カープな毎日

カープファンのひとりごと。

拙攻で流れを失う

2010年04月07日 23時52分14秒 | 試合結果
広島 000 001 000 1
ヤクルト 100 014 01X 7
勝:館山2勝
敗:斎藤2敗
本:[ヤクルト]デントナ5号

 先発の斎藤は決して調子が良いとはいえませんでした。毎回安打を打たれながらも粘り強く投げて、4回まで1点失点で抑えました。
 早く打線の援護がほしいところでしたが、チャンスを作るも得点に繋がりませんでした。2回は1死1,2塁でダブルスチール失敗、4回は2死1,3塁で廣瀬が三振と館山を攻めきれず、流れを引き寄せることができませんでした。
 粘った斎藤でしたが、5回に先頭田中に四球を与えたことをきっかけに痛い1点を失ってしまい、流れを失ったかと思われたのですが、直後の6回に梵、天谷の連打で無死1,2塁として栗原に回す最高の状況を作り、一気に畳み掛けたいところだったのですが、栗原、末永が連続三振に倒れてしまいました。結局、暴投による1点を返しただけで、流れを掴み損ねると、その裏に斎藤が2死無走者から、またしても四球を与えると、安打と四球で満塁のピンチを残して降板となりました。後を継いだ梅津がデントナに満塁本塁打を浴びて試合が決してしまいました。

 今日のポイントは打線の拙攻ですね。2回の無死1,2塁でダブルスチールを仕掛けましたが、失敗して追いつくことができませんでした。初回に先制されていたことを考えると、無理に走らせずに、確実に1点を取って追いついておきたいところだったと思いますね。機動力を駆使する攻撃も必要ですが、状況に応じた攻め方をしないと試合の流れを掴み損ねますね。
 そして、最大のポイントは6回の攻撃でしょう。追加点を奪われた直後だったので、4番が打って悪い雰囲気を変えてほしい場面でした。しかし、結果的に2つの暴投で1点を貰うのが精一杯でした。これではヤクルトは1点差に追い上げられたというより、1点しか取られなかったと思ってしまうので、ヤクルトに流れが行ってしまいますね。
 ここぞという時に攻めきれないと勝てないということですね。

 そして、今日はもう一つ悲しいニュースがありました。巨人の木村拓也内野守備走塁コーチが37歳の若さで亡くなりました。2日のマツダスタジアムでの試合前の練習中にグラウンドでノックバットを握ったまま倒れて以来、意識を取り戻すことなく、帰らぬ人となってしまいました。
 91年に日本ハムに入団し、95年に広島に移籍しました。06年に巨人へトレードされるまで、11年間カープの中心選手として活躍しました。何度もチームを救ってくれた選手でした。キムタクは好きな選手だったので、巨人への移籍が決まったときは悲しかったですね。
 今季から巨人のコーチに就任していましたが、いつかはカープのコーチになってほしいと思っていただけに、亡くなられたのは残念でした。
 ご冥福をお祈りいたします。
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