「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳西麓原村(4) インド料理店EMPOに無謀にも対抗して、贋作ポーク・ビンダルーを作る

2022-09-23 11:07:30 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
前回の投稿でご紹介した原村のインド料理店EMPOは、いいお店だったな。



カレーもお店もセンスが良かった。


皆さまも行ってみてね。

こんな素敵なところですよ(↓)。


で、私もEMPOに対抗して(←頭おかしいんじゃないの?)、ポーク・ビンダルー(もどき(笑))をつくる。

ワイン・ビネガーなんてもちろんのこと、ただの酢ですら標高1,600mの地にある山荘には存在しない。

しかしまあCHOYAの梅酒くらいならあるよ。


これに信州産ポークを漬けるのだ。


梅酒にポークを漬けて作ったカレーを「ポーク・ビンダルー」と呼んでいいのか?という深刻な問題というか、大きな勘違いはあるが、それは置いておこう。

とりあえずそのポーク・ビンダルーもどきを作る。大きすぎるところはちょっと切る。



ジップロックは便利。


ジップロックにポークと梅酒を入れる。


そして冷蔵庫へ。

「おとーさん、豚肉ちょうだい」とドガティ君が言う。


だめだねぇ。

あなたにはあなた専用のフードがあるでしょ。

肉を浸けるには、梅酒はちょっとあればいい。だから梅酒が余ってしまう。


余っちゃった。困るなあ。

・・・でも本当は困ってない。自分で飲めばいいのだ。

日本酒並みのアルコール度だから、効くねぇ。

これを撮影している時点で、まだ夜明け直後だ。

その日のランチに食べる豚肉を、早朝から梅酒に漬けておく必要があったのだ。

夜中に雨が降っていたみたいだね。


いつも静かな我が山荘の周り。


滞在中に三連休があったが、大型台風の日本への来襲が予想されたため、別荘地の滞在者は少な目。


なんか寂しい。

特に夜に鹿がよく通過するカラマツ林。我が山荘の東側にあたる。


カラマツ林ってつまらないねえ。。。

苔むした岩。


もともとはこの土地に埋もれていた岩で、山荘の基礎工事で掘り出された。

出てきた時はツルツルだったが、23年が経過し、このような状態になった。

山荘の玄関マットは、私の好きなもののひとつだ。


これはエジプト製で、28年前に以前の山荘(長野県東筑摩郡麻績村)用に買ったもの。

今買えば50万円はするだろう・・・ってのはウソ。

これはウールの手織物などではなく、ポリプロピレンの工業製品だ。


たしか当時5,000円もしなかったよ。更埴市(長野県、現千曲市の一部)のスーパーで買ったと記憶する。

赤い丸で囲ったところに「1994」、「Egypt」と書いてあるでしょう。


このマットの上でドガティ君が水を飲んでこぼし、ごはんを食べながらこぼす。

バスマティ・ライスはないし、タイ産のジャスミンライスすらないので、信州産コシヒカリを用意。


ターメリックと塩とオリーブオイルを入れて炊きましょう。


大きな釜にたった1合。

山にあるスパイスのパウダーはこれだけ。


しかしターメリック、コリアンダー、クミンがあれば、とりあえずカレーは出来る。

唐辛子的辛さがない。

カイエンヌペッパーなんてものは山荘には無いので、豆板醤を加える。

あとは御湖鶴、マギーブイヨン、Aコープのはちみつ、塩、くらいかな。


これで終わり。

それでEMPOみたいなポーク・ビンダルーができるのか?

正直申し上げて、できない(笑)。

あくまで「もどき」だ。いや、もどきですらないかも。

Aコープ原村店の入口近くにある、ご近所さんの農家のお名前付き野菜は安い。


こういう芸術的なトマトも混じる。アートだね。


タマネギを刻む。


ニンニクとショウガをする。


トマトも切る。


梅酒に漬けたポークを梅酒ごと炒める。


しっかり炒めて、表面が多少焦げるくらいにする。


中華鍋でタマネギを炒める。


トマトも炒める。

そしてニンニクとショウガを加える。


先ほどのスパイスと塩を入れる。


ササッと炒めましょう。軽く加熱しながら。


そして水。八ヶ岳山麓の水。



八ヶ岳中央高原三井の森のちょっと上の方の水源が、取水地である。

それを注ぐ。


先ほどお見せした豆板醤他の調味料を加える。


私はなんでも中華鍋。鎌倉でも原村でも。


信州産ポークがもらえないことを悟ったドガティ君は、妻に抱っこしてもらって寝ている。


ポークもじっくり煮込まれた。


できあがりだ!



前日のランチもカレー、この日のランチもカレー。

所詮「もどき」だけど、これもなかなかおいしいよ。

残り物のわずかなパクチーもここに置いちゃおう。


結構辛いな。

豆板醤がシッカリ入っているからねー(笑)。


【つづく】
コメント (16)
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