「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

稲村ヶ崎駅近くのリチャードのくるみ&レーズンパン、チキンのソテー・バルサミコ酢のソース@鎌倉七里ガ浜

2024-08-05 00:00:11 | 食べ物・飲み物
Restaurant Music 10 Hours - Relax Instrumental Jazz for Dinner

暑い暑い8月だけれど、建長寺三門(山門とも)は巨大で、屋根が四方に広がりご覧のとおりその下は広大な日陰になっている。

ベンチがいくつも置かれているので、そこに座っていると、日陰だし、風が抜けて涼しいのですよ。


無限の清風。開山蘭渓道隆様の言葉を短縮したものだ。

建長寺に来て、自らに制限をなくし、清らかな風を感じれば、心が解放される。

門戸は誰にでも開かれているのだそうです。ホントか?

鐘楼(右)、奥が嵩山門。


嵩山門はハンサム。


一応嵩山門は物理的には開かれているけれど、関係者以外は立ち入り禁止(笑)。

まあ、嵩山門の先は修行の場でありお墓でもありますからね。

あまり無関係な人は立ち入らない方がいいでしょう。

方丈まで見渡せる。


帰りが大変だった。

江ノ電鎌倉駅。4両編成の電車が遅れていた。それは観光客が多いとよくあることだ。しかしドアを開けたまま、定刻を大きく過ぎているのに電車が動かない。ドアに故障があるらしく、後ろの2両はキャンセルされ、そこに乗っていた乗客は車両から下ろされて前へ移動し、ご覧のとおり前の2両に殺到、大騒ぎとなった。


ちなみに私は最初から乗るのを諦めていて、次の電車の待ち行列の先頭にいた。そして右往左往する人たちを眺めていた。

電車は満員状態となりドアもしまったが、いつまで経っても発車しない。そしてホームには次の乗客の列がこの時点で長々とできてしまっていて、次の電車が来るまでにはホームが乗客で溢れてしまうのでした。



江ノ電稲村ヶ崎駅前を出てすぐのところを左へ。


リチャード・ル・ブーランジェという変わった名前のお店がある。

パン屋さんだ。そこに寄り道する。


以前から何度も紹介している音無川。

このパン屋さんのあたりでは暗渠になっている。

そのすぐ先ではこうやって海に注いでいるのにね。



でもその暗渠を遡ると、また流れが外に出て来る(↓)。


さらに遡ると、また暗渠になるよ。

しかもここから上は2本に分かれている。


ここから暗渠だ。


左側(西側)を遡ると、こんなところに入り込む。


その先はこの道(↓)の両側の溝を流れる水となる。


右側(東側)はこの道(↓)の下を流れる暗渠になる。


そちらを遡ると、緑髪なんて美容室がある。


そこをどんどん遡ると、突き当りの階段があるが、右折できる。


右折させておいて、すぐに左折になる。


玉石を使った独特の擁壁ばかりの住宅地。

昔々、飯野不動産が開発した住宅地である。

階段を上って振り返ると谷戸だ。その向こうは海だ。


この谷戸を私はずっと歩いて来たわけ。

いい景色だねえ。

そこからさらに上ると、同じく飯野不動産の住宅地だが、どこか整然とした様子になって来る。


さらに上がると、循環バスが通る通りに出る。


左が西武の七里ガ浜住宅地で大谷石を積んで敷地が作られている。右が先ほどから見ている飯野不動産の住宅地で玉石のコンクリートづくりの擁壁が全体のイメージだ。

本日は労働日。移動するだけで、いっぱい汗をかいたな。

やっと自宅だ。ホッとする瞬間。疲れたわー。


リチャード・ル・ブーランジェで購入したクルミとレーズンのパン。


おいしそうだね。

翌日のランチにこのパンを食べよう。

その前にビール。


知日派英国人記者コリン・ジョイスが酷評していたのが、日本のこのあたりのビールのまずさ。

彼に言わせれば、日本のビールだけじゃなくって、例えば米国のバドワイザーなんてのも個性の無さと言えるらしい。

私もそのような気がする。

まあね。英国も大陸の欧州もビールには事欠かないからね。歴史が違う。


フルーツパプリカはサラダに入れましょう。

前日に買ったリチャードのパンを切る。


宮崎から来たらしい鶏もも肉。


スズキヤ西鎌倉店で購入したバルサミコ酢。イタリア製だ。


私が初めて明確に認識しながら食べたバルサミコ酢を使った料理は、30年近く前のものだ。

なぜかイタリアンでなく、フレンチだった。

今日はこのバルサミコ酢に加え、醤油、はちみつ、バター、塩、胡椒、赤ワインを使ってソースを作る。


ダーレンバーグのハイトレリス(カベルネ・ソーヴィニヨン)2020年。


もう28年ほど飲み続けているワインだ。


ハイトレリスとは、このワイナリーのファミリーの先祖が、19世紀に初めて膝より上の高さでぶどうを栽培したことに由来する名前らしい。


え、それじゃあ、その前は膝より下なんていう低い所でぶどうが栽培されていたの?

本当だろうか?

先ほどのソースの材料を全部混ぜておく。


鶏もも肉にフォークで裏表穴を開けて、塩と胡椒をかける。


オリーブオイルをちょっと入れたフライパンで皮目から焼く。


ドガティ君が飛んで来る。


無視してダーレンバーグのハイトレリスを飲む。


うはぁ~~、おいしいな。

酸味、渋み、コク、甘味、果実味。 

鶏もも肉が焼けて来たよ。


そうしたらひっくり返す。

ドガティ君が出て来た。


鶏もも肉は多量に脂が出る。


「おとーさん、何かくれよ」


君が食べられるものなんてないよ。

脂が多すぎるので、拭きとりましょう。


蓋したら弱火で行きましょう。

じっくりと火を通す。


そこに先ほどの調味料を全部入れよう。

復習ね。

醤油、はちみつ、バター、ブラックペパー、塩、カベルネ・ソーヴィニョン。



加えてバルサミコ酢だ。



それらを煮立てる。


ドロッとしたら出来上がりだ。

チキンに絡ませよう。

醤油、はちみつ、バルサミコ酢、バター、胡椒、塩。


盛り付けが完了した。

おいしいですよ、チキンのソテー・バルサミコ酢のソース。


おいしいカベルネ。


おほほほ、最後の一切れ。


ごちそうさまでした。
コメント (16)
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