラカバは消える。
つまり過渡期の木なんですね。
ところがシラカバ=高原の勝手なイメージが
あって素人(?)は高原にシラカバが見える
景色を好む。
一方シラカバは木としては虫にやられやすく
薪としても能力が低く、あまり役に立たない。
そういうことから、素人(?)がわざわざ
買ってまでシラカバを人為的に植えることが
樹医でもある方からすると不思議な行為に
思えたのでしょう。
たしかC.W.ニコルさんも
同じようなことを書いておられました。
高速道路の脇にシラカバを街路樹のように
植えることを「森を知らない」と言って
笑っておられました。
退屈でないそうで、良かったです(笑)。
なんて退屈なブログを延々と書いてるんだ、
この人は?と思われているように感じて
おります。
しかし退屈でないブログを書こうにも、
我が家では何も変わったことが起こらないの
であります。毎日斬新なことに挑戦し
びっくりするようなことが起こればいいん
ですけどねえ。
芸能人の生活なんて毎日変化が多いのでしょうね。
私も芸能人を目指せばよかったです。
売り物件はたくさんあるんですよ。
土地は本当に安いですが、建物が高くつきます。
今や様々な資材が値上がりしていますからね。
でも中古なら一気にそれが手に入ります。
墓じまいと一緒で、両親の別荘を相続したが
そんなの面倒で興味がないなんて人が
売りに出してますから。
300万円でどうです?
うちの山荘から近いですよ。
https://www.mitsuinomori.co.jp/chukai/detail.php?id=1498
食事時でなくチョビチョビ飲むにはお手頃でした。
いつの間にか周りに田んぼなくなくなり緑も。
緑求めるなら公営の公園か観光地まで足を延ばす感じ。
緑や草花もっぱらブログ訪問で鑑賞です。
台風の進路が気になります。
良い週末をお過ごしください。
グレンリベット。超有名銘柄ですね。
私もそのあたりは、もはや高すぎて、長らく買って
いません。ブレンドものはTeacher's とか
Bellとかそんなに価格が上がってないのに、
シングルモルトってめちゃくちゃ高くなり
ましたね。
私はむしろトリスに回帰しました(笑)。
安くていいです。
田んぼも林も近隣から消え失せますね。
国土の保存と開発の地域的分離がなくて、どこも
かしこもだらだらとぐちゃぐちゃに開発
されてゆくのが日本流のようです。
台風はかなり左右にふれそうですね。
なにごともなく通り過ぎてほしいです。