カープな毎日

カープファンのひとりごと。

鈴木誠の満塁本塁打で阪神を3タテ

2018年06月24日 21時37分52秒 | 試合結果
広島 100 005 005 11
阪神 000 102 300 6
勝利投手:アドゥワ2勝
敗戦投手:ドリス1勝3敗16S
本塁打:[広島]鈴木誠10号
    [阪神]福留6号


 打線は、初回に田中が3塁打で出塁すると、菊池の犠飛で早々に先制点を挙げましたが、2回から5回までは小野に1安打に抑えられて2塁さえ踏むことができませんでした。

 先発の岡田は、2回までパーフェクトに抑え、3回は安打と死球などで2死1,2塁のピンチを招きましたが北條を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぐも、4回に福留に本塁打を打たれて同点に追いつかれてしまい、更に1死後に陽川に3塁打を浴びて勝ち越しのピンチを招きましたが、高山と岡崎を三振に斬って勝ち越しは許しませんでした。
 
 打線が6回に2四球などで1死1,2塁とすると、鈴木誠の適時打で1点を勝ち越して、小野をマウンドから引きずり下ろしました。
 なおも1死1,2塁で2番手岩崎から松山の適時2塁打と野間の2点適時3塁打、更に會澤の犠飛で4点を追加して、この回一気に5点を挙げました。

 しかし、岡田が直後の6回裏に2四球などで1死1,2塁のピンチを招き、高山を中飛に打ち取って2死となったところでマウンドを飯田に譲りました。代わった飯田は鳥谷に安打を浴びて満塁とピンチを拡大させてしまい、代わった永川が代打原口に2点適時打を打たれて3点差に追い上げられてしまいました。
 続く7回には今村が3四球で1死満塁のピンチを招き、陽川に適時打を浴びて1点を失ってマウンドを降りました。後を継いだアドゥワが代打中谷に2点適時打を浴びて同点とされ、なおも1死1,2塁のピンチでしたが、鳥谷を併殺に打ち取って勝ち越しは許しませんでした。

 アドゥワは8回も続投して、2安打と四球で1死満塁のピンチを招きましたが、福留を三邪飛、糸井を投ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。
 9回にドリスから西川が好走塁で無死2塁のチャンスを作ると、代打堂林の犠打が敵失を誘って1点を勝ち越しました。更に四球と敬遠で1死満塁として、鈴木誠が満塁本塁打を放って、この回5点を挙げて試合を決めました。
 9回裏は中崎が三者凡退に抑えて、阪神を3タテしてリーグ戦再開後3連勝となりました。


 打線が初回に幸先良く1点を先制するも、2回以降は小野に完全に抑え込まれて追加点を奪えなかったものの、同点の6回に打線が繋がって5点を挙げたことで、試合の流れを掴んで勝ちを手中に収めたかと思われました。
 しかし、6回に岡田がピンチを招いて継投に切り替えるも、飯田がピンチを拡大して、永川も適時打を打たれて、掴んだ流れを手放すと、7回に登板した今村が乱調で同点に追いつかれて、完全に試合の流れが阪神に傾いてしまいました。
 しかし、8回にアドゥワが1死満塁で福留、糸井を迎えるという大ピンチを無失点に抑えたことで、阪神に傾いた流れを止めました。更に9回に先頭の西川が好走塁で2塁を落とし入れ、代打堂林がしっかりと犠打を決めたことが、流れを引き戻して敵失を誘い、勝ち越しに成功したと思います。
 鈴木誠の満塁本塁打のように派手ではありませんが、アドゥワ、西川、堂林が役割をしっかりと果たした結果が勝利を呼び込んだと思います。各選手がしっかりと自分の役割を果たすことがカープの野球なので、今日の勝利はチームに勢いを付ける1勝だったと思います。これから正念場の夏場に向けてチームが再加速できそうですね。
コメント