カープな毎日

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開幕戦は完敗

2012年03月30日 22時42分02秒 | 試合結果
広島 000 000 020 2
中日 000 030 10X 4
勝利投手:吉見1勝
敗戦投手:前田健1敗
セーブ:岩瀬1S
本塁打:[中日]平田1号


 前田健と吉見のエース対決は、緊迫した投手戦になるかと思いましたが、前田健は制球に苦しみ、毎回のように走者を背負う苦しい投球でした。
 一方の吉見は、制球が抜群でカープ打線は全く手が出ず、7回まで一人の走者も出すことができませんでした。
 前田健は、4回まで何とか無失点で凌いでいましたが、5回に1死2塁から森野に先制打を浴びると、更に井端と平田にも適時打を打たれて3点を失い、この回限りでマウンドを降りました。
 7回にはプロ初登板の中崎が平田に本塁打を浴びてプロの洗礼を浴びて、試合が決してしまいました。
 打線は8回に栗原が初安打を放って出塁すると、2死後にプロ初出場の堂林が2塁打を放って2,3塁とすると、代打前田智が2点適時打を放ちましたが、反撃もここまでで、9回は岩瀬に締められて開幕戦は黒星スタートとなりました。

 前田健がここまで苦しむとは思いませんでした。5回を投げて8安打4四球で3失点と粘りきれませんでした。奪三振は7個取っているので、球自体は良かったと思いますが、119球を投じたように制球が定まりませんでした。開幕戦という特別な試合でしたから、気持ちが空回りしたのかもしれないですね。
 昨季は、このまま調子に乗れず、前半戦は苦しみましたので、今年はしっかりと修正して次戦で取り返してほしいですね。

 沈黙した打線にあって、唯一の光は堂林がプロ初安打を放ったことでしょう。8回に吉見から左翼線への2塁打を放ち、チャンスを拡大させ、前田智の適時打に繋げました。
 初安打を放ったことは嬉しいでしょうが、それ以上に、味方打線が苦しんだ吉見から打ったことは、大きな自信になるでしょう。
 開幕戦でいきなりプロ初安打放ったことで、精神的にも落ち着いたことでしょう。これをきっかけに、一気にブレークするかもしれないですね。
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