じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

映画「波止場」

2018-10-18 21:35:38 | Weblog
☆ 映画「波止場」(1954年)を観た。

☆ ニューヨーク港のある波止場、荷揚げの仕事はギャングに牛耳られ、港湾労働者を搾取することによって彼らは私腹を肥やしていた。そして自らの既得権益を守るためには容赦なく人を殺した。

☆ 施設から逃げ出した兄弟がいた。彼らはそのギャングたちのボスに拾われ、兄は法学をおさめて幹部になっている。弟はボクサーとして才能を発揮するが、八百長試合をして引退している。彼、テリーがこの映画の主人公。

☆ 彼はギャングの使い走りのような仕事をしていたが、ギャングの不正を証言しようとしていた親友殺害の片棒を担がされてしまう。テリーの苦悩が始まる。そんなとき親友の妹と出会い、恋に落ちる。神父の説教に心を動かされた、彼はギャングと距離の置こうとする。

☆ そんな彼をギャングのボスは許しはしなかった。勇敢に立ち上がったテリーと彼を取り巻く人々の変化。息詰まる心理戦の末、クライマックスに。

☆ テリー役にはマーロン・ブランド。「ゴッド・ファーザー」の重厚感とは違った若々しさが良かった。
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映画「巴里のアメリカ人」

2018-10-18 10:56:53 | Weblog
☆ 映画「巴里のアメリカ人」(1951年)を観た。

☆ 歌あり、ダンスあり、タップあり、そして恋愛あり。アメリカ人好みの音楽劇だった。きっと、映画界にとってはいい時代だったんだろうね。

☆ ストーリーは、第二次世界大戦後のパリ。戦争から解放され、かつてのような芸術の花が開いていた。多くの下積みの芸術家たちがその日暮らしの生活をして、腕を磨いていた。主人公のジェリー(ジーン・ケリー)もそんな一人。一流の画家を目指していた。そんな彼の前に金持ちの夫人が現れる。彼のスポンサーになるという。一方で彼は、ジャズ喫茶で出会った女性に一目ぼれしてしまう。彼女の名前はリズ。最初、彼女はジェリーを拒んでいたが、ジェリーの猛烈なアタックに遂に惚れてしまう。しかしそんな彼女にも秘密があった・・・。

☆ 戦後の解放感が感じられた。カラー映画ということで色彩豊かで、いくつか新しい見せ方が取り入れられていた。今だと簡単に編集できることも、当時は大変だったんだろうなぁと思った。

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