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高橋昂が6回2失点でプロ初勝利

2018年06月28日 21時47分15秒 | 試合結果
巨人 100 010 000 2
広島 000 040 00X 4
勝利投手:高橋昂1勝1敗
敗戦投手:菅野8勝5敗
セーブ:中崎20S
本塁打:[広島]菊池8号、野間4号


 先発の高橋昂は、初回に先頭坂本に3塁打を打たれると、1死後にマギーの遊ゴロの間に1点を失うも、2回に四球と安打で迎えた1死1,2塁のピンチは、小林と菅野を抑えて無失点で凌ぐと、3回には坂本、陽、マギーを三連続三振に斬りました。
 しかし、5回に四球と犠打で2死2塁とされて、坂本に適時打を浴びて追加点を与えてしまいました。

 打線は、初回に四球と犠打で1死2塁の同点機を作りましたが、鈴木誠、松山が倒れて無得点に終わると、2回の1死1,2塁では磯村が併殺、3回1死満塁は鈴木誠と松山が凡退、4回1死2塁も磯村と高橋昂が倒れて、毎回得点圏に走者を進めながら、菅野から得点を奪えませんでした。
 しかし、5回の1死後に菊池が本塁打を放って1点を返すと、2四球で2死1,2塁として、野間が3点本塁打を放って逆転に成功しました。
 7回には3番手アダメスから連打で無死1,2塁の追加点機を作りましたが、鈴木誠が二飛、松山が併殺に倒れて追加点を奪えませんでした。


 高橋昂は、6回も続投して岡本、亀井、長野を三者凡退に抑えて、6回を投げて3安打7奪三振2失点に抑える好投でした。

 7回からは一岡が登板して、無死1塁で代打大城を併殺に打ち取るなど1回を1安打無失点に、8回はジャクソンが1回を無安打無失点に抑えてリードを守り切ると、9回は中崎が1安打無失点に抑えて巨人に逆転勝ちして、巨人戦3連勝でチームは今季初の6連勝となりました。そして、高橋昂が先発3試合目でプロ初勝利を挙げました。


 打線は菅野に対して初回から毎回得点圏に走者を進めながら、あと1本がでない状況が続いて、試合の流れが巨人に傾いてもおかしくない状況でしたが、そこを高橋昂が巨人打線に追加点を与えず主導権を渡しませんでした。
 初回にいきなり坂本にフェンス直撃の3塁打を打たれた時には、巨人打線の波に飲み込まれてしまうのではないかと思いましたが、しっかりと腕を振って内野ゴロの間の1失点で凌ぐと、2回のピンチも無失点に抑えました。
 そして、3回に坂本、陽、マギーから三連続三振を奪ったことで波に乗り、その後は素晴らしい投球でした。5回に1点を失いましたが、当たりは完全に詰まっており、少し不運な適時打だったので、気落ちすることは無かったと思います。
 5回に菅野を捉えて逆転に成功したのも、高橋昂の投球が呼び込んだものだったと思います。
 今日の投球であれば、次回も先発の機会が巡ってくることは間違いないでしょう。今日の1勝を大きな自信にしてローテに定着してほしいですね。


 NPBはマイナビオールスターゲーム2018の選手間投票の結果を発表し、カープからは鈴木誠と菊池が選出されました。鈴木誠はファン投票と合わせてダブル選出となりました。選手間投票は、共に戦っている他球団の選手から評価を受けての選出なので喜びも大きいと思います。
 菊池は、5年連続5度目の選出となりましたが、今季はここまで納得のいく成績を残せていないとのことで、複雑な気持ちとのことでしたが、オールスターで活躍して後半戦に弾みを付けてほしいですね。
 

 
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