お出かけしましょう。
住宅地を出て、鎌倉プリンスホテル前の坂を下りる。
江ノ電が通過。
愛車のナビはこの踏切の位置を、実際よりも少し北に寄っているものと誤って認識しているらしい。
「前に踏み切りがあります」なんて通り過ぎてから言ったりする。
馬鹿な機械だわぁ・・・。
坂ノ下の漁港の漁師小屋。
一の鳥居が見えて来たよ。
カマジョ💛
駐車場に停めた。
向こうに見えるのはスルガ銀行。本日はスルガ銀行を皮切りに銀行巡りのツアーだ。
インターネットバンキングを利用していると、店舗に行くことはいまやほとんどないのだが、いまだに通帳を使っていて、時々記帳を行う必要があるのだ。
だから銀行巡りと言っても何か面倒な手続きをするのではなく、ただ通帳を記帳するだけ。
本覚寺橋を渡る。
ここまでが本覚寺さんの敷地なんでしょうねえ。
この駐車場全部が。本堂はあちら。
儲かるだろうなあ。
ご存じあしなや。老舗だ。私はここのサンマーメンが好き。
ではまずはスルガ銀行へ。
カードロビー。
普通はATMコーナーだよね。カードロビーは言葉として変じゃないかい?
カードって様々なカードがあって、キャッシュカード、クレジットカード、ホテルのカードキー、オフィスビルの入館カード、紙製ビジネスカードである名刺・・・。
薄っぺらいものはなんでもカードだ。ロビーは入口近くの広間。
さて、キャッシュ・ディスペンサーがあるコーナーをカード・ロビーと呼んで通じるだろうか?
大きな驚きがあった。スルガ銀行の私の口座にある預金残高はほとんど動いていない。しかし半年ごとに支払われる利息が今回20倍以上になった。
日本銀行の金融政策は変わりつつあるのだ。
ウエたん(植田日銀総裁のことをSNSではよくそういう)は頑張って、クロちゃん(黒田前総裁)のゼロ金利あるいはマイナス金利政策を修正しようとしている。利息がある世界に日本の金融を戻そうとしているところだ。
ウエたん、がんばって。
次に行くぞ。
昨年移転した三井住友銀行だ。
鎌倉駅東口前の御代川ビルである。
このビルの1階正面は、御代川(鎌倉を代表する和食店)系列の鯉之助が占領している。
したがって三井住友銀行としては店舗の主要部分は1階にはない。
1階はATMだけ。
はい、二つ目が終わった。
ずっと前からこうなのが三菱UFJ銀行鎌倉支店。
下の画像の中央に、以前は縦書きで銀行名が書かれていた。
同行は、6年前にそれを順番に廃止して行くことを決めたのだ。
日本の景観のためには良いと思うね。
突き出し看板は、街の景観にとってマイナス材料だ。日本も含めアジアってそれが多過ぎる。しかも公道の上空に出ているものも多く、それって違法だ。最近の暴風で、巨大な突き出し看板が上空から落ちて来るリスクも増えている。
無くした方がいいよ。
ところで、この店舗って逗子支店を兼ねているの?
知らなかった。
三菱も東京も逗子支店は持っていなかった。UFJを結成した銀行のひとつの東海銀行が過去に東逗子支店を持っていたと思うが、UFJになる前に店舗は閉鎖されているしなぁ。
ここも記帳が終わった。
これは鎌倉駅発常楽寺経由大船駅行きバスの時刻表。
鎌倉から北鎌倉を抜けて大船へ向かう幹線ルートだが、この状態。平日昼間は40分の1本ということで、使い物にならない。ドライバー不足が深刻らしい。
次はコンコルディア。
横浜銀行、東日本銀行、神奈川銀行を合わせたグループ。
日本最大の地銀である横浜銀行の株式を買いたいと思って「横浜銀行」と検索しても出て来ないからね。コンコルディア・フィナンシャルグループと言うのだ。東証プライム上場7186番ね。
ここも記帳終わり。
次にみずほ。私のメインバンク。でも預金残高は一番少ない(笑)。
メガバンクの中ではシステム障害が最も多い。
今もこんなシールが貼ってある。
旧みずほコーポレート銀行って、IBJ(日本興業銀行)のなれの果てだね。
合併するならさっさと全部くっつけて、要らないところは切り捨てればいいのに、余計なことしたからあとで面倒が増える。
あ、紀ノ国屋の壁に鎌倉検定の垂れ幕が。
鎌倉検定を今年受験なさる方、がんばってください。
因みに私は受験したことがない。
妻は資格者。なんと一級! 鎌倉については、私ではなくて、なんでも妻に聞いてくださいね。
御成商店街を南下する。
早稲田(国会議員)・飯野(県会議員)ペアのポスター。
飯野さん、そろそろ一緒に写ってばかりなのを止めたらどうかしら。
母親が一緒の参観日の生徒さんみたい。
個人が使うFacebookまでこれ(↓)だもんなぁ。
太陽堂は大人気。インバウンドさんも行列する。
まだ朝の10時前なのに営業中だ。
すごいね。
最先端でデジタル的な会社であるカヤックが電柱の広告というミスマッチがいいね。
オフィスが近いので、アクセスの案内を兼ねているみたい。
「酒がない人生なんて人生じゃない」と訴える高崎屋(酒店(笑))さん。
江ノ電の線路を横切る。
すると下馬に到着する。
佐助(鎌倉市佐助)の谷から流れて来る川にかかる橋(現在は暗渠)がかつてはあって、それがこの下馬橋。
たしか諏訪大社下社にも大きな下馬橋ってのがあったね。
この下馬橋は大正15年のもの。みんな関東大震災で壊れたから、その頃に作り直したものが多い。
現代の下馬交差点。
かつては誰もが下馬して、八幡宮に敬意を表したので下馬。
でも江戸期に下馬しなかった英国人2人がいて、生麦事件同様の切り付け騒ぎである鎌倉下馬事件が起こったと、この説明書きにある。
当時の英国駐日公使オールコックは怒り狂ったらしい。この事件で死んだ2人の英国人は有名な横浜山手の外国人墓地に眠っている。
オールコックが書いた日本駐在記録である大君の都(岩波文庫全三巻)を読んだことがあるが、そのことが記されていた記憶が私にはない。彼の記録が終わった後、彼が再来日した時の出来事なのかもしれない。あとで、前後の時間的関係を調べておきましょう。
湘南信用金庫鎌倉営業部へ。
元は鎌倉信用金庫だったらしく、鎌倉営業部を名乗り、普通の支店よりは威張っていそう(笑)。
ここでも通帳記帳を終えた。
イソップという香水店がある。
ここは次々と店舗が入れ替わるところだ。
豊島屋本店前。なぜかここは、歩道の真ん中に植木がある。
右から松、奥が楠、左側はなんだろう?
こんな葉だ。
なぜここが残ったのか?
先にはまた別の松が残っている。
気持ちいい空だねぇ~。
思わず撮影しちゃった。
若宮大路を北上。
ここ(↓)は昨年途中まで三井住友銀行の支店だったところ。
先にご案内した駅前にすでに移転してしまっている。
いいビルなのに、そのあとがない。ここはどうなるんだろう?
朝の小町通り。
JAさがみはなぜか小町通りに支店を構えている。
ここには私は口座を持っていない。
ここの店(↓)、行ったことがないんだけど、おいしいらしいよ。
しゃもっておいしそうだわー。
小町通りって、もうなんだか新しい店だらけなんだけど、しかもそれがさらに変わるんだが、この古美術店は変わらない。
時々ここに「うぉ!」と叫びそうなものが置いてあるよ。
これはあまり私の好みじゃないけど。
では東急ストアでお買い物しましょう。
買い物が終わったら、パヴァロッティを聴きながら上機嫌で帰る。
海に向かうほど海抜が上がるというこのあたりでは珍しい場所を南下。
七里ヶ浜に差し掛かったよ。
はい、七里ガ浜住宅地に戻りました。
いい散歩になったよ。
近場でいつもの散歩でした。