カープな毎日

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4球団競合も小園の交渉権獲得

2018年10月25日 22時56分46秒 | オフシーズン
 ドラフト会議が行われ、カープは報徳学園の小園海斗内野手を1位指名し、オリックス、DeNA、ソフトバンクの4球団が競合するも、くじ引きで緒方監督が交渉権獲得を引き当てました。
 小園選手には、オリックスとソフトバンクが事前に1位指名を公表していたので競合は必至であり、競合を避けて即戦力投手の単独指名を狙う可能性もあったと思いますが、球団は強気の指名で見事交渉権を獲得しました。 
 3球団の競合になると予想されましたが、予想外にDeNAも指名したことには驚きました。昨年は中村奨を引き当てていたこともあり、4球団競合となった今年は外しそうな気がしたのですが、結果としては逃げずに指名して良かったですね。

 小園選手は、高校1年から遊撃のレギュラーとして活躍し、今夏の甲子園大会では大会最多タイ記録となる1試合3二塁打を放ち、更に高校通算では38本塁打を放っています。そして、打撃だけではなく、50m走5.8秒という俊足の持ち主で、その俊足を生かした広い守備範囲も魅力の走攻守3拍子揃った高校No.1遊撃手です。
 カープの二遊間は、菊池と田中という不動のレギュラーがいますが、その次の世代は選手層が薄く、今季途中にはソフトバンクからトレードで曽根を獲得するなど、補強ポイントとなっていたので、高校No.1遊撃手の小園選手を獲得できたことは嬉しい限りです。


 2位では九州共立大の最速152㎞右腕、島内を指名しました。今ドラフトでは野手中心で素材重視の獲得となっており、唯一の即戦力投手ということで期待を一心に受けることになりそうです。
 タイプ的には大学の先輩にあたる大瀬良に近いようなので、大瀬良のように新人王獲得を目指してほしいですね。

 今ドラフトでは、育成を含めて8名を指名しており、4位の中神は投手ながらも内野手として獲得しているようなので、野手中心で投手は2名しかいないことになります。
 今季は投手陣に脆さを露呈したことから、来季に向けて投手陣の整備も必須でしたが、即戦力投手は島内だけでだったのは少しの不安を残すも、小園選手を指名できたことで、大成功ドラフトだったと思います。

1位 小園 海斗  内野手 報徳学園高
2位 島内 颯太郎 投手  九州共立大
3位 林 晃汰   内野手 智辯学園和歌山高
4位 中神 拓都  内野手 市立岐阜商業高
5位 田中 法彦  投手  菰野高
6位 正隨 優弥  外野手 亜細亜大
7位 羽月 隆太郎 内野手 神村学園高

育1 大盛 穂   外野手 静岡産業大
 
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