カープな毎日

カープファンのひとりごと。

フランスア好救援で2連勝

2018年07月17日 21時31分21秒 | 試合結果
広島 000 300 011 5
中日 000 010 000 1
勝利投手:九里4勝2敗
敗戦投手:笠原3敗


 昨日の試合で左すね付近に自打球を受けた鈴木誠がベンチ入りせず、試合を欠場しました。代役の4番にはバティスタ、5番は左翼下水流がスタメン出場しました。
 3回まで笠原に1安打に抑えられて2塁さえ踏めませんでしたが、4回に1死後に安打と四球で1,2塁として、下水流の適時打と野間の2点適時2塁打で3点を先制し、更に會澤の安打で1死1,3塁と攻めたてましたが、西川と九里が凡退して追加点を奪えませんでした。

 九里は3回までパーフェクトに抑えていましたが、先制した直後の4回に初安打を打たれましたが、平田を併殺に打ち取って無失点に抑えました。続く5回には無死1塁でアルモンテを併殺に打ち取ってピンチを脱したかと思われましたが、四球と安打で1,2塁とされ、松井雅に適時打を打たれて1点を失ってしまいました。
 6回は1死1塁から平田に安打を打たれるも、丸の好返球により2塁を狙った平田を刺して2死3塁となり、続くビシエドを遊ゴロに抑えて無失点で凌ぎました。
 更に7回には2塁打と死球などで1死1,3塁のピンチを招いたところで、九里はマウンドをフランスアに譲りました。
 代わったフランスアは、代打荒木を三振、四球を挟んで大島も三振に斬って無失点に抑える好リリーフでした。

 5回以降は7回まで中日の継投の前に無安打に封じらて追加点を奪えまでしたが、8回に2塁打と捕逸で1死3塁として2死後にバティスタの適時打で待望の追加点を挙げると、9回にも2死1塁から代打松山の適時2塁打で1点を加えて試合を決めました。

 8回からは一岡が登板して、2安打を打たれるも無失点で凌ぎ、9回は中崎が2安打で1死1,2塁のピンチを招くも、大島と京田を凡打に打ち取って無失点に抑えて、鬼門ナゴヤドームで中日に連勝し、貯金を今季最多の13としました。


 4番鈴木誠が欠場したことで、得点力低下が心配されましたが、代役で出場した下水流、4番に入ったバティスタが役割を果たして穴を埋めました。
 下水流は、4回に初めて作った得点機で先制適時打を放ち、試合の流れを引き寄せて、続く野間の2点適時2塁を呼び込みました。また、バティスタは、フランスアが7回のピンチを脱した直後の8回に適時打を放って、再び試合の流れをカープに傾かせて9回の追加点に繋げました。
 誰かが欠場しても代役で出場した選手がカバーできるところが、カープの選手層の厚さを示した一戦だったと思います。改めてカープの強さを感じましたね。

 そして、何と言ってもフランスアの好救援が光りました。
 序盤は九里が好投して中日打線を寄せ付けませんでしたが、中盤以降は、ピンチの連続で防戦一方となり試合の流れが中日に傾きかけて、いつ追加点を奪われてもおかしくない状況でした。
 そんな状況の7回に九里が1死1,3塁のピンチを招いてしまい、1点でも失うと一気に失点を重ねてしまう可能性があった場面でしたが、フランスアが2三振を奪う完璧なリリーフで無失点で凌ぎました。
 この好救援が8回のバティスタの適時打に繋がり、チームを2連勝に導きました。リリーフ陣が不安定な状況で、フランスアの存在は心強いですね。
コメント