じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

映画「波止場」

2018-10-18 21:35:38 | Weblog
☆ 映画「波止場」(1954年)を観た。

☆ ニューヨーク港のある波止場、荷揚げの仕事はギャングに牛耳られ、港湾労働者を搾取することによって彼らは私腹を肥やしていた。そして自らの既得権益を守るためには容赦なく人を殺した。

☆ 施設から逃げ出した兄弟がいた。彼らはそのギャングたちのボスに拾われ、兄は法学をおさめて幹部になっている。弟はボクサーとして才能を発揮するが、八百長試合をして引退している。彼、テリーがこの映画の主人公。

☆ 彼はギャングの使い走りのような仕事をしていたが、ギャングの不正を証言しようとしていた親友殺害の片棒を担がされてしまう。テリーの苦悩が始まる。そんなとき親友の妹と出会い、恋に落ちる。神父の説教に心を動かされた、彼はギャングと距離の置こうとする。

☆ そんな彼をギャングのボスは許しはしなかった。勇敢に立ち上がったテリーと彼を取り巻く人々の変化。息詰まる心理戦の末、クライマックスに。

☆ テリー役にはマーロン・ブランド。「ゴッド・ファーザー」の重厚感とは違った若々しさが良かった。
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