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豚骨劇場

東北地方大地震により被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

タイガーマスク

2013年11月19日 00時41分48秒 | シネレポ2010



解説: 梶原一騎原作、辻なおき作画によるコミックの初実写化で、
孤高のヒーローにウエンツ瑛士がふんするアクション。
強くなりたいと願う孤児院育ちの男が、高額なブラックマネーが
入り乱れる格闘の世界で復讐を胸に戦う姿を映し出す。
メガホンを取るのはアメリカで映画やCMなどを製作してきた落合賢。
ヒロインに『GANTZ』シリーズなどの夏菜、虎の穴の幹部・ミスターXを
哀川翔が演じる。テレビ番組などでは見られない、ウエンツのダークで
男気あふれるヒーローぶりに注目。
シネマトゥデイ(外部リンク)




あらすじ: 特殊マスクを身に着け“タイガーマスク”となり、
ブラックマネーが行き交う試合に出場する伊達直人(ウエンツ瑛士)。
孤児院で育てられた彼は大切な友の命、そして非常に大切だった
居場所を奪われ、復讐の獣と化して戦い続けることを心に決める。




微妙でした。
まず、今回の「タイガーマスク」は漫画ともアニメとも全く別物のとんでもない設定になってます。
なんと変身ヒーローのようにマスクをかぶってタイガーマスクに変身します。
もはやプロレスとはかけ離れたものになってました。
そこは知った上での鑑賞だったので、あえて突っ込みませんが、
物足りなかったのが格闘シーンがイマイチ少なかったこと。
タイガーマスクと言えば、トラの穴の悪役レスラーの反則攻撃に耐えながら
フェアープレーで戦うところなのに、敵に全然魅力が感じられなかった。
白、黒、金の3人のタイガーがいるというのはなかなか面白いと思ったけど
あまりそれが活かされてなかった。
最後はブラックとの一騎打ちかと思いきや、何故かグレートがでてくるし・・
しかもグレート意外としょぼいし。
ま、一番の突っ込みどころは、続編やる気なの!?ってところ。
まさかのエンドロール後に続編を臭わせるワンシーンが。
上映館数も少ないし、動員数のすくなそうだし、多分無理だと思うし、
出来たとしても見に行かないと思います。





ブロークン・シティ【字幕】

2013年11月15日 22時56分17秒 | シネレポ2010



解説: 『テッド』などのマーク・ウォールバーグと『グラディエーター』などの
ラッセル・クロウ共演によるクライムサスペンス。
ニューヨーク市長から妻の浮気調査を頼まれた私立探偵が、
それをきっかけに欲望にまみれた汚職事件に巻き込まれていく姿を追い掛ける。
メガホンを取るのは、『フロム・ヘル』『ザ・ウォーカー』のアレン・ヒューズ。
『シカゴ』などのキャサリン・ゼタ・ジョーンズが、
物語の鍵を握る市長の妻役で共演する。
先読み不可能なストーリーはもとより、実力派たちが繰り出す演技合戦にも注目。
シネマトゥデイ(外部リンク)




あらすじ: 8日後に市長選を控えたニューヨーク。
7年前に警察官を辞め、私立探偵として生計を立てるビリー
(マーク・ウォールバーグ)は、警官辞職の原因となった殺人事件に関する
秘密を互いに知る現市長ホステラー(ラッセル・クロウ)から妻
(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)の浮気を調べるように依頼される。
調べを進めるうちに、浮気相手が市長再選を狙うホステラーの
対立候補の右腕であるアンドリュース(カイル・チャンドラー)
だったことが判明。
やがて、アンドリュースが誰かに殺害され……。



2本続けてマーク・ウォールバーグの主演作。
今回は共演がラッセル・クロウとキャサリン・ゼタ・ジョーンズと
豪華な組み合わせ。
その割には意外と地味で派手さのない映画でした。
マーク・ウォールバーグは今回は笑いなしのシリアル路線。
演技の幅の広さを感じます。
ていうか、元々この路線でしたけどね。
ただちょっと不覚にも人名がたくさん出てきて、頭の中で整理が付かず
話についていくのに苦労した(笑)
全体的に盛り上がりに欠ける印象の展開だったけど
最後のラッセル・クロウの切り札は汚いやり口ではあるが
巧い伏線の使い方で、そうきたか!とワクワクして良かったんだが
やっぱり結末はちょっと弱かった。
もう一盛り上がり見せてほしいところでした。



2ガンズ(字幕)

2013年11月14日 23時45分01秒 | シネレポ2010


解説: 『トレーニング デイ』などのデンゼル・ワシントンに『テッド』などのマーク・ウォールバーグと、
実力派スターが豪華共演したアクション。
マフィアに潜入捜査して彼らの金を強奪したことから、思いも寄らぬ戦いに身を投じる麻薬取締官と
海軍情報部将校の姿を描く。
メガホンを取るのは、『ザ・ディープ』『ハード・ラッシュ』のアイスランド出身の新鋭バルタザール・コルマウクル。
主人公コンビのクールかつユーモラスな掛け合いもさることながら、
ド派手を極めた見せ場や予測不可能な展開にも魅了される。
シネマトゥデイ(外部リンク)




あらすじ: メキシコの田舎で、マフィアの手先として働いているボビー(デンゼル・ワシントン)と
マイケル(マーク・ウォールバーグ)。
その正体は潜入捜査中の麻薬取締官と海軍情報部将校だったが、お互いがそれをまったく知らずにいた。
そんな中、二人は組織から4,000万ドルもの大金を強奪するものの、マイケルが裏切って持ち逃げしてしまう。
エリート組への復帰と引き換えに大金強奪を命じられていたボビーだが、マイケルも上司の裏切りで金を失っていた。
4,000万ドルを取り戻すべく、彼らは再び手を組むことに。




なかなか面白かったです。
4000万ドルもの大金をめぐって、麻薬捜査官と海軍とCIAとマフィアが入り乱れての
4つ巴の攻防。
と言ってもノリは非常に軽く軽快でテンポは抜群のサスペンスアクションコメディ(?)。
デンゼル・ワシントンは軽いノリでやりたくて出演を決めたらしく
イイ笑顔満載って感じでした。
マーク・ウォールバーグは最近よく見かけますが、コミカルな役も随分と板についてきて
二人の掛け合いは面白かった。
これは映画感で見て損はない映画だと思います。
お奨めです





試写レポ~マラヴィータ

2013年11月13日 22時57分25秒 | シネレポ2010



解説: ロバート・デ・ニーロ演じる元大物マフィア一家と現役マフィアとの対立を、
製作総指揮マーティン・スコセッシ、監督リュック・ベッソンで描くクライムコメディー。
FBIの証人保護プログラムのもとで偽名を使い、世界を転々とする元大物マフィアファミリーが
マフィアの雇った殺し屋グループとの壮絶な戦いを繰り広げる。
主人公の妻役にミシェル・ファイファー、一家を監視するFBI捜査官役でトミー・リー・ジョーンズが共演。
一家が見せる豪快で息の合ったアクションはもちろん、スコセッシとデ・ニーロが組んだ
『グッドフェローズ』をほうふつさせるシーンなども見どころだ。
シネマトゥデイ(外部リンク)



あらすじ: フランスのノルマンディー地方の田舎町に引っ越してきたアメリカ人のブレイク一家。
主人のフレッド・ブレイク(ロバート・デ・ニーロ)は元マフィアで、
FBIの証人保護プログラムを適用されているため、一家は世界中を転々としながら暮らしている。
そんなある日、フレッドに恨みを持つマフィアのドンが彼らの居場所を特定し、
殺し屋軍団を送り込むが……。



久しぶりの試写会でした。
なかなか面白かった。
いや、まあまあかなぁ
デ・ニーロファミリーはみんな個性的なキャラで
特に子供2人はイイ味だしてたんだけど
やや中途半端感と、クライマックスに物足りなさを感じた。
最後のマフィアとのバトルはもっとど派手に大暴れするところを
期待してたんだけど、意外とあっけなく終わった。
特にミッシェル・ファイファーはスーパーを爆破させるほどの過激な性格なのに
マフィアとのバトルでは防戦一方。
長女の失恋もバトルに全然活かされてない。
あの失恋が起爆剤となって大暴れするのを期待してたんだけど、イマイチ
結末のわかってるラストよりも、そこに至るまでの過程を楽しむ映画。
そういう見方をすれば楽しめます。あくまでもコメディ映画として見るべき。
ラストのアクションに期待し過ぎると、ちょっと物足りなく感じます。

セブン・サイコパス(字幕)

2013年11月12日 23時44分31秒 | シネレポ2010


解説: 『ヒットマンズ・レクイエム』で高い評価を受けた
マーティン・マクドナー監督が、コリン・ファレルと
再びタッグを組んだクライムコメディー。
スランプ中の脚本家が、自分を助けようと奔走する役者によって
トラブルに巻き込まれるさまを、ブラックユーモアと共に描く。
共演にはベテランのクリストファー・ウォーケン、
『月に囚われた男』などのサム・ロックウェル、
『メッセンジャー』などのウディ・ハレルソンら豪華キャストがそろう。
シネマトゥデイ(外部リンク)



あらすじ: 脚本家のマーティ(コリン・ファレル)は、新作
『セブン・サイコパス』の執筆に行き詰まっていた。
親友のビリー(サム・ロックウェル)は脚本執筆の手助けをしようと、
マーティに事前に相談することなく、ネタ集めのために
サイコパス募集の広告を出す。
その後、ウサギを持つ殺人犯、犬をこよなく愛するマフィア、
殺し屋が集まるのだが……。



なかなか面白かった。
「セブン・サイコパス」というタイトルだけ決めて
そこから先の執筆が進まない脚本家のマーティ。
親友ビリーのアイディアでサイコパス募集の広告を
出したことから、彼の元に奇妙な人間が集まってきて・・・って話。
現実と空想の話の絡み合い方がなかなか絶妙で
あまり頭使わなくても理解できるレベルなのが良かった。
悪く言うと浅いとか薄っぺらって言われるのかもしれないけど
私にはちょうどいい感じ。
登場人物もみんな癖のある面々でいい味だしてました。
若干バイオレンスな描写はありますが、問題ないレベルです。

42 世界を変えた男

2013年11月11日 23時43分49秒 | シネレポ2010


解説: 黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンの伝記ドラマ。
白人の世界だったメジャーリーグに飛び込み、偏見や差別に屈することなく
奮闘した彼の姿を描く。
監督は、『L.A.コンフィデンシャル』の脚本家としても知られる
ブライアン・ヘルゲランド。テレビドラマ「FRINGE/フリンジ」などの
チャドウィック・ボーズマンが、ジャッキーを快演。
親身になって彼を支えたドジャースの重役ブランチ・リッキーを、
名優ハリソン・フォードが徹底した人物リサーチと
特殊メイクを施して演じ切っている。
シネマトゥデイ(外部リンク)




あらすじ: 1947年。ブルックリン・ドジャースのゼネラルマネージャーを
務めるブランチ・リッキー(ハリソン・フォード)は、
黒人青年ジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)と契約、
彼をメジャーリーグ史上初の黒人メジャーリーガーとして迎える。
だが、白人以外には門戸を開かなかったメジャーリーグにとって
彼の存在は異端なものでしかなく、チームの選手たちはもちろん、
マスコミや民衆からも糾弾される。
そんな状況ながらも、背番号42を誇るようにプレーするジャッキーの姿は
次第に人々の気持ちを変えていく




良かった!
感動しました。
今のところ今年NO1です。
野球ファンなら必見です。
この映画を見て改めて野球を好きになって良かったと思いました。
激しい差別を受けながら耐え抜いて世界を変えたジャッキーは
ホントに素晴らしかった。
そしてこの映画で真の英雄はジャッキーを
メジャーリーガーにしたGMのリッキーだったと思う。
彼の信念を貫く言葉には胸を打たれた。
「やり返さない勇気を持て!」
「レベルの低い人間に自分のレベルを落とすな」
鳥肌立ちまくりでした。
そして徐々に彼の周りで世界が変わっていくところは涙涙。
酷い野次を飛ばす相手チームの監督に立ち向かうチームメート。
(この監督が超むかつく最低の下衆野郎。
最後にこの後すぐに解雇され、その後二度と監督をやることは
なかったというテロップがでて胸がスッとしました)
白人の少年がジャッキーの物真似をしていたこと。
チームメイトのシャワーが終わるまでロッカーで待っているジャッキーに
一緒に行こうと声をかけるチームメイト。
そしてシャワールームにジャッキーが入って行った時はもう号泣でした。
もう、これは何回でも見に行きたい映画です。
私の中では野球映画の最高傑作でした。
絶対本年度のアカデミー賞に絡んでくると思います。絡んできて欲しい!
是非オスカー獲ってもらいたいと思える映画です。


ゴースト・エージェント/R.I.P.D. 2D(字幕)

2013年11月09日 05時40分52秒 | シネレポ2010


解説: 幽霊捜査官コンビの活躍を描いた、異色のバディームービー。
現世に潜む成仏できない悪霊たちを逮捕する霊界捜査組織に
スカウトされた殉職刑事とベテランの相棒が、
世界の存亡を左右する巨大な陰謀と対峙する。
幽霊捜査官になってしまった若き刑事ニックに
『[リミット]』などのライアン・レイノルズ、
19世紀から捜査官を続ける相棒にして大先輩ロイに
『クレイジー・ハート』などのジェフ・ブリッジスと、
実力派スターが共演。
奇抜な設定やコミカルな展開に加えて、迫力のアクションも見もの。
シネマトゥデイ(外部リンク)


あらすじ: 潜入捜査中に亡くなった刑事ニック(ライアン・レイノルズ)。
だが、生前の刑事としての活躍や経歴を見込まれて、
成仏できずに現世に紛れ込んでいる悪霊たちを逮捕しては
霊界に送還する組織R.I.P.D.のエージェントにスカウトされる。
1800年代からエージェントを務めている大ベテランのロイ
(ジェフ・ブリッジス)とコンビを組み、次々と悪霊を捕まえていくニック。
その後、二人は霊界へと通じているトンネルから悪霊たちを
現世に逆流させるという陰謀が進められていることを逮捕者から聞き出す。






期待してたほど面白いと思いませんでした。
現代版「ゴーストバスター」との声を聞いてたから
ちょっと期待し過ぎました。
唯一面白いと思ったのは、現世で活動するときの姿が
生前の姿とは変わってて、中国人のおっさんだったり
セクシー美女だったりするってとこ。
これももう少し巧く活かせばもうちょっと面白くなったと思うんだが
ちょっと中途半端だった。
冒頭にロイが帽子をなくすのも、なにかの伏線なのではと思ってたら
結局何も無し。
これもちょっと中途半端感が。
テーマはイイはずだからもうちょっと頑張って欲しかった。

マッキー

2013年11月08日 02時20分26秒 | シネレポ2010


解説: ハエに転生した青年が愛する彼女を守るため、
自分を殺した建設会社社長にしてマフィアの男に
立ち向かっていくアクションコメディー。
ハエが前世のリベンジのために、強大な敵に戦いを挑む姿が描かれる。
CGと実写を絶妙なバランスで織り交ぜ、ハエ対人間の壮絶バトルが展開。
人間から見れば無力なハエがさまざまなアイデアでトレーニングし、
知恵を巡らせ戦うさまが笑いと感動を誘う。
シネマトゥデイ(外部リンク)



あらすじ: ジャニ(ナニ)は近所で暮らす美女ビンドゥ(
サマンサ・プラブー)に思いを寄せていて、
彼女もジャニのことが心に引っ掛かっていた。
しかし、建設会社社長のスディープ(スディープ)も
また彼女に夢中で二人が相思相愛になったことを知ると、
マフィアの顔も持つ彼は激怒した揚げ句ジャニを殺害する。
やがて小さなハエに生まれ変わったジャニは、
殺された恨みを晴らそうとするが……。



大好きなインド映画です。
やっぱり面白かったぁ。
インド映画にハズレ無しですね。
まあ、とんでもない発想の映画です。
悪者に殺された男が、ハエに生まれ変わり
復讐を果たすって話。
しかしハエって・・(笑)
どっから出てくるんでしょうね、この発想。
日本だったら改造人間とか変身ヒーローものになるというのが
定番の発想だと思うが、インドはまんまハエに変身(笑)
しかもハエになって一体何が出来るんだと思ってたら、
色々やれちゃうんですねぇ。
その発想にも脱帽です。
ちなみにタイトルのマッキーというのは、インド語でハエのことのようです。
下手したらB級だとか、クソ映だとか言われそうな話ですが
これほど楽しませてくれる映画に仕上げたのはお見事。
ま、ちょっと贔屓目で見てるところはありますが。
私は大好きで大満足でした。
ただ残念なのは、日本向けに多分ミュージカルシーンとかが
大幅にカットされていたこと。
途中インターバルは入るシーンがあることから、
オリジナルは多分3時間近くあったんだと思うんですが、
約2時間に短縮されてました。
私的には歌も踊りもミュージカルみたいで楽しめるからオリジナルを見たかった。
今後はインド映画上映する際はオリジナルのまんま上映していただきたい。
それと、今作もインドの女優さん、超絶美人さんでした。
ちょっとローラ似でめちゃ可愛かった。
インド映画サイコーーー!



ザ・タワー超高層ビル大火災

2013年11月06日 23時18分36秒 | シネレポ2010


解説: 『TSUNAMI-ツナミ-』のソル・ギョング、
『白夜行 -白い闇の中を歩く-』のソン・イェジンら、
韓国の実力派が顔をそろえたディザスタームービー。
大火災に見舞われた地上108階の超高層ビルを舞台に、
ビルから出られなくなった人々のサバイバルと
消防士たちによる決死の救出劇を映し出す。
監督は、『第7鉱区』などのキム・ジフン。
極限状況下に置かれた者たちの内面を深く見つめた
ドラマもさることながら、実写と最先端CG技術を
巧みに融合して作られたパニック描写の数々にも圧倒される。
シネマトゥデイ(外部リンク)



あらすじ: ソウルの汝矣島にそびえ立つ、
地上108階の高層ビル「タワースカイ」。
クリスマスイブを同ビルで迎えようとする客に備える
フードモール・マネージャーのユニ(ソン・イェジン)は、
思わぬ厨房のボヤ発生に驚き不十分な換気設備に不安を抱く。
人々が上層階に集う中、タワースカイ会長(チャ・インピョ)は
タワー周囲を旋回する10機のヘリコプターで粉雪を降らせる演出を敢行。
だが、そのうちの1機が上昇気流の影響によりビル内部に激突、
すぐさま爆発炎上を起こしてタワースカイを火炎地獄へと変貌させる。






韓国版の「タワーリング・インフェルノ」と言っても過言ではないパニックムービー。
いい意味でも悪い意味でも韓流らしい映画でした。
当然映像は遙かに進化しており迫力ありました。
ま、ちょっとやり過ぎというか、火事で崩壊したとはいえ
あんなにビルの中がガレキの山になるだろうかというのはありましたが・・・
子供を使ってのお涙頂戴なところはさすが韓流。
ちょっとおちゃらけキャラで笑いを誘うところはイラつかないレベルではあったけど
余計だったかな。
人命救助に命をかける消防士の姿はなかなか良かった。
気になるところは多少ありますが、なかなか楽しめる映画でした。





ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD1987

2013年11月05日 02時33分46秒 | シネレポ2010


解説: 1987年に熊本県の南阿蘇で行われた伝説のロックイベント「BEAT CHILD」
を追った音楽ドキュメンタリー。
ザ・ブルーハーツを筆頭に当時の若者たちに大きな影響を与えたアーティストたちが
続々登場し、豪雨にも負けずに白熱の演奏を繰り広げる姿を映し出す。
監督を務めるのは、数々の映像作品を手掛けてきた佐藤輝。
今では考えられないほどぜいたくなメンバーによる、
日本版ウッドストックフェスティバルともいえる野外フェス誕生の瞬間に酔いしれる。
シネマトゥデイ(外部リンク)



あらすじ: 1987年8月22日、熊本県野外劇場アスペクタで、日本で初めての
オールナイトロックフェスが開催される。
ザ・ブルーハーツ、RED WARRIORS、BOOWYなどのバンドをはじめ、
尾崎豊や佐野元春ら豪華ミュージシャンたちが阿蘇に結集。
彼らのステージを一目見ようと7万人を超える観客が会場に詰めかけるものの、
夕方から急な豪雨に見舞われる。





BEAT CHILD
当時話題になってたのはかすかに覚えてます。
音楽雑誌で土砂降りの雨の写真を見た覚えはありましたが
まさかここまで凄まじいものだったとは・・・
あの豪雨の中待ち続けた観客も、開催を決定したプロデューサーも
そしてあの雨の中歌い続けたミュージシャン、みんな凄すぎます。
観客もミュージシャンも拷問に近いものがあったんじゃないでしょうか。
まさに史上最悪の最高のライブでした。
今じゃ絶対あり得ないことでしょうね。
大きな事故がなくて何よりです。
パフォーマンスに関しては、言うまでもなく圧巻だったのは尾崎。
尾崎目当てに見に行ったのですが、予想を遙かに超えたパフォーマンスでした。
土砂降りの中、雨に打たれアコギ1本で歌う「シェリー」は鳥肌モノでした。
残念なのは曲全部聞けなかったとこ。
全7曲歌ったようですが、その中から4曲端折った感じでしか見れなかったのは残念。
尾崎だけでも全編見せてほしかったな。
一番印象的だったのは白井貴子。
彼女の出番の直前から豪雨になって、ステージ裏での不安げな表情がとても印象的でした。
そして意を決してステージに飛び出したものの、ギターは壊れるわ、
モニタースピーカーは壊れるわの惨々な状態の中、戸惑いながらも
歌いきった姿は感動モノでした。
でもやっぱり一番拍手を送りたいのは、あそこで最後まで見続けた観客の人達。
よく我慢したモノですよ。
私だったら、多分リタイアしてたと思います。
尾崎の出番が終わったら、もう帰ろうとか言って(笑)
最後に当時のプロデューサーだった人が出てきて謝ってました。
参加したアーチストたちの当時を振り返ってのインタビューとかも入れてほしかったですねぇ。
しかし、みんな若かったぁ。
貴重な映像で大変満足いく内容でした。






クロニクル

2013年10月31日 02時10分55秒 | シネレポ2010



解説: ごく普通の生活を送っていた高校生たちが、突如として超能力者として
覚醒したことから思わぬ事態に身を投じていくSF作。
メガホンを取るのは、テレビドラマ「キル・ポイント」シリーズの新鋭ジョシュ・トランク。
キャストには、『欲望のバージニア』のデイン・デハーン、『キャリー』(2013年)の
アレックス・ラッセルなどの若手注目株が顔をそろえている。
自動車を次々と跳ねのける超能力の描写に加え、ティーンエイジャーの日常や心情を
リアルにすくい取ったドラマ部分も魅力。
シネマトゥデイ(外部リンク)



あらすじ: 超能力を手にした、高校生のアンドリュー(デイン・デハーン)、
マット(アレックス・ラッセル)、スティーヴ(マイケル・B・ジョーダン)は、
自分たちの姿をビデオで記録することに。
超能力を使い、他人がかんでいるガムを口から取り出したり、女子のスカートをめくったり、
空中でアメフトをしたりと、退屈だった毎日を刺激的なものに変える三人。そんなある日、
クラクションを鳴らして後方からあおってきた車を、アンドリューが超能力でスリップさせる。
それを機に、彼は超能力を乱用するようになり……。




これは面白かったぁ
特別料金1000円だったから見てみたのですが
てっきり低予算のB級映画かと思ってみたら、とんでもない。
確かに低予算だったかも知れないけど、B級とは言えない
なかなかの出来映え。
見応え十分の大満足ムービーでした。
ひょんな事から超能力を身につけた3人の高校生の話なんですが、
てっきりヒーローもののような悪者をやっつける話なのかと思いきや
特殊な能力を手にした少年達の苦悩や葛藤を描いた青春ムービー。
物語のキーパーソンになるのがアンドリュー。
父親は怪我が原因で仕事を辞め、家で飲んだくれ状態。
母親は重い病気で寝たきり状態、多額の薬代が払えない状況。
本人は学校では浮いた存在でちょっといじめられっ子。
そんな彼が強大な力を手にしたことによって巻き起こる青春SFストーリー
前半は超能力を使って悪戯したり空を飛んだり、楽しいひとときを過ごすのだが
ある出来事で人を傷つけてしまい、力を使う時のルールを決めようとするのだが
そこから徐々に不協和音が起き始め・・・
アメコミヒーローものによくある、強大な力を手にした主人公の葛藤や苦悩とはまたひと味違った
等身大の高校生ならではの悩みや苦悩がリアリティを感じる。
しかもアンドリューが豹変するきっかけとなった出来事が初体験での失態ってところもまたリアル。
ラストは先日見た「キャリー」ばりの大暴走&大惨劇。
後半は画面に釘付けでした。
これが1000円なら超お得。
お奨めです。








試写会~キャリー

2013年10月30日 19時19分56秒 | シネレポ2010



解説: 1976年にブライアン・デ・パルマ監督の実写版もヒットした、
人気ホラー作家スティーヴン・キングの代表作を再映画化。
念動力の持ち主であるいじめられっ子の少女が、
抑圧されていた怒りや苦しみを爆発させたことから起きる恐怖と悲劇を描く。
『キック・アス』のクロエ・グレース・モレッツが、
悲壮な運命をたどるヒロインを熱演。
監督は、『ボーイズ・ドント・クライ』のキンバリー・ピアース。
念動力がさく裂してプロムが地獄と化す悲惨なクライマックスには、ただただ圧倒される。
シネマトゥデイ(外部リンク)



あらすじ: 狂信的クリスチャンの母親から厳しい教育を受け、
学校では周囲から疎外されている女子高生キャリー(クロエ・グレース・モレッツ)。
彼女は、激しい興奮状態に陥るとある能力を使うことができるテレキネシスだった。
それを誰にも打ち明けることなく、キャリーはつらく寂しい日々を送っていた。
そんな中、ひょんなことから彼女は女生徒たちの憧れの的であるトミーと
プロムパーティーに参加することに。
喜びに浸るキャリーだが、その裏では彼女への残酷ないたずらが計画されていた。



試写会「キャリー」行ってきました。
久しぶりに当たったものの、吹き替え版により上映ということだったので
見ようか見るまいか迷ったのですが、見てきました。
やっぱり吹き替えには違和感を感じました。
それとクロエちゃんのキャリーもやっぱりちょっと、ん~・・って感じかな。
キャリー役にしてはやはり可愛過ぎますね。
オドオドした、いじめられっこっぽさは出してましたが
シシーのあの貧素で薄幸な天性のいじめられっ子の雰囲気には
絶対適わないって感じでした。
シシー以上にキャリーに適役は絶対現れないでしょう。
内容に関しては、ほぼオリジナルと一緒だったかと思います。
細部まで覚えてなかったけど、現代風にスマホで動画撮影&ネット投稿とかが
加わった他は大体一緒だった気がします。
久しぶりに見たからか、プロムでの惨劇のイメージが凄まじかったという印象が
強烈に残ってて、自分が記憶してた惨劇シーンに比べると
今回の惨殺シーンがあっさりしてたように感じました。
あんなもんだったかなぁって思いながら見てました。
そしてラスト!
初めて見たときは飛び上がるほど驚いたあのシーン。
しっかりかまえて見てたら・・・・アレ??
客席からキャァって悲鳴が聞こえるのを期待してたんですが
それと、今回非常に強烈な印象を残してくれたのが、
ジュリアン・ムーア演じるキャリーのお母さん。
オリジナルもあんなに不気味で怖かったっけ??
かなり強烈でインパクトありました。
オリジナル版DVD持ってるんで、久しぶりに見てみようと思います。
時間あったら、字幕版でもう一回見ようと思います。


R100

2013年10月28日 01時41分27秒 | シネレポ2010



解説: 『大日本人』『しんぼる』『さや侍』などを手掛けてきたダウンタウンの松本人志が
メガホンを取ったけた外れの異色作。
決して開けてはならないパンドラの箱を開いてしまった主人公が遭遇する未知の体験を活写する。
大森南朋、大地真央、寺島しのぶのほか松本自身も出演を果たし、
前田吟や渡部篤郎ら個性派俳優らも豪華共演。
観客の想像をはるかに超えた見せ場に向かって疾走するストーリー展開に度肝を抜かれる。
シネマトゥデイ(外部リンク)



あらすじ: 男(大森南朋)は誘惑に負け、1年という期限付きでミステリアスなクラブへの入会を決意する。
入会の際の条件は、たとえ何があろうとも途中で退会することはできないという内容だったが、
当初彼はそのことをまったく気にも留めていなかった。
その後、彼の人生には次々と型破りで魅力的なキャラクターの女性たちが出現するようになり……。



なんだかなぁぁ・・・でした。
全然笑えませんでした。
だから何がやりたかったのかわかんないんですよね。
コメディなのかマジなのかどっちつかずで中途半端。
とりあえずイイとこ無しです。
次回作に期待・・・・しません。



バーニーみんなが愛した殺人者

2013年10月27日 23時57分05秒 | シネレポ2010


解説: 『スクール・オブ・ロック』のジャック・ブラックとリチャード・リンクレイター監督が
再びタッグを組んだブラックコメディー。
町の有名人が、気難しくて煙たがられている老女を殺害した、1996年にテキサスで実際に発生した
事件のてん末を、当事者を知っている住民たちの証言を挿入しながら描く。
ジャックふんするバーニーには心を許していた偏屈者を、オスカー女優シャーリー・マクレーン、
バーニーを追及する地方検事を、実力派マシュー・マコノヒーが演じる。
シネマトゥデイ(外部リンク)




あらすじ: テキサス州の片田舎で葬儀屋を経営するバーニー(ジャック・ブラック)は、
誠実な人柄で町の誰からも愛されていた。
やがて彼は、金持ちの未亡人マージョリー(シャーリー・マクレーン)と仲良くなり、
いつしか銀行口座の管理を任されるほど信頼されるように。
しかし、ふとしたことで彼女を殺害してしまったバーニーは、
その後もマージョリーが生きているかのように振る舞い……。







面白かったです。
これもなんと実際に起こった事件の映画化なんですが
まるで世にも奇妙な物語のようなというか、仰天ニュースのネタになりそうな話。
町の人気者のバーニーが、町中の嫌われ者のおばあさんを殺してしまうんだけど
町中のみんながバニーの肩を持って、彼をかばい出すという
嘘のようなホントの話
普通被害者寄りになるものですが、この裁判は陪審員がみんな加害者寄りという
異常な状況の為、他の町で裁判をするという異例な事態になるという
前代未聞の裁判。
ついつい見てる我々もバーニー側に感情移入してしまって、結末には一瞬
えっ?って思ってしまうんですが、冷静に考えると当たり前の判決。
果たしてバーニーとは、ホントに善人だったのか、それとも町の住民全員を騙し続けた
詐欺師だったのか・・・
もう少しバーニーという人間の人物像を深く掘り下げて描いて、
観客にも問いかけるような作りにしていたら、もっと面白くなってたかもと思いました。
ジャック・ブラックは良かったですね。
あとシャーリー・マクレーンの怪演も良かった。




甘い鞭

2013年10月23日 22時55分59秒 | シネレポ2010



解説: 人気作家・大石圭の小説が原作の官能スリラー。
拉致監禁された過去を持つ女医にしてSM嬢をめぐり、
異様な物語が展開する。
監督は『フィギュアなあなた』などの鬼才、石井隆。
『私の奴隷になりなさい』などの壇蜜が、
大人の魅力を振りまきながらヒロインの奈緒子を熱演する。
彼女の少女時代にふんしたグラビアアイドルの間宮夕貴、
名優竹中直人ら、共演陣にはバラエティーに富んだ顔ぶれが集結。
過激なエロス描写に加え、過去と現在が巧みに交錯する
緻密なストーリー展開に引き込まれる。
シネマトゥデイ(外部リンク)



あらすじ: 美しき不妊治療医として活躍する一方で、
SMクラブのM嬢セリカとしての顔を持つ奈緒子(壇蜜)。
さらに彼女には、17歳の頃に隣に住む男性によって拉致監禁され、
1か月にわたって陵辱を受けた果てに、男を殺害して逃げ出した
という壮絶な過去があった。
奈緒子として不妊の治療にあたり、セリカとしてさまざまな客の
欲望を受け止めていく日々を送る中、壮絶な過去の記憶と
それによって抱えることになったトラウマにさいなまされるようになり……。




なかなか見応えありました。
石井ワールド全開のバイオレンス&エロティックムービーです。
前作の「フィギュアなあなた」よりも格段に良かったです。
「ヌードの夜」と比べると、やっぱり「ヌードの夜」の方が好きです。
陰惨さでは甲乙付けがたいものなのですが、個人的に拉致監禁ネタってのは
実際に起こったある事件を思いださせるもので道徳的に問題があって大嫌いなので、
そこだけマイナスポイント。
しかし壇蜜さんはよいですなぁ。
最近よくバラエティ番組で見かけるんですが、
非常に頭の回転の速い子なんだろうって感じで好印象です。
こういったテレビで活躍が増えると露出は減るもんですが、
エロス全開で身体張った演技を魅せてくれるのは、今や貴重な存在でなないでしょうか。
演技に関しては、巧いとは言い難いところもあるんですが、
そういったものを超越した表情で訴えかける力があると思いました。
特にラストの甘い味に覚醒していくところは圧巻の迫力を感じました。
そしてダブル主演の間宮夕貴って子も、身体張って頑張ってました。
監禁シーンはほぼ全裸で全身痛々しい傷跡をたくさんつけての大熱演
お顔まで傷ものになってしまってたのはちょっと残念。
顔は傷つけんで欲しかったな。
過激なシーンは多く裸もたっぷり堪能できるけど、エロさはあまり感じません。
その辺が石井ワールドの好きなところだったりします。