カープな毎日

カープファンのひとりごと。

適時打出ず 5位転落

2010年07月11日 23時04分53秒 | 試合結果
広島 100 010 000 2
ヤクルト 110 010 00X 3
勝:由規5勝5敗
敗:スタルツ3勝6敗
セ:林昌勇1敗17S
本:[広島]赤松3号
  [ヤクルト]相川8号

 初回に安打と犠打で1死2塁とすると、赤松の適時打で幸先良く先制しましたが、直後に先発スタルツが2連続内野安打で無死1,3塁とされて、併殺打の間に1点を失って同点に追いつかれてしまいました。更に2回には相川にソロ本塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。
 その後は走者を出しても後続を打ち取り無失点で抑えて、味方の反撃を待っていると、5回に赤松のソロ本塁打で同点に追いついて、試合を振り出しに戻したのですが、その裏に無死1塁からスタルツが悪送球で無死1,2塁とピンチを拡大させてしまい、その後の1死満塁から畠山に犠飛を打たれて勝ち越しを許してしまいました。 
 好調だった打線は、8回1死1,2塁、9回1死3塁の同点機を作ったものの、後続が倒れて得点を挙げられず、ヤクルトに連敗を喫して5位に転落してしまいました。

 打線が繋がりません。初回に1点を先制した後の1死1,2塁ではヒューバー、岩本が凡退。2回は3四球で2死満塁とするも、絶好調の赤松が三振に倒れて得点を挙げられなかったのが痛かったですね。
 昨日背中の違和感を訴えてスタメンを外れている廣瀬の離脱が響いていると思われます。廣瀬を欠いた2試合で拙攻の繰り返しになっており、廣瀬の離脱が得点力不足の原因であることは間違いありませんね。
 5番には廣瀬の代わりにヒューバーが入りましたが、廣瀬の代役としては安定感に欠けますね。今のクリーンアップは繋がりが最大のポイントですから、ヒューバーでは打率が悪すぎです。とは言っても、天谷が不調なので、他に適役がいないのも事実です。
 廣瀬の離脱が長期化しないことを祈るばかりですね。

 1軍登録されて即先発したスタルツですが、序盤は球が全体的に高く、甘く入ったところを痛打されたように思います。その後は本来の投球を取り戻していただけに、5回の失策はもったいなかったですね。確実に1アウトを取っておけば、防げた失点であり、これが決勝点になっていることを思えば、悔やまれるプレーでした。
 唯一の明るい材料は、6回以降の3回位を岸本、梅津、大島が2安打無失点に抑えたことですね。中継ぎに不安を抱えていたので、無失点リレーは良かったと思います。
 
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投打のミスで自滅

2010年07月10日 22時56分41秒 | 試合結果
広 島 000 100 100 2
ヤクルト 101 200 01X 5
勝:石川3勝8敗
セ:林昌勇1敗16S
敗:篠田3勝2敗
本:[ヤクルト]青木7号、畠山3号
 
 篠田は球のキレ、制球とも良かったと思いますが、肝心なところでミスをして余分な失点をしてしまいました。初回は2死無走者から飯原に与えた四球をきっかけにホワイトセル、畠山の連打を浴びて先制を許すと、3回も2死無走者から2安打、1四球で満塁とすると暴投え2点目を失ってしまいました。
 この悪い流れは好調だった攻撃にも伝染してしまいました。4回に梵と赤松の連打で無死1,3塁とすると重盗で1点を返し、更にヒューバーが四球で続いて1死1,3塁と一気に石川を攻略するするかと思われましたが、迎がまさかのスクイズ空振りで、三走赤松が狭殺となって同点機を潰してしまいました。
 このミスで試合の流れを失うと、4回裏には篠田が青木に2ランを打たれてしまいました。
 終盤以降も石川を攻めて走者は出すのですが、2併殺の拙攻で1点を返すのがやっとでした。8回は松岡、9回は林昌勇に抑えられてしまいました。

 篠田は序盤の2失点が痛かったですね。共に2死からの失点、しかも四球と暴投が絡んでいる点が悔やまれます。無駄な四球が高確率で失点に繋がることは分かっているので、絶対に避けなければいけませんね。特に相手の先発はいくら負けが込んでいるとはいえ、エースの石川ですから、失点は最小限に抑えないと苦しくなりますね。
 
 打線は石川に3回まで1安打に抑えられていましたが、4回に梵と赤松が石川を捉えて無死1,3塁とし、自慢の機動力を駆使し、重盗で1点を奪って石川を揺さぶり、一気に攻略できる流れになりかけたのですが、迎がスクイズを空振りするというミスをして、流れが変わってしまいました。
 空振りした球がスクイズを読まれて外した球なら仕方ないですが、変化球だったとはいえ真ん中への球ですから、せめてバットに当ててほしかったです。空振りで三走が狭殺されるのは、最悪の失敗ですから。
 結果的にこのミスが試合の流れを大きく変えてしまい、最後まで取り戻すことが出来なかったですね。石川を助けてしまい、立ち直らせてしまったので、攻略が難しくなるのは当然ですね。今日のような試合を繰り返さなようにしてほしいですね。
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休息の雨

2010年07月09日 22時31分54秒 | 日記
 神宮でのヤクルト戦は雨天中止となりました。
 今週は福島、茨城と地方試合だったため、移動時間が長く、移動による疲労があったと思いますので、今日の雨天中止は良い休息日になったことでしょう。明日はデーゲームで気温も上がりそうなので、今日の休息はありがたいです。

 この3連戦はジオ、篠田、スタルツの先発予想でしたが、2連戦となったため、スタルツは来週の横浜戦に回ることになりますね。先発の駒が不足しているので、日程的に余裕がでるのは良いことです。できれば来週末に控えている9連戦に余裕ができてほしいところですね。
 オールスターまで残り11試合となり、前半戦最後の山場に差し掛かりました。ここで少しでも勝ち越し数を増やして、借金を減らしておきたいところです。幸いにも打線が元気なので、十分可能だと思いますね。
 今日の休息で心身ともにリフレッシュして、残り11試合を頑張ってもらいたいですね。
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マエケン余裕の11勝目

2010年07月07日 23時55分22秒 | 試合結果
広島 105 101 000 8
巨人 000 010 100 2
勝:前田健11勝3敗
敗:内海7勝4敗
本:[広島]赤松2号
  [巨人]長野12号

 打線が初回に敵失などで2死3塁とすると捕逸により無安打で先制点を貰うと、3回には1死2塁から嶋の適時打で1点を追加し、更に敵失と内野安打で1死満塁とチャンスを拡大して、小窪、前田健、東出にも適時打が飛び出してこの回一挙5点を挙げました。
 4回には赤松のソロ本塁打、6回はヒューバーの適時内野安打でそれぞれ1点を挙げて、着実に得点を重ねて前田健を強力に援護しました。

 前田健は低めに球を集めて、今日も序盤から巨人打線に凡打の山を築かせ、序盤からの大量援護にも守られて、全く危なげない投球でした。5回に長野にソロ本塁打を浴びて1点を失いましたが、6回まで3安打1失点に抑えました。
 球数が100球を超えて疲れが見え始めた7回に、2死から3連打で1点を失うものの、最後は代打の谷を見逃し三振に仕留め、7回2失点で降板しました。
 巨人に打ち込まれている中継ぎ陣でしたが、8回を梅津と大島、9回をベイルが無失点に抑えて巨人に快勝しました。
 前田健はリーグトップに並ぶ11勝目を挙げて、再び投手三冠に返り咲きました。

 今日の打線は敵のミスにつけこみ、走者を確実に進める野球が実践できた試合ですね。特に初回の得点は、無安打で挙げているので、巨人にはかなり堪えるたと思います。
 先頭の東出が四球を選ぶと、梵がバントを決めて、赤松の右飛で三進しました。この後捕逸で東出が生還しているので、右飛で三進した走塁が効いていますね。
 3回も先頭の梵が安打で出塁して、赤松がバントを決めて2塁に進めたことが、嶋の適時打に繋がりました。更に打った嶋も送球の間に2塁に進みました。こうした隙のない走塁がその後の追加点の呼び水になっていると思います。
 長打力が無くても、相手のミスにつけこみ、バントやケース打撃、次の塁を狙う走塁がしっかりできれば、大量得点も可能だということが分かりましたね。これからも今日のような攻撃を続けていけば浮上できると思います。
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先週のリプレイ

2010年07月06日 23時28分18秒 | 試合結果
広島 020 032 000 7
巨人 020 020 40X 8
勝:福田1勝1敗
セ:クルーン1勝1敗15S
敗:広池1敗
本:[広島]嶋6号
  [巨人]エドガー5号、ラミレス28号

 打線は序盤で西村健を捉え、2回に敵失をきっかけに岩本、石井、倉の3連打で1点を先制すると、ソリアーノの併殺打の間に更に1点を追加しました。同点の5回には1死2塁から赤松の適時打と嶋の2ランで3点を奪って西村健をKOしました。
 1点差に追い上げられた6回には四球と敵失で得た1死2,3塁のチャンスで赤松が2点適時打を放って3点のリードをつけました。

 ソリアーノは2点を先制した直後に、長野へ四球を与えてエドガーに2ランを打たれて同点に追いつかれると、勝ち越した直後の5回に連続四球を与えて無死1,2塁のピンチを作ると坂本の適時打などで2点を返されてしまいました。
 3点差の6回からは継投に切り替え、2番手岸本をマウンドに送りましたが、7回に2死無走者から坂本に2塁打を打たれ、松本に四球を与えてしまい、3番手広池にスイッチしました。
 広池は小笠原に2点2塁打を浴びて、ラミレスに痛恨の逆転2ランを打たれてしまいました。
 まだ逆転への望みを持って終盤の攻撃を期待しましたが、久保、クルーンの継投の前に完璧に抑えられてしまい、連勝は3で止まってしまいました。
 
 先週も巨人戦では9回に逆転されて勝ちゲームを落としてしまっており、今日も先週の再現のようですね。今のリリーフ陣では巨人の重量打線を抑えるのは荷が重すぎるのかもしれませんね。
 明日の先発は前田健ですから、完投を期待するしかありませんね。

 最大の敗因は7回の継投ですが、序盤にも逆転負けへの伏線があったと思います。ソリアーノは味方が得点を挙げた直後に失点を重ねてしまいました。しかも、2回、5回とも四球がきっかけになっているところが悔やまれます。どちらも四球で走者を出して、その走者が生還していますので、四球を与えなければ防げた失点でした。せっかく味方が得点を挙げても、すぐに反撃されては相手の追撃意欲を削ぐことができません。これが終盤での反撃につながっていると思います。
 そして2回の攻撃では、1点を先制して尚も無死満塁とくれば、ビッグイニングの期待が膨らみましたが、ソリアーノのニゴロ併殺打により2点止まりでした。
 また、同点の4回1死1塁ではソリアーノがバント失敗で投ゴロ併殺打となってしまいました。
 下位打線で作ったチャンスを上位打線に回せば得点の可能性が高くなるので、2打席連続で併殺は攻撃の流れを悪くしてしまいましたね。野村監督が言っているように、投手も9番目の打者という意識を持ってほしいですね。
 ソリアーノは力強く良い球を持っているので、制球さえもう少し良くなれば面白い存在になると思います。またバントなど繋ぐ打撃をもっと練習しないといけませんね。初勝利へはこの課題の改善が必要ですね。
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岩本3安打2打点の活躍で3連勝

2010年07月04日 20時16分49秒 | 試合結果
横浜 000 020 000 2
広島 010 102 00X 4
勝:篠田3勝1敗
セ:上野2S
敗:清水7勝7敗
本:[横浜]吉村2号
  [広島]岩本1号

 最近、右投手が先発する時には岩本が6番1塁で先発出場していましたが、今日はこの起用が大当たりしました。2回1死無走者で打席に立つと、清水の外角へのシュートを捉えると、打球は左翼席に飛び込む先制本塁打となりました。
 4回の第2打席では、1死3塁から右前に適時打を放って2点目を叩き出すと、同点で迎えた6回は、廣瀬の適時打で勝ち越した直後の第3打席では、中前に安打を放って1,2塁とチャンスを拡大させて、石井の適時打を呼び込みました。

 先発の篠田は序盤から緩急を付けた投球が冴えて、横浜打線を4回まで1安打に抑えていましたが、5回に無死1塁から吉村に2ランを浴びて、同点に追いつかれてしまいました。
 6回にも下園に2塁打を打たれて無死2塁のピンチを迎えましたが、下園の盗塁死で助けられて、この回を無失点に抑えました。結局7回を投げて4安打2失点の好投でした。
 8回は岸本、大島が3者凡退に抑えて、9回は上野に託しました。上野は石川に安打を打たれるなど、2死1,2塁のピンチを作りましたが、最後は吉村を三振に抑えて逃げ切りに成功して、2セーブ目を挙げました。
 篠田が先発転向後2連勝、チームは3連勝となりました。

 岩本が1軍に再昇格後3試合目のスタメンで、ついに実力の片りんを発揮しました。前2試合でも1安打ずつ放っており、打撃フォームの改造が良い結果に繋がっているように感じていましたが、いきなりここまでの活躍をするとは思っていませんでした。
 今日は岩本の一打が白星に大きく貢献していると思います。2回の本塁打はかなり効果的でした。初回に2安打などで1死1,3塁の先制機をつくりましたが、嶋が最悪の併殺打に倒れてしまいました。清水の立ち上がりを攻めきれず、2回もあっさりと攻撃が終わってしまうと、清水を乗せてしまう可能性が高かったのですが、岩本の一発が出たことにより、清水を調子に乗せませんでした。
 そして、同点の6回は大きな意味を持つ一打でした。赤松が盗塁と悪送球で3塁に進み、廣瀬の適時打で勝ち越しましたが、いつもの攻撃ならこの1点で終わっていたと思います。しかし、岩本が安打で続いて1,3塁とチャンスを拡大させたことで、石井の適時打を導いて2点目を挙げました。
 リリーフ陣が頼りないので、1点差で終盤を迎えるのと、2点差で迎えるのでは、投手への負担が大きく違うと思います。その意味でも岩本が繋いで挙げた2点目は大きな価値があったと思います。
 この活躍で自信も付いたことだと思います。次代の主軸としてこれから一気に才能が開花してほしいですね。
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複雑な雨天中止

2010年07月03日 22時58分42秒 | 日記
 昨日は1安打で横浜に勝って、チームの雰囲気も良くなり、反対に横浜にとってはショックな敗戦だったと思うので、今日はその流れで試合をしたかったのですが、残念ながら雨天中止となってしまいました。
 今日の先発は前回の登板で中日打線を抑えた篠田だったと思われます。本人も今日は真価の問われる登板になることは、十分承知していたでしょうから、気合も入っていたことでしょう。
 篠田は明日へスライドすると思いますが、今日は一旦気持ちリセットして、明日に向けて集中力を高めていってほしいですね。

 雨天中止は残念でしたが、スタルツが2軍降格となったことから、明日の先発投手がいませんでした。今日が中止となったことで、篠田が明日にスライドできたことはラッキーだったと思います。そう考えると、有難い雨天中止でしたね。でも本当は明日が中止になれば良かったのかもしれませんね。

 
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1安打勝利

2010年07月02日 23時50分31秒 | 試合結果
横浜 010 000 000 1
広島 001 000 10X 2
勝:ジオ2勝4敗
セ:上野1S
敗:ランドルフ1勝7敗

 安定感の増してきたジオが先発し、2回に四球と安打で1死1、3塁のピンチを迎えると、スクイズを決められて1点を先制されてしまいました。5回までは毎回のように走者を背負いながらも、要所を締めて追加点を与えませんでした。
 打線は3回に四球で出塁した梵が、盗塁と暴投で3塁に進むと、赤松がスクイズを成功させて無安打で同点に追い付きました。しかし、ランドルフに全く手が出ず6回まで無安打に抑えられてしまいました。
 しかし、7回に小窪が四球で出塁すると、石原がこの試合の初安打となる右線適時2塁打を放って、代走木村が一気に生還して勝ち越しに成功しました。
 ジオは7回を4安打1失点に抑えると、8回は大島が三者凡退に抑え、9回は上野がマウンドに上がりました。上野は先頭の内川に2塁打を浴びると、1死後にスレッジに四球を与えるなど1死2,3塁のピンチを招いてしまい、一昨日の悪夢が蘇ってきましたが、後続を何とか抑えました。
 たったの1安打での勝利という珍しい勝ち方でしたね。最近好投が続いていたジオがようやく2勝目を、上野がプロ初セーブを挙げました。チームは試合のなかったヤクルトを追い抜いて単独4位に浮上しました。

 こんな勝ち方のできるのですね。カープの目指す野球の究極形のような試合でした。相手の隙に乗じて、足を絡めて進塁させて、無安打若しくは1安打で得点を挙げられたということは、カープの攻撃スタイルが変わったからできたことだと思います。チームの成長を感じられた試合でしたね。ただ、いくらランドルフが良かったとはいえ好調だった打線が1安打に抑えられたということは、多少の不安を残しましたね。明日はもっと打って気持ち良く勝ちたいですね。

 ジオの安定感は本物ですね。6月13日の西武戦で6回1失点で初白星をあげると、その後は今日の試合まで4試合連続で、7回又は8回を投げて1失点以内に抑えています。
 日本の野球に慣れてきたこともあると思いますが、制球力の向上が最大の要因だと思います。四死球も常に1個と抜群の安定感です。無駄な四死球が減ったことも失点が減った要因でしょうね。
 無駄な四死球をきっかけに失点するのはもったいないですからね。他の投手にも見習ってほしいですね。 
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マエケン快投!巨人戦初勝利

2010年07月01日 22時53分25秒 | 試合結果
巨人 000 001 000 1
広島 200 210 00X 5
勝:前田健10勝3敗
敗:内海7勝3敗

 昨日はショックな逆転負けを喫してしまい、今日にでも自力優勝の可能性が消滅するという状況で、マウンドに上がったのはエース前田健でした。
 前田健は立ち上がりからストレートのキレが良く、制球も抜群で巨人打線凡打の山を築かせ、5回まで内野安打1本に抑えて全く付け入る隙を与えませんでした。
 この投球に刺激された打線は、初回に梵の2塁打をきっかけに赤松と嶋の連続長短打で2点を先制すると、4回にはヒューバーの適時2塁打と東出の適時打で2点を追加し、5回にも廣瀬の適時打で1点を加えました。
 快投を続けていたマエケンでしたが、6回にエドガーと工藤の連打で無死1,3塁のピンチを迎えましたが、ここを坂本の犠飛による1失点に抑えて大量失点を防ぎました。
 最後まで球威が衰えず、巨人打線を4安打1失点に抑えて、自身初となる2ケタ10勝目を完投で飾り、チームに今季巨人戦初白星をもたらしました。
 4位ヤクルトは試合が無かったため、ヤクルトと並んで4位タイに浮上しました。

 巨人に勝つにはやはり前田健が完投するしかないのですね。今日は球のキレ、制球とも申し分ないくらい素晴らしい投球で、巨人を4安打1死球1失点に抑えて117球での完投勝利でした。
 3回にエドガーの投前安打を1塁に悪送球して2塁まで進めてしまい、その後1死3塁のピンチを迎え、スクイズを仕掛けられましたが、内海を空振りさせて3塁走者を狭殺して失点を許しませんでした。
 打者が投手の内海だったとはいえ、2点を追う巨人が序盤の3回にスクイズを仕掛けてくるということは、それだけマエケンの出来が良く得点機が少ないと思ったのでしょね。
 実際に3回と1点を失った6回以外は2塁すら踏むことができず、ほぼ完ぺきに抑えていますから、巨人ベンチの読みは正解だったということですね。
 前田健がここまで巨人打線を抑えられたのは、絶対に今日は勝つんだという強い思いがあったからだと思います。他の投手にも見習ってほしいですね。

 今日は3番赤松、6番ヒューバーという新打順でしたが、繋がりが良い打順だったと思います。赤松、嶋、廣瀬のクリーンアップは好調を維持しており、長打力には欠けるものの上位のチャンスを確実に返せる安定感がありますね。そして6番に一発のあるヒューバーがいるのは打順としては理想的だと思います。
 打順を入れ替えることで、調子を崩すことが心配されましたが、4番に入っても嶋の打撃は変わらず、3試合連続で打点を挙げるなど勝負強さも発揮しており、問題はないと思いますね。
 そして2試合ぶりに先発出場したヒューバーも適時打を放つなど、調子が上向いてきた気配を感じますので、しばらく6番で起用してほしいですね。
 
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