ドガティ君のためのお出かけ。
ドガティ君に走ってもらいましょう。
ここは原村の農場だ。
八ヶ岳中央農業実践大学校という。
「さあ、おとーさん、それを投げてください」
「どーです? おもちゃを咥えて走るボクが、かわいい?」
そりゃ、めちゃかわいいですよ ← 親バカ。
ボールを替えて、また走るドガティ君。
しばらくは運動するドガティ君の雄姿をご覧ください。
どうです?
かわいいでしょう?←アホな親。
いくらでも走るドガティ君。
ボール遊びが大好きなドガティ君に、我々は付き合う。
そろそろ終わりだ。
ではドガティ君にはお水でも飲んでもらって、人間用にはアイスクリーム(農場で生産される)やソーセージを買って、退却しよう。
しかしドガティ君専属インスタグラマーのスマホ撮影がまだ続いていた・・・。
ドガティ君は飽きて、そっぽを向いている。
トンビ(みたいな模型)が飛んでいる。
トンビもどきと除草剤散布に、どういう関係があるのかな?
小鳥が飛来することを止めさせるためかな?
除草剤の表示があったので、この日は一番大きなこの広場は止めて、他のもうちょっと小さな広場で遊んだのでした。
秋だねぇ。
カボチャのシーズン。
たくさんカボチャを売っているよ。
オレンジ色のカボチャだ。
インテリアにいかがでしょう?
300円くらいからあるよ。
かなり大きいのまで。
ドガティ君の遊びは終了だ。
クルマで移動して、フリルフスリフへ。
全粒粉のクルミパン。
おいしいよぉ~。
このパンは今は毎週、木・金・土のみ焼いているらしい。
すぐ近くのたてしな自由農園原村店へ移動。
ここは楽しいものがたくさんある。
金糸うりはいかが?
小さなリンゴ、シナノピッコロはどぉ?
こちらが私の好物で、ていざなすだ。
長野県の南の方、天龍村の特産品。
巨大だが、焼くととろけるナスだよ。
麗人も買った。諏訪の酒だ。
この日は夜遅くに、西友の変質について、NHKが良質な番組を放映していた。
大久保さんはイトーヨーカ堂出身で、経営コンサルタントとして独立、UNIQLOを変革させて柳井氏を唸らせ、その後成城石井も変革し、今は西友の社長だ。
この人のもとで西友は変革が進行中。楽天との提携も進んでいる。
番組はカンブリア宮殿だ。
大久保新社長はお惣菜に力を入れているらしい。
だし香るロースカツ重。これがバカ売れしているとのこと。
絶対、これおいしいよ。そして安い。
私も何度かこれを買っているし、このブログにもかつて掲載している。
安い、うまい。
そりゃあ価格なりにだ。税抜き398円ではもちろん限界はあるが、それでもすごいと思う。
新社長はまず総菜に力を入れるともに、地域性を大事にしたと言う。
こちらは西友長野北店。
ここでは長野県の県民食とも言えるビタちく(ビタミンちくわ)の天ぷらを販売している。
これはいいんだなあ。
西友でビタちくを揚げるシーン。
私も購入したよ。
これ、なんと石川県で生産されているのだ。
しかしその製品のほとんどが、長野県で消費される。
石川県の企業スギヨが、なぜか長野県でウケまくるビタちくを作ったのである。
それには長い歴史がある。
原村の山荘に滞在中、他にも優れた内容の番組があった。
よく出来た番組だったな。
バブル崩壊後、賃金を下げてでも正社員の雇用を守ろうとした日本企業。労使ともにその路線で一致した。その結果雇用慣行はほぼ維持され、業務の変質に合わせた従業員の入れ替えは進まず、企業が大きく変質することは無く、ただ値下げ競争を繰り返してしまった。
正社員の雇用は可能な限り守られたかもしれないが、同時に非正規雇用の増加と賃金の下げも見られ、会社員の賃金が過去30年もの間伸びないという、世界的に稀な国になってしまった。日本の被雇用者の賃金の中央値はむしろ下がった。何をすれば良いかは早くから分かっていたが、長年染み付いた雇用慣行や文化との決別は難しかったらしい。
日本は失業率こそ低いままだったが、30年間成長を続けた他国比でかなり貧しい国になった。リスクを取らなければ豊かにもなれないのだが、日本はそれを拒否したため、会社員ひとり当たりの賃金は、いまではシンガポールや韓国などより低い。
【つづく】