カープな毎日

カープファンのひとりごと。

速攻で連敗止まる

2010年07月21日 21時21分16秒 | 試合結果
広島 312 000 010 7
阪神 002 000 101 4
勝:篠田4勝3敗
敗:上園3勝4敗
本:[広島]岩本 5号

 ようやく繋がるようになった打線が序盤から繋がりました。初回に東出の安打などで1死3塁とすると赤松の適時打で先制すると、廣瀬と石井の適時打も出て3点を挙げました。
 2回にはヒューバーの適時2塁打で1点を追加すると、3回は岩本が2ランを放って序盤で6点を挙げてリードを奪いました。

 先発の篠田は3回に2安打1四球で満塁のピンチを招いて、平野の適時内野安打などで2点を失いましたが、新井を三ゴロに打ち取り大量失点は防ぎました。その後も毎回走者を背負いましたが、後続を打ち取り無失点に抑えました。
 7回に先頭の浅井に2塁打を打たれたところで降板したものの、6回0/3を投げて3失点と先発の役割を果たしました。
 8回からは岸本を投入して、9回に1点を返されましたが、そのまま逃げ切りに成功して、ようやく連敗を5で止めました。

 昨日の終盤から打線につながりが出てきましたが、今日はその流れのまま、速攻で阪神上園を攻略しました。初回に5安打を集めて打者一巡の攻撃で3点を奪ったのは素晴らしかったですね。赤松が先制打を放った後に、ヒューバーが続いたことがこの攻撃をを呼び込んだのでしょう。繋がらない時は得点を挙げて、その後のチャンスで追加点を奪えないことが多いのですが、ヒューバーの安打で1,3塁としたことが、廣瀬と石井の適時打に繋がったと思います。
 初回に3点を奪って試合の主導権を握ったことで、打者が打席で力むことがなくなり、15安打7得点の攻撃になりましたね。これで完全に無得点記録の呪縛から完全に解き放たれたことでしょう。

 また、序盤で6点のリードを奪ったことは、篠田にも気持ちの余裕を生み、攻めの投球ができたのだと思います。それは3回の投球に表れており、1死満塁から1点を失い、尚も1死満塁でマートンを迎えたですが、気合の投球で投ゴロに打ち取り、大量失点を防ぎました。
 マートンへ投じた球はコースが甘かったにも関わらず打ち取れたのは、腕を振って球威のある力強い球を投げられたからでしょう。気持ちの持ち方が、投球に大きな影響を与えるのですね。篠田には今日の投球をこれからも続けてほしいですね。
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延長10回逆転サヨナラ負けで5連敗

2010年07月20日 23時20分08秒 | 試合結果
広島 000 010 100 2 4
阪神 000 200 000 3 5
勝:藤原1勝
敗:上野1敗2S
本:[広島]岩本4号
  [阪神]林1号、鳥谷11号

 4試合連続無得点中の打線は、無得点の呪縛から抜け出せずに今日も序盤から元気が無く、走者を出しても1塁から先に進めず、得点を挙げる雰囲気すら感じませんでした。
 しかし、5回に倉の中前安打を浅井が後逸して3塁まで進むと、鶴の暴投で1点を貰い、連続無失点を40イニングでストップしました。これで呪縛から解放された打線は、7回に岩本のソロ本塁打で同点に追いつきました。
 
 先発の齊藤は3回まで無得点に抑えていましたが、4回にブラゼルと金本に連続適時打を打たれて2点を失い、5回に代打を送られたため、この回限りで降板となってしまいました。
 2番手林が3イニングを1安打無失点に、3番手大島も2イニングを1安打無失点に抑えて阪神に勝ち越し点を与えず、試合は延長戦に突入しました。
 
 10回に代打ヒューバーの安打を足がかりに1死1,3塁とすると赤松が勝ち越しの2点適時2塁打を放って、ようやく連敗ストップかと思われたのですが、その裏に登板した上野が大乱調で、先頭の林にソロ本塁打を浴びると、関本に安打を打たれ、鳥谷に逆転サヨナラ2ランを打たれてしまい、白星が逃げて行ってしまいました。

 打線が打てないと言うより、無得点のプレッシャーが選手から平常心を奪っていましたね。今日の4回までは得点を挙げる気配を全く感じず、このまま今日も完封されるのでは思ってしまいました。しかし、5回に阪神がミスで自滅する形で1点を貰ったことで、精神的に楽になったのでしょう。後半は徐々に本来の攻撃が戻ってきました。8回は安打と犠打で1死2塁、9回は岩本の2塁打で1死2塁のチャンスを作りました。ただ残念なのは、ここであと1本が出ずに勝ち越せなかったことでしょう。
 10回も赤松の2塁打で勝ち越した後、尚も1死2塁でしたが、嶋の代打山本芳、廣瀬が凡退して3点目を挙げられませんでした。ここでも、もうひと押しが出来ていればと思いますが、それができないのが今のカープ打線ですね。それでも呪縛から解放されて、昨日までの状態よりは良くなっていることに光を見つけるしかありませんね。

 林と大島は良く抑えてくれました。打線が援護できない状態ですから、1点も失うことが許されない状況で、阪神打線を5イニング無失点に抑えました。この流れを上野も引き継いでいけると思ったのですが、まさか1死も取れず、あっという間に2本塁打で3点を失ってしまいました。
 決して失投だとは思わないのですが、簡単に本塁打を打たれてしまうということは、球威が無かったということでしょう。これはようやく打線が無得点の呪縛を打ち破って白星が目前まで迫ったことで、安全にいこうとしたのでしょう。無得点の呪縛は破ってもまだ後遺症が残っていたということですね。

 昨日途中降板したジオは軽症のようで、長期離脱は避けられそうです。これが今日一番嬉しいニュースなのは少し寂しいですね。
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ついに4連続完封負け

2010年07月19日 21時52分38秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
阪神 000 020 00X 2
勝:スタンリッジ6勝1敗
敗:ジオ3勝5敗
本:[阪神]金本9号

 エースの前田健が疲労のため登板を回避したため、ジオが中4日で登板しました。ジオは今日も球のキレ、制球とも素晴らしく阪神打線に凡打の山を築かせて、4回までパーフェクトの投球でした。
 しかし、5回に先頭の新井に四球を与えたところで、突如肩の違和感でマウンドを降りてしまいました。急遽2番手として岸本が登板しましたが、1死後金本を迎えると、この試合阪神の初安打となった当たりは、右翼席まで運ばれて2点を先制されてしまいました。
 6回からは大島と林が1安打ずつを打たれるも、阪神に追加点を与えない好リリーフを見せましたが、肝心の打線がさっぱり打てません。
 不振の嶋をスタメンから外して、4番に廣瀬、5番岩本、6番天谷の新オーダーを組みましたが、スタンリッジに対して全く手が出ませんでした。
 唯一のチャンスは4回に東出が安打で出塁して、犠打などで2死3塁とした場面ですが、ここで一番頼りになるはずの廣瀬が一ゴロに倒れて得点を挙げられませんでした。
 5回以降はスタンリッジにパーフェクトに抑えられて、走者を出すことすらできない惨状でした。
 結局金本に浴びた2ランが決勝点となり4連敗。しかも、4連続で先発投手による完封負けと屈辱的な結果となってしまいました。

 ジオの状態が心配ですね。今日は最高のピッチングで完封するのではないかと思いましたが、5回に落とし穴が待っていました。肩に違和感を感じて、マウンドを降りるとそのまま降板となりました。
 中4日での登板がいけなかったのか、前2試合で100球以上を投げていたので、疲労が蓄積したのか理由はわかりませんが、軽症であってほしいですね。
 これ以上長期離脱者が出ては、さすがに戦えなくなってしまいます。オールスターの休みがあるので、ここで休養をとって後半戦も快投をみせてほしいです。

 打線の組み替えは効果がありませんでした。好調な廣瀬をついに4番に据えて上位が繋がるようにしましたが、3番赤松、4番廣瀬が揃って無安打に終わってしまいました。
 今日の打線は1番~4番でしか得点を挙げられないように感じてしまいました。5番以下に迫力が無く、スタンリッジに精神的な余裕を与えてしまったように感じました。売り出し中の岩本も6番くらいにいると怖いのですが、5番としてはまだ実力不足だと思います。これが完封を許した一因のように思いましたね。でも、不調の嶋やヒューバーを使うのも…。苦しい打線です。
 
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まさかの3試合連続完封負け

2010年07月18日 22時58分24秒 | 試合結果
中日 100 220 100 6
広島 000 000 000 0
勝:チェン8勝7敗
敗:ソリアーノ2敗
本:[中日]和田25号、谷繁7号、ブランコ21号

 2試合連続無得点の打線は、今日も中日先発のチェンの前に、6回までたった1安打に抑えられてしまい、全く手も足も出ませんでした。
 それでも7回に1死から嶋が四球で出塁すると、廣瀬とヒューバーの連打で1死満塁のチャンスを作り、今日こそは完封を免れるかと思いましたが小窪が三飛に、倉が三振に倒れて得点を挙げられませんでした。
 その後は完全に沈黙していまい、今日もスコアボードには0が9個並んでしまいました。

 先発は初勝利を目指すソリアーノでしたが、1死3塁から森野に適時打を打たれて早々に先制点を与えると、4回には和田と谷繁にソロ本塁打を浴びて2点を追加され、5回には四球で走者を出してブランコに致命的な2ランを打たれてしまい、5回を5失点で降板となりました。
 7回には3番手ベイルが荒木への死球をきっかけに、1死1,3塁とされてブランコに犠飛を打たれて、ダメ押しとなる6点目を献上してしまいました。

 本拠地でまさかの3連敗、しかも3連続完封負けという屈辱的な敗戦となってしまいました。今日はこの3連戦中で最も打てる気がしませんでした。好調だった梵、赤松が無安打でチャンスを作ることができなかったことが痛いですね。
 唯一のチャンスだった7回は、この試合初めて連打が出て、ようやくムードが良くなりかけたのですが後続が続きません。ここでひとつ疑問が残るのですが、小窪をそのまま打席に送ったのは理解できるとしても、なぜ倉に代打を使わなかったということです。この場面は前田を起用するべきだったと思います。
 ベンチは左腕のチェンということで、前田の代打を見送ったのでしょうが、前田であれば投手の左右はそれほど気を使う必要がないと思います。左対右の倉と左対左の前田であれば、前田の方が安打が出る確率が高いと思います。
 
 今季の采配を見ていると、投手の交代も代打の起用も左対左を意識し過ぎているように思えます。過去のデータに裏付けされているなら、この采配は理解できますが、単純に左対左だからという理由で交代しているように思えてなりません。
 今の時代はそこまで有利・不利であるとは思えないので、あまり意識しすぎないようにしてほしいですね。
 と言うより、左対左を意識する割に、控え野手に石原と山本芳しか右打者がいないことが問題ですね。もう少しバランスを考えてベンチ入り選手を決めてほしいです。
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2試合連続完封負け

2010年07月17日 23時31分19秒 | 試合結果
中日 010 030 000 4
広島 000 000 000 0
勝:中田賢3勝2敗
敗:スタルツ3勝7敗
本:[中日]谷繁6号、森野11号

 昨日は山井に5安打完封負けを喫した打線は、序盤から毎回走者を出しながら、繋がりに欠けて拙攻の繰り返しで得点を挙げられませんでした。
 初回は梵、赤松の連打で1死1,2塁としながら、嶋と廣瀬が凡退。4回は安打と牽制悪送球で1死2塁とするも小窪、スタルツが凡退してしまいました。

 先発スタルツは2回に2死から谷繁にソロ本塁打を浴びて先制を許すと、5回には2死無走者から2連打の後、森野に3ランを打たれて痛い追加点を献上してしまいました。

 4点を追いかける終盤には、7回、8回、9回と3イニング連続で先頭打者を出塁させながら、2併殺などで中田賢を助けてしまい、最後まで本塁を踏むことができず、2試合連続の完封負けとなってしまいました。

 序盤で中田賢と捕えられなかったことが痛かったですね。特に初回の1死1,2塁の先制機に主軸が倒れて先制できなかったことで、中田賢を調子に乗らせてしまいました。
 一方のスタルツは、その直後に2死から谷繁に一発を浴びて先制を許してしまい、試合の流れを中日に渡してしまいました。
 終盤に疲れの見え始めた中田賢をようやく捕え始めたと思ったのですが、拙攻の繰り返しで8安打を放ちながらも、最後まで得点を挙げられませんでした。
 
 疑問が残るのは7回の攻撃ですね。先頭の石原が安打で出塁したところで、スタルツに代えて前田を代打に送りました。前田で一気にチャンスを拡大させて上位に回すという作戦だったと思いますが、結局、前田は2ゴロに倒れて、無死1塁を活かせませんでした。
 7回で4点差とはいえ、先ずは1点を返すことができれば、試合の流れを変えることもできると思うので、ここは確実に走者を進めるか、もしくはエンドランを仕掛けられる石井や天谷を代打に送るべきだったと思います。
 前田は切り札ですから、あの場面は使うところではなかったと思います。もう少し前田の起用を考えてほしいですね。

 スタルツは2本塁打を浴びての4失点でしたが、どちらももったいない失点だったと思います。特に5回は、無死2塁のピンチを中日のミスにより2死無走者にした後だっただけに悔やまれる失点でした。
 スタルツは大事なところで球が甘くなってしまうところが、勝利に結びつかない要因かもしれませんね。
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5安打完封負け

2010年07月16日 23時49分04秒 | 試合結果
中日 020 000 200 4
広島 000 000 000 0
勝:山井4勝2敗
敗:篠田3勝3敗
本:[中日]和田24号

 先発の篠田は2回に先頭のブランコに四球を与えると、和田とセサルの連打で先制点を失い、更に併殺の間に2点目を失ってしまいました。その後も立ち直る気配を感じず、毎回のように得点圏に走者を背負いながらも、中日のミスなどに助けられて得点は与えませんでした。
 一方、昨日は5本塁打を放って爆発した打線でしたが、今日は山井の前に沈黙してしまいました。唯一のチャンスは3回に石原と東出の安打で作った2死1,3塁でしたが、梵が三振に倒れていまいました。その後は得点圏に走者すら進められませんでした。

 ベンチは7回からベイルを投入して打線の奮起を促しましたが、2死1塁で天敵和田を迎えた場面で登板した梅津が痛恨の2ランを浴びてしまい、決定的な2点を失ってしまい、打線は山井の前に散発5安打に抑えられての、完封負けとなってしまいました。

 篠田は初回こそ三者凡退に抑える上々の立ち上がりでしたが、2回に四球をきっかけに失点をしてしまう悪いパターンで先制を許すと、その後も安打に四球でピンチの連続でした。
 ブランコに対して慎重になるのは分かりますが、3打席連続四球を与えてはいけませんね。これではリズムが悪くなってしまい、更に自分を苦しめてしまうと思います。またこのリズムの悪さが攻撃にも少なからず影響を与えたと思います。
 篠田には多少荒れ気味でも良いので思い切って投げ込んだ方が良いと思います。次回登板では本来の投球を取り戻してほしいですね。

 相澤と入れ替わりで2年目の中田が初の1軍昇格を果たしました。中田は8回からマウンドに上がり、いきなり先頭の堂上直に2塁打を打たれてピンチを迎えましたが、後続を打ち取り1回を無失点に抑えました。
 プロ初マウンドでいきなり2塁打を打たれたら、自分を見失ってしまいそうですが、中田は落ち着いたマウンドさばきで、今後に期待を持たせてくれました。堂上直に打たれた2塁打はフォークが甘めに入ってしまいましたが、それ以外はコースに決まり、球に力もあったと思いますので、潜在能力の高さを感じました。中田には前田健のように大きく成長してほしいですね。

 オールスターにファン投票で選出された栗原が出場を辞退しました。代わりに廣瀬が初選出されました。オールスターを辞退したことで、栗原は後半戦10試合に出場できません。
 順調に回復していると思いましたが、当初の予定より回復が遅れているのかもしれませんね。後半戦から1軍に復帰できると思っていたので残念です。少しでも早く戻ってきてほしいですね。

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一発攻勢で大勝

2010年07月15日 23時44分10秒 | 試合結果
広島 030 320 301 12
横浜 100 003 011 6
勝:齊藤2勝4敗
敗:三浦3勝7敗
本:[広島]倉2号、岩本3号、梵7号、廣瀬4号、迎1号
  [横浜]下園2号

 先発は5月4日以来となる齊藤は、初回に安打と犠打で1死2塁とされると内川に先制2塁打を打たれて、いきなり先制を許してしまいましたが、村田とスレッジを抑えて1失点で凌ぎました。
 すると、直後の2回に2死1,3塁から倉が3ランを放って逆転に成功しました。
 齊藤は2回以降も毎回安打を打たれ、得点圏に走者を背負う苦しい投球が続きましたが、粘り強く投げて得点を与えないと、打線が奮起して、4回に倉と東出の適時打で3点追加し、5回には岩本が2試合連続となる2ランを放って中押ししました。
 6回に下園の2ランなどで3点を返されると、7回に梵のソロと廣瀬の2ランで3点を追加し、9回にも迎が移籍後初本塁打を放ってダメを押しました。
 齊藤は6回を投げて4失点で降板すると、7回からは岸本、相澤、梅津と繋いで、9回は林を投入して横浜の反撃をかわしました。

 今日は効果的に本塁打が出て14安打で12得点を挙げました。特に2回の倉の3ランは大きかったですね。齊藤が初回に先制を許してしまい、相手は不調とはいえエースの三浦ですから、調子に乗せると攻略が難しくなるところだったので、逆転できたことが三浦攻略に繋がったと思います。しかも、嶋への四球がきっかけだったので、三浦にとってはかなりのダメージがあったはずです。
 その後も横浜に反撃された直後の7回は梵と廣瀬、9回は迎が本塁打を放って再び突き放したことで、試合の流れを最後まで横浜に渡しませんでした。追い上げてもすぐに突き放されると、追い上げムードも萎んでしまうので、横浜には痛かったでしょうね。
 これからも効率良く効果的な攻撃をしてほしいですね。

 先発の齊藤は最後まで不安定な投球となってしまいました。6回を投げて10安打4失点では先発として不安は残ります。全体的に制球が甘く、相手が横浜だったので4失点で済んでおり、これが上位チームだったら、炎上していた可能性が高いと思います。
 それでも久々の勝利を挙げて、気分的にも楽になったことでしょう。先発の頭数は不足しているので、齊藤には復活してもらわないといけません。次回登板ではしっかりと抑えてほしいですね。

 
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岩本価値ある一発

2010年07月14日 23時25分39秒 | 試合結果
広島 000 100 102 4
横浜 000 100 001 2
勝:ジオ3勝4敗
敗:ランドルフ2勝8敗
セ:大島1勝1S
本:[広島]岩本2号
  [横浜]ハーパー4号

 先発ジオは球のキレが良く、緩急が冴えた安定感抜群の投球でした。初回に2死から小窪の失策をきっかけに1,2塁とされるもスレッジを二ゴロに抑えてピンチを脱すると、2回は3連続三振を奪って横浜打線を翻弄しました。打線もジオの好投に応えて、4回2死2塁から廣瀬の適時打で先制したのですが、直後の4回裏に今日もハーパーに本塁打を打たれてしまい、同点に追いつかれました。
 しかし、ジオは崩れることなく5回から7回までを無安打に抑えて、試合の流れを横浜に渡しませんでした。この辛抱強い投球がカープに流れを呼び込み、7回に四球と犠打などで2死3塁とすると暴投で勝ち越しに成功しました。更に9回には2死3塁から代打岩本が2点本塁打を放って横浜を突き放しました。
 8回をベイル、上野の継投で凌ぐと、9回は大島がマウンドに上がり、2連続2塁打で1点を失い、更に四球で1,2塁のピンチを背負いましたが、最後は石川を三振に抑えてプロ初セーブを挙げました。

 ジオの安定感は素晴らしいですね。最近の登板では前田健を凌いでいると思います。今日も7回を投げて3安打1失点8奪三振でした。これで4試合連続で7回以上を1失点以内に抑えています。
 開幕当初は90球の壁があり、制球の悪さや投内連携でのミスなど、日本の野球に適応できないかと思いましたが、2軍で登板して経験を重ねたことで、日本野球に順応しましたね。
 ジオなら中4日又は5日登板も苦にしないと思いますので、前田健の負担を軽減させるために、ジオは100球程度で交代させて、フル回転させても良いと思いますね。
 このままの投球が続けられれば、ルイスと同等の成績を残すことができそうです。あとは大竹が復帰してくれれば、強力な先発3本柱になりますね。

 打線は昨日とは一転して、数少ないチャンスを確実に得点に結びつけました。この試合は4度得点圏に走者を進めて3度得点を挙げました。
 カープ打線は長打力が無い分、打線の繋がりが生命線となるので、繋がりが出てきて良かったと思います。
 9回の岩本の一発は効きましたね。リリーフ陣に不安を抱えているので、1点のリードでは不安でした。岩本の2ランで3点差となったことで、大島への重圧も軽減されたことでしょう。
 1軍に再昇格してからは、スタメン起用されるとコンスタントに安打を放っています。脱皮の時を迎えたように思います。このまま1軍で起用すると、来季は大きく飛躍すると思います。何とか最後まで1軍に帯同できるように頑張ってほしいですね。
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最下位争いらしい凡戦

2010年07月13日 22時34分30秒 | 試合結果
広島 000 000 300 3
横浜 111 010 00X 4
勝:加賀3勝6敗
セ:山口1勝6敗19S
敗:前田健11勝4敗
本:[横浜]ハーパー3号

 先発はエースの前田健でしたから、締った試合になると思われましたが、立ち上がりから球のキレが悪く、初回に1死3塁から内川に適時打を浴び、2回はハーバーにソロ本塁打、3回にもハーバーに適時打を打たれてしまいました。
 4回こそ三者凡退に抑えましたが、5回に村田に適時打を打たれて、5回4失点と早々に降板となってしまいました。

 一方の打線は今日も拙攻の繰り返し。毎回走者を出しながらも、今日も適時打が出ずに加賀を攻略できませんでした。初回は1死2,3塁としながら嶋と廣瀬が凡退すると、2回は2死2,3塁で東出が凡退するなど、尽く得点機であと1本が出ませんでした。
 
 首脳陣は勝負への執念を見せて、6回から2番手としてベイルを投入しました。その後も林、大島、岸本と小刻みな継投で横浜打線を2安打無失点に抑えて、試合の流れを引き戻すと、7回に敵失などにより2死1,3塁とすると、嶋、廣瀬、岩本の3連続適時打で3点を返して追い上げました。終盤は完全にカープペースの試合をなりましたが、8回1死3塁、9回1死2塁の好機を活かせず、横浜に逃げ切られてしまいました。

 何ともリズムの悪い試合です。横浜が12安打、カープが13安打を放ちながらスコアは3-4ということからも、両チームの拙攻ぶりが分かりますね。
 特にカープ打線の拙攻は重傷ですね。廣瀬がスタメン復帰して、クリーンアップで計7安打を放ちながら、上手く繋がったのは7回だけでした。
 今日は前田健のリズムが悪かったことも、打線に悪影響を与えたと思われますが、それだけではないと思います。
 先週末のヤクルト戦から攻撃のリズムが狂い始めているように思います。ここらで修正しないと、赤松や廣瀬らの好調な打者も打撃を崩してしまうのではないかと心配してしまいます。早くリズムを良くするきっかけを掴みたいですね。

 前田健が5回を投げて10安打4失点の乱調でした。いつもなら悪いなりに抑えて、試合中に修正して立て直すことができますが、今日はそれができず、ズルズルと失点を繰り返してしまいました。前田健はこれまで中5日登板が続いており、疲れが蓄積していることも影響しているのでしょうね。
 本来なら中6日で登板できるように、先発陣が揃ってくれれば良いのですが、今季はなかなか揃いません。前半戦の登板も残り1試合となりましたので、何とか頑張ってほしいですね。
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前半戦最後の9連戦

2010年07月12日 22時23分29秒 | 日記
 ヤクルトに連敗して5位に転落したのは、正直なところショックでしたね。今季得意としていた相手だったので、2連敗は予想外でした。
 終わったことをいつまでも悔やんでいても仕方ありません。明日からは前半戦を締めくくる9連戦が始まります。横浜、中日、阪神と続く試合は、横浜、マツダ、甲子園と移動の連続にもなりますので、大変だと思いますが、上位とこれ以上離されないためにも、最低でも勝ち越してほしいです。

 先発陣は安定感が出てきたので、序盤で試合を壊すことが少なくなってきたので、打線の援護があれば勝機は見えてくるはずです。ただ廣瀬の状態が依然としてはっきりしておらず、スタメン復帰できるのかが、得点力に大きな影響を与えますね。これ以上の離脱者が出るとさすがに戦うのが苦しくなってきます。廣瀬が重傷でないことを祈るだけです。
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