豚骨劇場

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プロヴァンスの贈りもの 

2007年08月30日 11時03分07秒 | シネレポ2007
ロンドンの敏腕ビジネスマンが、南フランスの地で人生を見つめ直す様を描いたヒューマンドラマ。
巨匠リドリー・スコットが、30年来の友人でもあるピーター・メイルのベストセラー小説を映画化。
『グラディエーター』でもスコットと組んだラッセル・クロウが主人公のビジネスマンを演じる。
また、主人公の少年時代を『チャーリーとチョコレート工場』のフレディ・ハイモアが好演。
南フランスのゆったりした空気をとらえた美しい映像も必見。

ロンドンの金融界でトレーダーとして多忙な日々を送るマックスのもとに、
10年も疎遠にしていたヘンリーおじさんが亡くなったとの知らせが届く。
遺産を相続することになったマックスは、ヘンリーが住んでいたプロヴァンスのぶどう園を訪れるが……。
(シネマトゥデイ)



リドリー・スコット監督といえば「エイリアン」「グラディエーター」「ハンニバル」など
アクション系ハードボイルド系を多く手がけた印象が強い監督。
そんな監督がラブストーリーを作るなんて珍しいと思い、見てみることにしました。
主演は「グラディエーター」以来のタッグを組むこととなるラッセル・クロウ。

どんな異色のラブストーリーかと思いきや、これがなかなか。
ストーリー自体はそれほどひねりもなく、目新しさがあるものではないんだけど
舞台のプロヴァンスってのがイイ。
風景はもちろん、そこに住む人間、時間の流れまで全てに憧れてしまう。
普段飲まないワインもあの風景の中でなら飲みたい気分に。

ラッセル・クロウが敏腕トレーダーでありながら、ちょっとだらしない男を
コミカルに演じていたのはかなり好印象。

大人の夏休みって感じで、心地よい気分で見れました