広島 001 000 010 000 2
阪神 100 001 000 000 2
本塁打:[阪神]佐藤輝12号
先発の森下は、初回に連続長短打で無死1,3塁のピンチを招くと、1死後に大山の犠飛で先制を許しましたが、打線が3回に内野安打と盗塁で無死2塁として、1死後に小園が適時打を放って同点に追いつきました。なおも盗塁で1死2塁の勝ち越し機でしたが、野間と秋山が連続三振に倒れて、追加点を奪えませんでした。
森下は、3回に無死1塁の場面で、坂倉が盗塁を刺しながら、続く中野に安打を打たれてしまい、森下は野間の好捕で右邪飛となるも、大山に2塁打を打たれて2死2,3塁のピンチを招きましたが、佐藤輝を三振に斬って無失点で凌ぎました。
続く4回も安打と犠打で1死2塁とされるも、木浪を投ゴロ、青柳を矢野の好守で遊ゴロに抑えて得点を与えませんでしたが、6回1死後に佐藤輝に本塁打を浴びて勝ち越しを許してしまい、続く前川に四球を与え、坂本への投球中に右手にアクシデントが発生して、降板となってしまいました。
緊急登板した中崎は、坂本に犠打を許し、続く中野は敬遠2死1,2塁とするも、青柳を三振に斬って無失点で凌ぎ、森下は、5回1/3を投げて7安打1四球2失点でした。
7回はターリーが三者凡退に抑えると、4回から7回まで1安打に封じられて2塁さえ踏めなかった打線が、8回に安打で無死1塁として、1死後に小園が適時2塁打を放って同点に追いつき、なおも1死2塁の勝ち越し機でしたが、野間と秋山が二ゴロに倒れて、勝ち越しは成りませんでした。
8回は島内がマウンドに上がり、2四球で1死1,2塁のピンチを招き、代打糸原を二ゴロ、木浪を三飛に打ち取って無失点で凌ぎました。
9回は栗林が登板して、安打と四球で1死1,2塁の一打サヨナラのピンチを招きましたが、森下を左飛、大山を三振に斬って得点を与えず、延長戦に突入しました。
10回は矢崎が1安打無失点に抑えると、打線が11回1死後に連打で1,3塁のチャンスを作りながら、松山は三振、坂倉は左飛に抑えられて勝ち越すことができませんでした。
11回は戸根が1安打無失点に抑えると、打線は12回2死後に連打で1,3塁の好機を作るも、小園が三振に倒れてしまいました。
12回は大道が三者凡退に抑えて、延長12回引き分けに終わりました。