連続投稿3つめ。
鹿食免(かじきめん)ってご存知ですか?
諏訪大社様が鹿その他肉食を許してくださいます。
今日の晩めしづくりは昼前から長丁場になるから、その前に昼めしを食べる。
いや昼めしを食べながら晩めしをつくる。
********** お昼の食事@キッチン **********
こちらが昼めしの材料。
豚のカシラ(頭の肉)を味付けして胡椒を利かせたもの。
今回のテーマと同じくスズキヤさんの商品。
そのまま焼けばよい。それだけでめっちゃおいしいお肉だ。
これでまずはランチする。ただしそのままは調理しない。焼いてから煮込むのだ。
調味料はこちらを使う。
まずはごま油でこの豚のカシラをよく焼く。
これでそのまま食べられる。最初から味付けされた商品だから。
ためしに食べてみる。あーーおいし。
この作業をしているとくいしん坊ワンコが出て来る。
「おとーさん、すごい匂いやんか」と言う。
「そやねん、これおいしいねん」と私は答える。
その上にもやし、ニラ、ニンジンを載せる。
酒少しと、水、そして先ほどのコチュジャン、豆板醤、中華出汁を少しずつ入れて煮る。
するとできるのがこれ。
うまいぞぉ~。
カシラは食感が最高にいい。柔らかいが、弾力もあってね。
このスープなんて、そのまま雑炊つくれそうだ。
********** 昼めし終了 **********
さて、ここから鹿の首肉のシチューの本格的作業。
ダリナ先生、宜しくお願いします。
まずは脂の多いベーコンを持ってくる。
それをダイス状に切る。
こうなる。
タマネギも同様だ。
ニンジンはちょっと大きく切ろう。
ニンニクは適量をみじん切り。
切る作業はここまで。
そこへ48時間前に漬けた鹿の首の肉を出して来る。
赤ワインやオリーブオイルや塩や胡椒やタマネギ、ブーケガルニなどと一緒に漬かった鹿の首。
それをひっぱりだす。
トングが便利だよ。
マリネした液はあとで使いましょう。
だからそのまま残しておいてね。
「うぉ~すごいにおいや、おとーさん」と再び出てきたドガティ君。
これがマリネ状態から出したばかりの鹿の首の肉。
フライパンで先ほど切ったベーコンを炒める。
「おとーさん、どないなってますのん? 本日は肉フェスティバル?」とドガティ君の関心はますます強い。
ベーコンを炒めながら、ストウブの鍋を取り出す。
カリカリにしたベーコン。
鹿肉のこうした煮込み料理に、ベーコンを合わせて使うってのは、よくあることらしい。
海外のサイトを見ているとよく出て来る。
脂はフライパンに残し、ベーコンだけをストウブの鍋へ。
次はこれ・・・干し柿。
ウソ。
こちらがマリネした鹿の首の肉に小麦粉つけたところ。
ベーコンとニンニクをオリーブオイルで加熱し、そこにこの鹿肉を入れてよく焼いて、タマネギも加えて炒める。
そこで、「鹿のスープストックを」なんてレシピにはあるが、そんなものはないので、ブイヨンを水で溶かすことにする。
水、ブイヨン、マリネの液。
全部入れて煮ましょう。
そこで先日ある方からもらった、山梨県韮崎市のぶどうからなるマルスワイン三之蔵2013年を出してくる。
いいでしょう? もらっちゃったんだなー。
カベルネ・ソーヴィニヨンが50%。あとはいろんなのが入ったブレンド。シラーズも入っている。
開栓。
おぉ~、いい色。いい香り。
飲んでみる。
ありがとうございます。いいもの、いただいちゃったなあ。
こちらはブーケガルニ。煮る時も使えとレシピにはあるが、マリネした時に強烈に香るようになったので、似る段階では止めた。
ぐつぐつ煮ましょう。
弱火でストウブの蓋をしめて。
ニンジンは最後に入れましょう。
キノコ類とともにね。
三ノ蔵、うまい。
ドガティ君は肉をあきらめて寝てしまった。
ぬいぐるみみたい。
ついつい触りたくなる。
でも放置しましょう。
こちらはパシフィック・ベーカリーのパン。
これで晩御飯にしましょうねぇ~~・・・ってまだ真昼間。
*********** ワンコの散歩も終わり、夕方となる ************
そして調理の続きだ。
ニンジンを加えて煮る。
アイリッシュなレシピなんだが、ジャガイモが登場しないのはなぜか?
理由は知らない。
ダリナ先生に聞いてみないとわからない。
ダリナ先生のレシピでは「マッシュルーム、できれば地植えのを、24個、スライスしてバターでソテーする」なんて書いてある。
日本ではマッシュルームは高価だし、スライスしてバターでソテーしたら、小さくなっちまう。
なので、マッシュルームとエリンギを大振りに切って、そのまま煮込む。別途バターは鍋に直接入れる。
マリネする時に使用したTEACHER'Sを飲む。
先ほど書いた要領で、そのまま鍋へ。
バターも加える。
あとは軽く煮込んだら終了だ。
パシフィック・ベーカリーのパンを切る。
足りなければ塩と胡椒で調整するだけ。
完成ですよ。
皿によそってさあ食べよう。
いやぁ、長丁場。合計2時間半くらいは煮たかな。その前にマリネ状態にして48時間。
たいへんでしたよ。
VenisonのStew。アイルランドのレシピのマネ。ちょっと自分で勝手に変えちゃったが。
パンも齧る。
マルスワインの三之蔵も飲んじゃう。
鹿の首の肉も食らう。
旨いなぁ、狩猟肉。
マリネする時は別にして、あまりややこしいものは入れてないので、非常にシンプルなお味だ。
山肉を楽しみましょう。
お肉のことならなんでもスズキヤさんへ:
http://www.jingisu.com
こちらのURL(↑)をクリック。
鹿食免(かじきめん)ってご存知ですか?
諏訪大社様が鹿その他肉食を許してくださいます。
今日の晩めしづくりは昼前から長丁場になるから、その前に昼めしを食べる。
いや昼めしを食べながら晩めしをつくる。
********** お昼の食事@キッチン **********
こちらが昼めしの材料。
豚のカシラ(頭の肉)を味付けして胡椒を利かせたもの。
今回のテーマと同じくスズキヤさんの商品。
そのまま焼けばよい。それだけでめっちゃおいしいお肉だ。
これでまずはランチする。ただしそのままは調理しない。焼いてから煮込むのだ。
調味料はこちらを使う。
まずはごま油でこの豚のカシラをよく焼く。
これでそのまま食べられる。最初から味付けされた商品だから。
ためしに食べてみる。あーーおいし。
この作業をしているとくいしん坊ワンコが出て来る。
「おとーさん、すごい匂いやんか」と言う。
「そやねん、これおいしいねん」と私は答える。
その上にもやし、ニラ、ニンジンを載せる。
酒少しと、水、そして先ほどのコチュジャン、豆板醤、中華出汁を少しずつ入れて煮る。
するとできるのがこれ。
うまいぞぉ~。
カシラは食感が最高にいい。柔らかいが、弾力もあってね。
このスープなんて、そのまま雑炊つくれそうだ。
********** 昼めし終了 **********
さて、ここから鹿の首肉のシチューの本格的作業。
ダリナ先生、宜しくお願いします。
まずは脂の多いベーコンを持ってくる。
それをダイス状に切る。
こうなる。
タマネギも同様だ。
ニンジンはちょっと大きく切ろう。
ニンニクは適量をみじん切り。
切る作業はここまで。
そこへ48時間前に漬けた鹿の首の肉を出して来る。
赤ワインやオリーブオイルや塩や胡椒やタマネギ、ブーケガルニなどと一緒に漬かった鹿の首。
それをひっぱりだす。
トングが便利だよ。
マリネした液はあとで使いましょう。
だからそのまま残しておいてね。
「うぉ~すごいにおいや、おとーさん」と再び出てきたドガティ君。
これがマリネ状態から出したばかりの鹿の首の肉。
フライパンで先ほど切ったベーコンを炒める。
「おとーさん、どないなってますのん? 本日は肉フェスティバル?」とドガティ君の関心はますます強い。
ベーコンを炒めながら、ストウブの鍋を取り出す。
カリカリにしたベーコン。
鹿肉のこうした煮込み料理に、ベーコンを合わせて使うってのは、よくあることらしい。
海外のサイトを見ているとよく出て来る。
脂はフライパンに残し、ベーコンだけをストウブの鍋へ。
次はこれ・・・干し柿。
ウソ。
こちらがマリネした鹿の首の肉に小麦粉つけたところ。
ベーコンとニンニクをオリーブオイルで加熱し、そこにこの鹿肉を入れてよく焼いて、タマネギも加えて炒める。
そこで、「鹿のスープストックを」なんてレシピにはあるが、そんなものはないので、ブイヨンを水で溶かすことにする。
水、ブイヨン、マリネの液。
全部入れて煮ましょう。
そこで先日ある方からもらった、山梨県韮崎市のぶどうからなるマルスワイン三之蔵2013年を出してくる。
いいでしょう? もらっちゃったんだなー。
カベルネ・ソーヴィニヨンが50%。あとはいろんなのが入ったブレンド。シラーズも入っている。
開栓。
おぉ~、いい色。いい香り。
飲んでみる。
ありがとうございます。いいもの、いただいちゃったなあ。
こちらはブーケガルニ。煮る時も使えとレシピにはあるが、マリネした時に強烈に香るようになったので、似る段階では止めた。
ぐつぐつ煮ましょう。
弱火でストウブの蓋をしめて。
ニンジンは最後に入れましょう。
キノコ類とともにね。
三ノ蔵、うまい。
ドガティ君は肉をあきらめて寝てしまった。
ぬいぐるみみたい。
ついつい触りたくなる。
でも放置しましょう。
こちらはパシフィック・ベーカリーのパン。
これで晩御飯にしましょうねぇ~~・・・ってまだ真昼間。
*********** ワンコの散歩も終わり、夕方となる ************
そして調理の続きだ。
ニンジンを加えて煮る。
アイリッシュなレシピなんだが、ジャガイモが登場しないのはなぜか?
理由は知らない。
ダリナ先生に聞いてみないとわからない。
ダリナ先生のレシピでは「マッシュルーム、できれば地植えのを、24個、スライスしてバターでソテーする」なんて書いてある。
日本ではマッシュルームは高価だし、スライスしてバターでソテーしたら、小さくなっちまう。
なので、マッシュルームとエリンギを大振りに切って、そのまま煮込む。別途バターは鍋に直接入れる。
マリネする時に使用したTEACHER'Sを飲む。
先ほど書いた要領で、そのまま鍋へ。
バターも加える。
あとは軽く煮込んだら終了だ。
パシフィック・ベーカリーのパンを切る。
足りなければ塩と胡椒で調整するだけ。
完成ですよ。
皿によそってさあ食べよう。
いやぁ、長丁場。合計2時間半くらいは煮たかな。その前にマリネ状態にして48時間。
たいへんでしたよ。
VenisonのStew。アイルランドのレシピのマネ。ちょっと自分で勝手に変えちゃったが。
パンも齧る。
マルスワインの三之蔵も飲んじゃう。
鹿の首の肉も食らう。
旨いなぁ、狩猟肉。
マリネする時は別にして、あまりややこしいものは入れてないので、非常にシンプルなお味だ。
山肉を楽しみましょう。
お肉のことならなんでもスズキヤさんへ:
http://www.jingisu.com
こちらのURL(↑)をクリック。
いつものおちゃさんのお料理と比べると
調味料が少なくシンプルなんですね。
ベーコンがポイントでしょうか。
他では見られないレシピ本や材料の調達まで見ることが出来ました。
キッチンが、なんばグランド花月のようで
ドガティ君との毎回のお約束に笑ってます♪
普通のアイリッシュシチューのレシピは、おそ
ろしくカンタンなものでした。なにもしない
に等しいプロセス。あっさりした味付け。
https://blog.goo.ne.jp/kama_8/e/7490a41a02107504ce34783a003dd818
これ、1年前のものですけどね。
この鹿肉のシチューのレシピに見られるように
ベーコンを先に焼くことは、どうもよくある
話のようです。他のレシピ解説でも出てき
ました。
なんばグランド花月。
なんどもドガティ君は新しい音、匂いがする
たびにキッチンに走りこんで来て、
「それ何かな? なめたいなあ。。。」という
顔をしています。でもあきらめて、やがて
出て行くのでした。
大阪風に言うと、「水でものんで、屁こいで、寝ときやー」
です。
完成しました。食べました。
鹿の首、三歳の雄の肉であります。マリネして
2日。当日の料理は2時間半くらいです。
でも食べきるのは、おっしゃるとおり、すぐ。
ラーメンやそばなんて、もっと早いですね。
ひやしうどんだって、準備にはそれなりに
時間がかかるが、食べるのは本当にわずか。
最後には鍋・皿洗いという作業がある。
食べるという一瞬の行為のために、
事前の準備とあとかたづけにすごい時間を
費やしてますね。
鹿食免は諏訪大社さんから頂かないと
いけません。クルマなら中央道、鉄道なら
中央本線。交通費もかかる。
あ、そうだ。郵送サービスがあったように
思います。諏訪大社さんにお電話で問い
合わせるといいです。
日本では、鹿食免などに有るように、肉食や野生の命は頂くという感謝と贖罪の意識がありますね。 Gameと云う感覚にはどうもしっくりこない民族なんですね。 じゃあ、捕鯨はどうなんだと言われると返す言葉が無いのですが。 個人的には捕鯨はもうやめてもいいんじゃないかと思います。 話がそれてしまいました。
シンプルだけど美味しいですよね。あ、私はラム肉でやりました。
鹿肉は北海道では豊富に売られているようですが私の周りではあまり見かけません。普通のスーパーに置いているものじゃないのかな~土地柄かな~
積極的に買って料理するほど定着していないのかもしれません。学校給食にしか肉を使っている地域もあるんですけどね 笑
諏訪大社さんの力で守られていますから、鹿も
猪も食べちゃおう。原村滞在時にでも
匠亭に行かれては?
メニュー豊富! 実は、私行ったことないんですが。
http://www.takumitei.com/ryouri.html