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豚骨劇場

東北地方大地震により被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

ゴースト・ハウス

2007年08月12日 19時23分10秒 | シネレポ2007
古い一軒家に引っ越してきた一家が、悪夢のような体験を余儀なくされるスクリーミング・ホラー。
『スパイダーマン』のサム・ライミ製作のもと、『the EYE[アイ]』の
オキサイド&ダニー・パン兄弟がメガホンをとる。
屋敷の過去を暴こうと奔走する主人公の少女を『パニック・ルーム』で
ジョディ・フォスターの娘役を演じていたクリステン・スチュワートが熱演。
VFXを多用した心霊描写や心臓を刺激するショック描写の数々が満載。

大都会シカゴを離れ、ノース・ダコタの人里離れた農場に引っ越してきたソロモン一家。
失業中の父ロイはここでのヒマワリ栽培に賭ける一方、家族の心をバラバラにした問題児の
長女ジェスの存在に頭を痛めていた。
そんな中、ジェスは家の中で怪現象の数々に遭遇し始める。
(シネマトゥデイ)



サム・ライミ製作で、私が震え上がったタイ製ホラー映画「THE EYE」の監督が
監督したということで、いかがなものかとちょっと期待してみたんですが・・・

ちょっとイマイチでした。
ネタ自体がありがちな使い古された内容で目新しさがない。
何かどこかで見たような気がしてならない。
リメークだったのでしょうか??

ドバドバ血を噴出しながら、一杯人が殺されたりするわけではなく、
何か出そうな雰囲気で、恐怖をあおるのはイイと思うんだが
でかい音でびびらそうとするのは、好感が持てない。

せっかくタイ映画の監督だというのに、あのじめっとした雰囲気が全くない。
CGに頼り過ぎか、せっかくのタイ製ホラーらしい雰囲気が全く出てない。

しいて見所をあげるとすれば、主演の女の子。
「パニックルーム」でショートカットだった子がこんなに成長して
美人さんになっていたとは。
でもショートの時の方がよかったかな。

たいして見ごたえのない映画でした。



レミーのおいしいレストラン

2007年08月09日 20時26分09秒 | シネレポ2007
並外れた料理の才能を持ち、一流シェフになることを夢見るネズミと、
料理の苦手な見習いシェフの出会いが巻き起こす奇跡を描いた感動物語。
監督は、大ヒット作『Mr.インクレディブル』のブラッド・バード。
数々の名作アニメを生み出してきたディズニーとピクサー作品ならではの、
細部にまで凝ったクオリティの高い映像は必見。

料理が大好きで、一流レストランのシェフになることを夢見るネズミのレミーは、
ある日、尊敬する料理人グストーの店にたどり着く。
そこで働くシェフ見習いのリングイニがヘマをして、スープを台無しにしてしまう。その様子を見ていたレミーは、キッチンに入り込み、見事にスープを作り直すが、
その姿をリングイニに目撃され……。 (シネマトゥデイ)



楽しかったです

レミーとっても可愛らしく愛嬌があってナイスキャラでした。
リングイニも落ちこぼれだけど憎めない奴。
リングイニを操縦(?)するレミーにはバカ受け!

すっごく楽しく見てたんだけど、最後・・・
厨房がネズミの集団で・・・アワワワワ・・・
思わず現実に引き戻された感じ。
あんなレストラン、いやぁぁぁぁぁぁぁ

ふさふさのリアルな毛並みが逆にあだになった感じか・・・
せめて服を着せてくれてたら。

ミッキーやスチュアート・リトルだったらまだ許せたかも。

でもそんなのアニメだしって割り切れればすっごい楽しい映画です。。
CGのクオリティはピカイチ。
そして映像のセンスも素晴らしい。
レミーが最初にパリの街にたどり着いたときの映像は鳥肌モノでした。
思わず一緒にウットリ・・・
映像技術もここまできたかってくらい凄い映像でした。
見ごたえある作品でした


河童のクゥと夏休み

2007年08月07日 19時00分58秒 | シネレポ2007
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』などで高い評価を受ける原恵一監督が、
5年の制作期間を経て完成させた感動のアニメ超大作。
児童文学作家、木暮正夫の「かっぱ大さわぎ」「かっぱびっくり旅」を原作に、
現代によみがえった河童と少年のひと夏の交流を美しい日本の風景の中に描く。
家族のきずなや友情、自然環境など現代社会で問題になっているテーマを
さりげなく盛りこんだストーリーに心を揺さぶられる。

夏休み前のある日、康一が学校帰りに拾った石を洗っていると、中から河童の子どもが現れた。
第一声から「クゥ」と名づけられた河童は人間と同じ言葉を話し、
初めは驚いた家族もクゥのことを受け入れ、クゥと康一は仲良しになる。
やがてクゥが仲間の元に帰ると言い出し、康一はクゥを連れて河童伝説の残る遠野へ旅に出る。
(シネマトゥデイ)



素晴らしい!!

すっごい良かったです。見て良かった
感動しました。思わずウルウル・・・。

カッパのクゥちゃん、めっちゃ可愛いんです
まあ、いわゆる「ET」のカッパ版ってところでしょうか。
でもETより断然可愛いし、愛嬌がある。
言葉も喋って、古き良き時代の日本人の魂をもったカッパ君。

何がイイってカッパをすんなり受け入れてしまえるこの家族。
お父さんすっごいイイ味だしてるし、お母さんも
こんなお母さんいるよなぁって思える描写が実に見事。
妹もそう。いるいる、こんなガキって感じのちょっと憎めない子。
そんな家族に溶け込んで馴染んでるクゥがまたイイ。


ただし、可愛い楽しいだけじゃ物語にならないのは致し方ないところ。
色々と問題勃発。とてもつらい出来事が起こります。
そして現代人の、加熱報道するマスメディアの醜い部分が見事描かれていきます。
ココは同じ人間として胸が痛むところ。

別れのシーンは、ウルウル・・・ウルウル・・・・
あの別れのシーン、秀逸です。泣けます!

大人も十分楽しめる映画です。
ここ最近だけで言うと、ジブリを超えた作品だと思います。

「ピアノの森」といい、最近の日本のアニメは素晴らしいと思える映画でした。

これもリピートしたいと思います!

お奨め














ピアノの森

2007年08月06日 10時38分02秒 | シネレポ2007
森のピアノを弾くことができる少年とピアニストを夢見る少年の友情を描く、
一色まことの人気原作を映画化した感動アニメ。
国内外で高い評価を得ているマッドハウスがアニメーション制作を手がけ、
劇中のピアノ演奏とミュージックアドバイザーに世界的ピアニスト、ウラディーミル・アシュケナージを迎え、
ハイクオリティの映像と音楽で観る者を圧倒する。
主人公の声役の上戸彩をはじめ、神木隆之介ら豪華キャストの声の競演にも注目。

ピアニストを夢見る雨宮修平は転校初日に、“森にある壊れたピアノを弾いてくる”という
肝試しを命じられてしまう。
困り果てる修平を見かねた一ノ瀬海(上戸彩)は一緒に森へ出かけるが、実は、その森のピアノは
海だけが弾くことができるのものだった。
海と修平はピアノを弾く喜びを実感し、次第に友情を深めていく。
(シネマトゥデイ)



試写会当たったけど、台風で行けなかった映画。
行ってみたのですが・・

すごくよかったです。
癒し系というのか、見てて凄く心地良い映画でした。

クラッシックには疎い私でも、劇中のピアノの音色には
聞き入ってしまうものがありました。
よく知らないんですが、音楽アドバイザーは世界的なピアニストのアシュケナージって人との事。
さすが世界的なピアニスト、素人が聞いてもイイと感じさせるんですね。

声優もタレントさんがやってますが、全く問題なかったです。
上戸彩も全然わかんないくらい、しっかり声優やってました。
一番驚いたのは宮迫。エンドロール見るまで、全く気づかなかった。

これは余裕あればもう一回見てもイイかも。

ハリポタ

2007年08月04日 10時29分14秒 | シネレポ2007
世界的ベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズを映画化し、
メガヒットを飛ばした映画版シリーズ第5弾。
おなじみの主人公ハリー・ポッターとその仲間たちが邪悪なヴォルデモート卿相手に、
秘密同盟の“不死鳥の騎士団”と協力して戦う姿を描く。
今回監督を務めるのは、英国テレビ界出身のデヴィッド・イェーツ。
これまでになく激しい魔法戦を、より肉体的にも精神的にも成長したハリーらが
戦い抜く姿に圧倒される。

ホグワーツ魔法魔術学校の5年生になったハリー(ダニエル・ラドクリフ)は、
最近、ヴォルデモート卿のうわさを聞かないことに気付く。
そんな折、魔法省は学校にお目付役として新しく防衛術を教える教師を送り込む。
その授業を不満に思ったハリーは親友のハーマイオニー(エマ・ワトソン)らと
“ダンブルドア軍団”を結成する。 (シネマトゥデイ)



入れ替えなしの映画館で2回連続見てきました。

今までの4作は前置きって感じで、今作でようやく物語りは佳境にさしかかったって感じで
だんだん面白くなってきました。
しかし回を増すごとに、ダークでシリアスな話になっていってます。
果たしてこの話子供たちはついてこれてるんでしょうか?

何か話はだんだんスターウォーズのような話になっていってます。
ヴォルデモートがハリーをダークサイドに引きずり込もうとしてます。
苦悩するハリーの姿がかなりアナキンとだぶって見えました。
最後のダンブルドア校長の戦いっぷりはまさにヨーダってとこでしょうか
おかげでかなり面白く見れました。

今回ハリー初のロマンス。キスシーンがありましたが、
何かファーストキスにしては、ハリーの口の動きやらしかったなぁ・・・

ハーマイオニーとロンは特に進展なしでした。

結末が色々と騒がれてますが、このパターンでいくとやはりハリーは・・・
続きが楽しみです!


中州大洋にて鑑賞。
1回目と2回目の合間に1Fのシネマカフェにて、「胡月のカレー」を食べました。

アドレナリン

2007年08月02日 10時48分11秒 | シネレポ2007
体内のアドレナリンが減ると即死するという毒を盛られた、
腕利きのスナイパーの奮闘を追ったノンストップ・アクション映画。
タフガイが生き残るためにロスの街を奔走する姿をコミカルに描く。
主演は『トランスポーター』シリーズのジェイソン・ステイサム。
彼の恋人役を『バタフライ・エフェクト』のエイミー・スマートが好演。
中華街でのあっと驚くシーンや、空中での格闘劇など見どころが満載だ。

フリーの殺し屋シェブは、ある日、宿敵のリッキーに毒を盛られる。
頭に来た彼は、復しゅうのため車を走らせリッキーの行方を探すが、
急に意識がもうろうとしてくる。
なじみの医者に相談すると、体内にアドレナリンを出し続ければ助かると言われ……。
(シネマトゥデイ)



これははっきり言ってB級おバカ映画です。
アドレナリンを出し続けるために、色んなことをやっちゃいます。
アクションは1級品なんだけど、やってることがやってることだけに
必死になればなるほどかっこ良くても、笑いがでてしまう。

でもジェイソンは適役だったかと。
これで役柄にも幅が広がってよかったんじゃないでしょうか?
コミカルな演技もこなせるアクション俳優として期待度大です。
今後の活躍が楽しみです。

あと彼女のおバカぶりにも笑えた。
かなりイイ味だしてる子でした。

で、肝心な映画は、ちょっと睡魔に襲われてしまい、
ほんのちょっとだったと思うんだが、ラストの展開への伏線を
見逃してしまった。
なんでああなったのか、ちょっと不明なままで消化不良感が・・・

リピートのチャンスはないようです。今週末で終わるみたい。


ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ

2007年07月31日 09時21分40秒 | シネレポ2007
世界最大級の沖縄美ら海水族館で実際に起きた出来事を基に、
人間とイルカの交流を描く感動ストーリー。
尾びれが突然壊死してしまった海水族館の人気者、バンドウイルカのフジを助けるため、
新米獣医が奔走する。
獣医役の松山ケンイチとフジの心温まる触れ合いが、実話ならではのリアリティで映し出される。

沖縄美ら海水族館の人気者、バンドウイルカのフジの尾ビレが突然壊死してしまい、
新米獣医の植村一也がフジを担当することになる。
一也はさまざまな壁にぶつかりながらも再びフジが泳げるように奔走、
周囲の人々の助けを借りながら世界初となる“人口尾ビレプロジェクト”を進めていくが……。
(シネマトゥデイ)



なかなか良かったです!
新米獣医の松山ケンイチのひた向きな想い、松山とは反発しがちな飼育係の池内のフジへの
想いもみんなひしひしと伝わってきて、とっても感動的だったのだが・・・

余計な人物描写が多かったような・・・。
母親と離れて暮らす女の子は必要だったんだろうか・・・
彼女のお祖父さんが亡くなるエピソードとか。
あと永作と松山の上司の恋愛話とか全く不要。

そんなの描いて尺をかせぐくらいなら、もっとブリヂストンの人たちの
開発の苦労を描いてくれたほうが良かった。

まあ、イルカがすごく可愛かったから、許してあげましょう。

アヒルと鴨のコインロッカー

2007年07月29日 11時57分51秒 | シネレポ2007
いま最も注目を集める人気作家、伊坂幸太郎の同名小説を映画化。
ボブ・ディランの不朽の名曲「風に吹かれて」にのせて、若者たちの奇妙な友情をミステリアスに描く。
『ルート225』で高い評価を得た中村義洋が監督を務め、
巧みに構成された物語を見事に映像化している。

大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、奇妙な隣人の河崎(瑛太)に出会う。
初対面だというのに河崎は、同じアパートに住む孤独なブータン人留学生に広辞苑を贈るため、
本屋を襲おうと奇妙な計画を持ちかける。
そんな話に乗る気などなかった椎名だが、翌日、モデルガンを片手に書店の裏口に立っていた……。
(シネマトゥデイ)



序盤はコミカルなタッチで話は進んでいき
徐々にミステリアスな様相を見せてくる。

そんなに頭使うことなく、スムーズに理解は出来て
見やすかったのだが・・・しかし!!

終盤に非常~~に不愉極まりない描写があったために、
一気に気分はダウン。
その後は見る気が失せてしまいました。

気分は最悪
終わり良ければ全て良しの逆。
終わり割るけりゃ全て悪し

結果つまんなかった

傷だらけの男たち~2回目

2007年07月27日 14時11分14秒 | シネレポ2007
「傷だらけの男たち」、2回目行ってきました。

1回目は、犯人も最初にわかってるし、謎解き的な要素よりも
2人の男の心に受けた傷の部分、心情描写を中心に見てたのですが
見終わって色々と話を聞いてると、不明解な部分が色々出てきて

今回はそこを確認しながら見てきました。
大体、疑問の部分は自分なりの答えは出せました。
が、また一つ疑問が発生してしまった。

これは誰かに確認してもらわねばいけないみたい。

これDVD欲しくなってきました。
出たら買おうかな・・・

男の私が言うと変かも知れませんが、この二人のツーショットには
惚れ惚れしてしまいますね。
哀愁がにじみ出た表情がたまりませんな(笑)。



くどいようだが、最後の最後のあの歌だけが悔やまれてならない.
劇中の音楽も良かっただけになおさらである。
せっかくの余韻がホント台無し。
昨日は歌の前に出てきました。
DVDは是非とも香港オリジナル版で出して欲しいところです。

西遊記

2007年07月27日 13時47分19秒 | シネレポ2007
フジテレビ系列で2006年1月から放送された高視聴率ドラマ「西遊記」の劇場版。
ドラマ版では触れられなかった「西遊記」の中でも有名な金角と銀角の兄弟妖怪、
魔法のひょうたんの物語を壮大なスケールで描く。
最新技術のCG映像や映画版ならではのエピソードに期待。

旅の途中で草木の枯れた砂漠の町に立ち寄った三蔵法師一行は王宮に招かれ、
魔法で醜い亀にされてしまった王様と王妃様を目の当たりにする。
金角大王と銀角大王の恐ろしい兄弟妖怪がこの国の緑とすべての財宝を奪い、
王様たちに妖術をかけて去って行った歴史を聞いた一行は、王女玲美の懇願を受け、
金角・銀角を倒す旅に出る。 (シネマトゥデイ)

つまんなかった

別に映画じゃなくてテレビのスペシャルでいいだろって感じ。
わざわざ中国までロケに行く必要あったのって感じだし。

テレビ版は一度も見てなかったのですが、孫悟空がうるさい!
めっちゃうっとうしい。見ててイライラします。なまかなまかってアホか!
で、なんで猪八戒があんなチビなの?

金角銀角も、たしか山をも吹っ飛ばすような大妖怪のはず。
全然そんな迫力もないし、魔法のひょうたんもたいして見せ場無し。
全然大妖怪の風格が感じられなかった。

お子ちゃま向け、子供だましの映画です、
とーーーっても退屈でした。

夏休みに入ったこともあって場内は子供が一杯いました。
一人の子供が最初は元気で、見ながらああだこうだと喋ってたのに
中盤からはダンマリ状態。
そして終わって一言、”あぁぁ~・・・疲れた”
場内笑いが起こってました。

唯一おかしかったのは、偽三蔵法師一行の登場。
あっちが主人公の方が面白かったんじゃないでしょうか。


庭レポ~ニンジン収穫

2007年07月26日 16時35分36秒 | シネレポ2007
唐辛子なんとか実がつきました。
後は赤くなるのを待つばかり。


おじぎそうの大分育ちましたが、果たして花が咲くまでいくか!


これは瓜くんの花。
この時期にこの状態じゃ実がなるのはもう無理かも知れません。
瓜は難しかった・・・



朝顔も花が落ちた後、種が出来てました。
まだまだ青い。取り時期はもうちょい先。


風船かずらはそろそろ取り頃か。
イイ感じに茶色くなってます


いんげんもまだまだ実がなってます。
これは食べ応えもあって、重宝してます。
来年はこれメインでいこうか・・・


朝顔の花。
全部で3色咲きました。
青、赤、そしてこの薄紫



これはゴーヤの花。瓜と似てます。
瓜科は全部こんな花?
果たして実がつくか・・・
瓜科は難しそう



にんじんの収穫済ませました。
これで全部です。
まあまあ大きいのも出来ました。
小さいけどこれだけまとまれば食べ応えありそう。
小ぶりだけど味はしっかりにんじんの味がします。甘味が強い

第3期大根をそろそろ始めます

レベル・サーティーン

2007年07月25日 09時37分36秒 | シネレポ2007
多額の賞金をかけた究極のリアリティ・オンラインゲームに巻き込まれた青年が、
人間性を失っていくさまを残酷なテイストで描くサスペンス。
監督はタイの新鋭マシュー・チューキアット・サックヴィークラル。
『シン・シティ』製作総指揮のワインスタイン兄弟が注目し、
ハリウッドでのリメイクも決まっている注目作。
誰もが持ちうる非人間的な一面を、いたってクールに演出した手腕が光る。

クビを言い渡された直後、プチットの携帯電話が鳴った。
大金のかかったゲームへの挑戦権が得られたと聞き、
借金で悩むプチットはゲームへの参加を決める。
未知数のネットユーザーからの注目を浴びながら、13通りの究極のゲームを通して、
次第にプチットの人間性は壊れてゆく。
(シネマトゥデイ)

タイ発のサスペンス映画。
なかなか好感が持てるタイ映画。
タイ映画といえば、「THE EYE」のようなホラー映画、「マッハ」のような格闘映画、
そしてアタック・ナンバー・ハーフのおかまちゃん映画が印象的だったが
なんとサスペンス映画の登場。

アイディアはなかなかイイ。
結末もなかなか不条理ながらも面白い結末。
悪くはないんだけど、何故かはまれない。
主人公やヒロインにイマイチ好感が持てないからか・・・?
結構グロい表現があったからか・・・
何かイマイチ緊迫感、ドキドキ感が感じられない。
何か見てて非常にダルい。
これはタイ映画がまだまだこのジャンル発展途上だからなのかも。
今後の発展に期待したい。

これもハリウッドリメイクが決定してるらしいので
ハリウッド版に期待しましょう。


ちなみに私はレベル2でギブアップでした
もし2をクリアできてもレベル4は絶対無理!


サイドカーに犬

2007年07月24日 09時41分28秒 | シネレポ2007
芥川賞作家、長嶋有のデビュー作を映画化した、心温まるヒューマンドラマ。
『雪に願うこと』の根岸吉太郎監督が1980年代の夏を舞台に、
内気な少女と破天荒な女性の心の交流を優しくつづる。
2年ぶりの映画出演となる竹内結子がヒロインを好演し、
さばさばした勝ち気な女性という役でこれまでにない魅力を発揮。
子役の『ハリヨの夏』の松本花奈と息の合った芝居をみせる。
等身大の登場人物たちの悩みや苦しみが共感を呼ぶ。

不動産会社勤務の薫(ミムラ)は、ある日、有給をとって釣堀に出かける。
彼女は少女にエサをつけてあげながら、20年前の刺激的な夏休みを思い出していた。
母の家出後、ヨーコ(竹内結子)という若く美しい女性が夕飯を作りに現れる。
型破りだが温かい心を持つ彼女に、小4の薫(松本花奈)はすっかり魅了されるのだった。
(シネマトゥデイ)


何かイマイチつかみ所がないと言うか、見どころが見出せない映画でした。

小4の少女の、破天荒なお姉さんと過ごしたひと夏の経験の映画?

・・・・で?・・・って感じ。

何かときめくような出来事はあまり感じられなかった
おっさんの心にはあまり残るものがなかったです。

竹内結子ファンなら楽しめる映画だったのか?。
私はあまり興味ないもので、そっちでの楽しみもなかった。

薫役の子役の子の、ヨーコの言動にキョトンとした表情をするところは
可愛らしかった。

全体的には物足りない印象。
女性だったら楽しめるのかも?
あと竹内結子ファンはどうぞってとこでしょうか。


傷だらけの男たち

2007年07月23日 10時23分51秒 | シネレポ2007
大ヒット作『インファナル・アフェア』シリーズを手がけたチームによる、
心に深い闇を抱えた男たちの人生を描いたヒューマンドラマ。
かつて上司と部下だった二人の刑事の日常が、ある殺人事件をきっかけに交錯していく様を見せる。
対照的な主人公を熱演するのはアジアのトップスター、『2046』のトニー・レオンと
『ウィンター・ソング』の金城武。
本作はディカプリオ主演でハリウッドでのリメイクも決定している話題作。

2003年のクリスマス、ポン(金城武)が凶悪犯を逮捕した晩に、
彼の恋人は自殺を図り還らぬ人となる。
3年後、酒浸りの日々を送っていたポンは、刑事を辞めて私立探偵になっていた。
彼の元上司のヘイ(トニー・レオン)は富豪の一人娘スクツァン(シュー・ジンレイ)と結婚し、
幸福な生活を送っていたが、ある日、義父が何者かに惨殺され……。
(シネマトゥデイ)



とりあえず、木曜日にリピートしてきます(^^ゞ

なかなか良かったです。
インファナル・アフェアシリーズを手がけたチームによる作品ということで
比較してしまいがちだけど、全く別物と思えば実に見ごたえのある映画だったのでは・・・

悪徳警官役のトニー、アル中の探偵役の金城、この二人の演技が素晴らしくイイから
全然ダレずに見ることが出来てしまう。
スー・チーも好きな女優さん。彼女の存在も良かった。

犯人は最初にわかってて、犯人探しを推理するような楽しみ方をする映画じゃない
話が進むにつれて見えてくる、二人の男が受けた深い悲しみと心の傷。
その傷を共有するように確かめ合う楽しみがある映画、
二人の重厚な演技のおかげで、思わず釘付けにされてしまう。

しかし、最後の最後、非常に残念だったのが、
クライマックスに明かされる衝撃の新事実!
この時、セリフで明かすのではなく、ビジュアル的にわかりやすい演出をして欲しかった。
登場人物名の多さと何か似たような名前が多かったりで、聞いた瞬間すぐに
ピンと来なかった・・・(私がアホなだけか・・・)

本当ならそこで、ええぇぇーーーっ!!って衝撃を受けるはずなのに
えっ!??・・何?・・えっとー・・・!!ああっ!そういうことか!!って感じ。
肝心なところで、やらかしてしまった。
それだけが心残り・・

もしかすると、ポンの恋人の死にもヘイが関わっていたのでは・・などと
深読みしていたら、それは全然違ってました。
ほっとしたような、ちょっと肩透かしをくらったような気分でした。

最後はイイ余韻に浸ってエンドロールを眺めてたら・・・
エンディングテーマが、あのアユの歌
せっかくのイイ余韻が全て台無し
あれは勘弁して欲しかった
それをのぞけばなかなか良かったです。

が!色々と話していると、不可解なことが色々を見つかってきて・・・
解決できるようにもう一回見てこようと思います。





図鑑に載ってない虫

2007年07月20日 13時06分39秒 | シネレポ2007
ひとりのルポライターが謎の“死にモドキ”を探し、奇妙な人々と出会うロードムービー。
監督は『イン・ザ・プール』など、脱力系のコメディスタイルで人気の三木聡。
主人公のルポライターを『ハチミツとクローバー』の伊勢谷友介。
彼と旅をともにするリストカット・マニアの元SM嬢を『バベル』でアカデミー賞助演女優賞に
ノミネートされた菊地凛子が演じる。
三木監督らしい笑いの世界と何が飛び出すか分からない予測不可能なストーリー展開が楽しめる。

月刊「黒い本」の美人編集長(水野美紀)から仮死体験ができるという謎の“死にモドキ”を探し、
死後の世界をルポするよう依頼されたルポライターの“俺”(伊勢谷友介)。
締切りに間に合わなければ半殺しにすると言われた彼は、
アル中のオルゴール職人エンドー(松尾スズキ)を相棒にしぶしぶ旅に出る。
(シネマトゥデイ)


相変わらずゆる~いノリの、まさに脱力系ムービー。
でも、思わずクスッとしてしまう場面は多々あったりする。
北野監督や松っちゃんの映画よりは、断然笑えてしまうんだが、
何か笑わされることが悔しい。
こんなんで笑うもんかって構えて見てしまうと、尚更笑えてならない。

冒頭の水野美紀が一番やられたかも・・・
菊地凛子、アカデミーノミネート女優のオーラほとんど無し。
松尾スズキ、何かMr・Booをみてるみたいだった。
なんだかんだで、奇妙な脇役そろいの変な映画。

この監督の映画にしては、珍しくラストはしっかり話がまとまっていたような。
何はともあれ、実にくだらない内容であることは間違いない。

好みが大きく分かれる映画でしょう。