じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

映画「奇蹟がくれた数式」

2018-10-29 23:57:53 | Weblog
☆ 映画「奇蹟がくれた数式」(2016年)を観た。実在の数学者を描いた伝記映画。

☆ インドの数学者、ラマヌジャンは天才的な才能を発揮するが、学歴がないため研究者として認められなかった。インドから著名な数学者に手紙を送るが、ほとんど相手にされなかった。そんな時、ケンブリッジ大学の数学者・ハーディが彼の研究に目を留める。

☆ 時代は第一次世界大戦をはさんだ数年。当時のインドはイギリスの支配下にあって、インド人は蔑まれていた。

☆ ラマヌジャンとハーディとの師弟であり、友である関係が温かく描かれていた。(二人とも数学オタクだ)

☆ 直感で天才的な発見をするラマヌジャン。天才ゆえの宿命か薄命に終わる。彼の妻や母にとっては悲劇でもあろうが、研究者にとっては自らの命と引き換えに研究成果が残せたのだから本望だったのではなかろうか。

☆ いい作品だった。
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気になるドイツ

2018-10-29 20:55:37 | Weblog
☆ ドイツのメルケル首相が与党党首を辞任するという。首相の職は2021年まで続けるというが、ドイツの政局は要注意だ。

☆ 第1次世界大戦も、第2次世界大戦も、ドイツの動きが重要だ。

☆ ミュンヘン一揆が1923年。ヒトラーが政権をとったのが1933年。政権奪取には10年かかったが、世界恐慌をはさむこの10年間が運命の分かれ道だった。全権委任後はもはや政府批判は死を意味した。

☆ ヨーロッパが再び火薬庫にならなければ良いが。

☆ マルクスは下部構造=上部構造論を唱えたが、とにかく経済政策が重要だ。食えなくなると人間は理性を失う。 
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ハロウィン騒ぎ

2018-10-29 18:37:11 | Weblog
☆ ハロウィンウィーク、東京では大混乱の様子。パニック寸前。深夜の渋谷は無法地帯とか。テロでも起これば大惨事だ。犯罪やごみ問題も深刻だという。一触即発で「マーシャル・ロー」。

☆ 昨日から京都新聞電子版は「観光公害」の記事を載せていた。そこでは外国人観光客のマナーの悪さが指摘されていたが、日本人も負けず劣らずのようだ。

☆ ストレス社会、発散したい気持ちはわからなくもないが、群集心理は恐ろしいものだ。理性が吹っ飛んでしまう。それを利用しようとする人々もいる。

☆ ハロウィンは、子どもたちが「トリック・オア・トリート」と近所を回るぐらいがいい。
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ヘイトクライム

2018-10-29 10:22:54 | Weblog
☆ アメリカで起こったユダヤ教礼拝所での銃乱射事件。新聞各社は「ヘイトクライム(憎悪犯罪)」と伝える。

☆ 今のところ単独犯で、背後組織はないようだが、社会の閉塞感を象徴するような事件だ。

☆ 先の「小包爆弾」事件と言い、テロリズムが蠢いてきた。

☆ ヨーロッパでの極右勢力の躍進、ブラジルでは極右の大統領が選ばれたという。自国第一主義、ポピュリズム、強い指導者。その矛先はやがて自分たちに向かうのだけれど、気づいたときには手遅れか。

☆ 日本でも外国人労働者を増やすために在留資格を緩和するとか。政府は「移民」ではないというが、新たな火種ともなりかねない。格差の拡大はあるものの、好景気が続き、確かに人手が不足している。急速な高齢化、老齢化にともない介護職の不足は深刻だ。オリンピックや復興事業で建設業での労働者も不足していると聞く。

☆ 一方で「働き方改革」の一環で、同一労働同一賃金や派遣労働者の継続雇用などが制度として確立した。正規雇用から非正規雇用へ、労働者を踏み台にして、企業は収益を上げてきたが、やがて、日本人の非正規労働者が外国人労働者に替えられていくのだろうか。

☆ ターニングポイントは、消費税10%への引き上げによる個人消費の落ち込みと、オリンピック後の不況か。

☆ 「アラブの春」からシリア紛争、難民のヨーロッパ流入、リーマンショックの余波、ヨーロッパの経済危機、アメリカの自国第一主義、米中対立、南米の経済危機。サウジとトルコもくすぶっているし、明るい見通しが乏しい。
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宝島社の新聞広告

2018-10-29 10:16:57 | Weblog
☆ 今朝目を引いたのは、朝日新聞に掲載された宝島社の広告だ。

☆ 内田裕也さん、樹木希林さんの家族写真。絵画のようでもあるし、映画の1シーンを見るようでもある。

☆ 構成、アングルが絶妙だ。カメラマンの腕だね。

☆ 家族それぞれに物語がある。そんなことを感じた。
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