
解説: 梶原一騎原作、辻なおき作画によるコミックの初実写化で、
孤高のヒーローにウエンツ瑛士がふんするアクション。
強くなりたいと願う孤児院育ちの男が、高額なブラックマネーが
入り乱れる格闘の世界で復讐を胸に戦う姿を映し出す。
メガホンを取るのはアメリカで映画やCMなどを製作してきた落合賢。
ヒロインに『GANTZ』シリーズなどの夏菜、虎の穴の幹部・ミスターXを
哀川翔が演じる。テレビ番組などでは見られない、ウエンツのダークで
男気あふれるヒーローぶりに注目。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 特殊マスクを身に着け“タイガーマスク”となり、
ブラックマネーが行き交う試合に出場する伊達直人(ウエンツ瑛士)。
孤児院で育てられた彼は大切な友の命、そして非常に大切だった
居場所を奪われ、復讐の獣と化して戦い続けることを心に決める。

微妙でした。
まず、今回の「タイガーマスク」は漫画ともアニメとも全く別物のとんでもない設定になってます。
なんと変身ヒーローのようにマスクをかぶってタイガーマスクに変身します。
もはやプロレスとはかけ離れたものになってました。
そこは知った上での鑑賞だったので、あえて突っ込みませんが、
物足りなかったのが格闘シーンがイマイチ少なかったこと。
タイガーマスクと言えば、トラの穴の悪役レスラーの反則攻撃に耐えながら
フェアープレーで戦うところなのに、敵に全然魅力が感じられなかった。
白、黒、金の3人のタイガーがいるというのはなかなか面白いと思ったけど
あまりそれが活かされてなかった。
最後はブラックとの一騎打ちかと思いきや、何故かグレートがでてくるし・・
しかもグレート意外としょぼいし。
ま、一番の突っ込みどころは、続編やる気なの!?ってところ。
まさかのエンドロール後に続編を臭わせるワンシーンが。
上映館数も少ないし、動員数のすくなそうだし、多分無理だと思うし、
出来たとしても見に行かないと思います。