豚骨劇場

東北地方大地震により被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

重力ピエロ

2009年07月26日 14時00分04秒 | シネレポ2009
解説: 作家・伊坂幸太郎のベストセラー小説である、傑作ミステリーの映画化作品。
数々の伏線を基に、一つに絡み合ったすべての謎が解けたとき、
過去から今へとつながる家族の真実が明らかにされる。
物語の核となる兄弟役に挑むのは、『それでもボクはやってない』の加瀬亮と
『天然コケッコー』の岡田将生。
主人公の両親にふんするのは、小日向文世と鈴木京香。
監督デビュー作『Laundry ランドリー』で高い評価を得た、森淳一の演出手腕にも注目したい。
(シネマトゥデイ)

あらすじ: 遺伝子を研究する泉水(加瀬亮)と芸術的な才能を持つ春(岡田将生)は、
一見すると仲の良さそうな普通の兄弟だ。
そんな二人の住む街では、謎の連続放火事件が発生していた。
泉水と春は事件に深く踏み込み、家族を巻き込みながら次第に家族の過去にも近づいていくのだが……。
(シネマトゥデイ)



なかなか面白かった。

全く予想外の展開でしょっぱなから驚かされてしまいました。

連続放火事件の犯人を追うのがメインの話かと思ってて、

それに遺伝子学が果たしてどう絡んでくるんだろうと思ってたら

全て伏線で物語の本筋は全く違うものでした。

遺伝子だなんだのって難しくてわかりづらいのではと思ってたけど

全く問題なく、ちょっと思いテーマではあるんですが、

テンポのイイ展開に画面に釘付けになってました。

なんとなく含みを持たせた終わりかたというか、

ラストは腑に落ちない箇所もあることはあるんですが、

予想外に楽しめた映画でした。