暑い時期はKokomo ♪
豪華にロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラの伴奏つきだ。
鎌倉駅(地図では右の方から)から江ノ電で帰って来ると、順番に長谷駅、極楽寺駅、稲村ヶ崎駅、七里ヶ浜駅が並ぶ。
七里ガ浜住宅地へ帰るにはその具体的な場所にもよるが、極楽寺駅、稲村ヶ崎駅、七里ヶ浜駅のいずれから歩いても同じようなものとなる。
しかし鎌倉から江ノ電に乗って来た場合、極楽寺駅で下車すると時間的には一番早く歩き始めることが可能である。
そこからだと、上の地図の「抜け道」と書いてある山道を行くことで、一気に早く七里ガ浜住宅地に入れるよ。
そしてここを行く場合、稲村ヶ崎駅前のはぶか牛肉店に寄れないために、焼き豚が買えない。そこが今回の投稿の重要なポイントでもあって、私は翌日野菜たっぷりタンメンを作ることになるのであった。
極楽寺駅からの抜け道は山道である。
どんどん道が細くなる。
月影地蔵の横を通過する。
成就院の墓地の脇を登る。
住所で言うと、極楽寺から稲村ガ崎の間を抜ける山道へ入る。
そうして私は自宅に帰った。
はぶか牛肉店の焼き豚は買えなかったわけだから、翌日のランチは大衆中華チェーン日高屋の野菜たっぷりタンメン(↓)みたいなので行きましょう。
翌日の昼ご飯の話ね。
これは数カ月前だけど、自分でつくったやつ(↓)。
しかし今回は技を駆使して(笑)、もっとおいしそうなやつを作る。
「暑いわ」とドガティ君が寝ている。
タンメンであるからして鶏ガラだしに塩味でいいんだが、それだけだとなんかちょっと寂しいので、豆鼓醤を少し加えて、味に粘りを出す。醤油も少しね。さらにここが最大のポイントだが、昆布茶を加える。これがスープに旨味やコクを加える。
タンメンって鶏ガラだしに塩味だから単純になりがち。
ところが昆布茶って、味にうまみやまるみが加わる。味の素の初期の話と同じ。
好みで胡椒と豚肉片入り辣油を加えてね。
麺に豚バラ肉に野菜をブレンドした袋と、ニラ。
外は暑い。めちゃくちゃ暑いわ。
家の中に避難して涼んでいましょう。
殺人的な暑さ。
東南東を向いた窓からわずかに日差しが入る瞬間。
それがクッションに当たっている。
ドガティ君はだれている。
patagonia privisions。
さすがのパタゴニアだね。環境保護派メーカーの筆頭だ。
ペールエールだが、カーンザを加えている。
根がやたら長い植物。
それがどういう意味を地球環境に対して持つか?
ご関心ある方はこちらのリンク先をご覧くださいね(↓)
日本の税法上は、カーンザなんて材料が入るので、分類的には発泡酒になる。
長い根を持つゴボウみたいな(笑)植物のカーンザは、地球環境に良いらしい。
1.土壌の改善
2.二酸化炭素の抑制
そういう役目を果たすらしいよ。地球の土壌を修復し、温暖化も抑えてくれるらしい。
そんなことビールに関係ないと思わないでね。
本日のニュースをご覧ください。
「危険な暑さに危機感」7月の平均気温、過去最高を更新 2年連続更新は初 8月も厳しい暑さ続く見通し 熱中症に厳重な警戒を 気象庁|TBS NEWS DIG
このまま我々はボケボケと好きなように暮らしてたらあかんのだ。二酸化炭素排出の抑制は人類にとって喫緊の課題なのである。農業も、電力も、自動車も、住宅建築も、土地開発も全部それに関連する話なのだ。
カーンザって、役に立ちそう。
たまたま頂いたものなんだけど、飲んでみた。
味や香り的にも、めちゃくちゃおいしいペールエールだった。
ここにも創業者シュイナードさんの経営哲学が生きている。
「新品よりもずっといい」と言う言葉が描かれた修理部門が鎌倉にあるパタゴニア。
お高めなお値段の製品を売るメーカーだ。
しかしそれを修理して使ってくれということを主張している。そういうメーカーだ。
衣料もグッズもビールも、よく考えられたものを作る。
パタゴニア日本法人は、ビール製品の日本国内での生産も計画中らしい。
みなさん、パタゴニア・プロビジョンズのペールエールをどうぞ。
かなりおいしいから、ぜひ。
水みたいなビールが多い中、これはしっかりした味が楽しめる。
さて、タンメンだ。野菜のセットを使おう。カンタンにね。
でもそれじゃ足りないので、ニラや他の野菜を補って使いましょう。
なにせ野菜たっぷりタンメンだ。
豚バラ肉を炒める。しっかりとね。
そこに水を加え先ほどの調味料を加えて煮て、いよいよという時になったら野菜を加える。
これで調味料に肉や野菜のダシが出る。
昆布茶のうまみがちょっと加わった。
味見する。あぁ~~~、おいしい。
麺をほぐしておきましょう。
そしてゆでる。
一方、スープの中で肉や野菜が煮える。
もうちょっとだよ。
ほら、できた。
もうね、どれだけおいしいねん???ってくらいのものですよ。
自己流の野菜たっぷりタンメン。
暑い日のランチ。
ずずずずぅ~~~っとすすって。
おいしいわぁ~。
パタゴニアのペールエールもよろしくね。
いくらでも飲んじゃう(笑)。
お利巧で上品な会社のお利巧なビール。
おいしく頂きました。
パタゴニアの立派なところは、このビールをご覧になるとわかるように、口先だけでなく本気で環境保護を考えて、その目的に合ったことを実行するところである。
創業者シュイナード氏及びその家族はパタゴニアの成功により大富豪となれたはずだった。彼らが保有するパタゴニアの株式を証券取引所に上場するか、第三者にそれを譲渡すれば、巨額の金が転がり込むからね。でもそうはしなかった。環境保護を目的として設立された基金に、株式をすべて無償で渡してしまったのである。
パタゴニア創業者、保有全株を新設基金などに譲渡 「環境危機と闘う」
しかしこれにより、 パタゴニアは株主たちからの要求(「もっと儲けろ」とか、「もっと配当を寄越せ」といった要求)に応じて、これまでの経営哲学を変える必要がなくなった。今までどおり、環境保護を重要な経営指針のひとつにすることが可能になったのである。
シュイナード氏は立派な創業者だねぇ。世の中は、立派な経営理念や社是を口先だけで唱えている経営者だらけだが、シュイナード氏はそうではなく、本物だったのだ。会社の経営哲学、カルチャーはその会社の製品や経営者の振る舞いになって表れるね。製品の詳細を知ると、それを作る会社もわかる。