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スリランカ旅行 10月15日 ウェッラワーヤへ

2010年12月15日 | スリランカ旅行
7時前起床。
昨日と同じ朝食でトースト、オムレツ、バナナ、紅茶を取った。
8時過ぎ、チェックアウトした。
フロントで宿泊費と朝食代、夕食代でRs.7,205(5,460円)の請求があった。
クレジットカードでの支払を依頼すると現金にしてほしいと言われ、現金はかつかつ足りたが、無いと答えた。
雇われ主人は、若いフタッフを呼んでクレジットカードリーダーをセットさせた。この主人、自分では何も出来ない。
しかし、通信できないのか?読取れないのか? 利用できなかった。
しかたなく、現金を数えてかろうじて足りた。Rs.数100しか残らなかった。
バスターミナルに向かった。
バックパックを担いで歩いても大丈夫だ、風邪は大した事もなかったようだ。
郵便局横の銀行に寄り、ATMでキャシングをした。
VISAカードでのキャシングを試みたが駄目であった。何が駄目なのか解らない。
次にeBankカード(×天銀行)でRs.10,000の出金を試すと成功した。

今日の旅程は、ヌワラ・エリヤ→バドゥッラ→エッラ→ウェッラワーヤの予定である。
バスターミナルの案内所でバドゥッラ行き乗場を教えてもらい、乗場に行くとバスが停まっていたのでバドゥッラ行きか尋ねると違うらしい。
次のバスを待つが、その後、この乗場にはバスは停まらなかった。
と言うのも、一緒にバス待ちしていた人々が、この先に来て停まったバスに行って乗り込んだ、私は満杯で乗れなかった。
次のバスも同じであった。駐車場に停まっているバスに乗客が乗り込んでいるのではないかと、駐車場に行ってみると、やはりそうだった。
車掌にバドゥッラ行きか尋ねると一呼吸置いて乗れと言われた。
9時過ぎにバスが発車した、隣の乗客に確認の為、バドゥッラ行きか聞くとそうではないと言われた。
私はパニックた、降りるなら今だと判断してブザーを鳴らした。
運転手は、驚いて一瞬減速した、車掌に座れと言われてしまった。
若者が私に何か言ってきた、説明してくれている様だが、まったく理解できなかった。英語で話しているのか?
車掌を信用するしかないか!

なだらかな山麓風のところをバスは走った、段々畑が広がっていた、多分野菜を栽培しているのだろう。
ムスリムのおわん型帽子をかぶった年配男性が私の横に座った。
日本人か中国人かと話し掛けてきた。少し話すと彼の話す英語は聞き取れた。
バドゥッラに行くと話すと、乗換えが必要だと言っている。
このバスはどこ行きなのか尋ねると、ウェリマダであった。
地図を見るとヌワラ・エリヤとバドゥッラの中間にある町であった。
今日は、エッラまで行くと話すと、遠回りだと言われた。
11時前にウェリマダに着いた、狭い谷間にある小さな町であった。
年配男性と一緒に降りた、車掌がバドゥッラ行きバスを指差して教えてくれた。
しかし、年配男性は別のバスを停めて、私を乗せてくれた。
お礼を言う暇が無かった。

座席配列が2席、3席のバスで、混んでいたので3席の通路側に座った。
乗客が乗ってきて、私に詰めてくれと言ってきた。
狭い3人席の真ん中席は嫌なので、あなたが真ん中に座れと態度で示した。
乗客は何か言っているが理解できない。
窓側に座っていた中年男性が英語で「直ぐに降りるから詰めてくれ!」と言っていると伝えてくれた。
しかたなく、席を譲った。
英語の話せる中年男性に「このバスはエッラ行きか」と聞いた。
バンダーラウェラ行きであった。
昨日、旅程変更でのルート選びでエッラ方面に行くのにバンダーラウェラからが便利であるのを知ったが、ヌワラ・エリヤからは遠回りしなければならなかった。
今、通っているウェリマダ~バンダーラウェラ間の道路は、私の地図には書かれていない。
12時ごろ、バンダーラウェラに着いた。ウェリマダから1時間ほどである。
サッカーが出来るほどの大きさのグランドが目に入った、ホテルもあり、人も多く歩いている大きな街であった。
中年男性と一緒にバスを降りた、彼がエッラ行きバスに乗せてくれた。

車掌にエッラと言って切符を買った。
30分ほどでエッラに着いたらしい、通り越してから車掌に降りろと降ろされた。
こんな山の中で降ろすのか? 人家は点在していたがエッラの町を通過したとは気付いていなかった。
坂道を100mほど上るとガラスバリ風建物内に仏像が安置さていた。
その中に工事作業中のおっちゃんがいて、見て行けと言われ、案内されたのは仏像裏からの眺めであった。
大きな広い谷と絶壁の山、美しい景色であった。

こんなに綺麗な風景が見られるのであれば、エッラで泊まろうかと思った。
エッラまで歩いて行けるのか?尋ねるとそこだと言われた。
エッラに泊まるのか?と聞かれ、考えていると答えた。
泊まるなら、サン・トップ・インがいいと薦められた。
500mほど歩くと三叉路があり3軒ほどの店があった。
トックトックが前に停まる食堂に入り通りを見渡せる席に座った。
カレーパンとコーラーを頼んだ。
先ほどの美しい景色は、ここからはまったく見えなかった。
エッラは、標高1000mにある。ヌワラ・エリヤ標高1900mから900m下ったが、まだ朝晩は寒いだろう。
やはり、ウェッラワーヤへ行く事にした。
バスを降ろされて30分近く経つので、もう直ぐバスが来るだろう。
バス停に向かっていると、先ほどのおっちゃんにあった。
エッラに泊まらないのか! ウェッラワーヤまで行くと言って分かれた。美しい景色を有難う。

バスは直ぐに来たが座席はすべて埋まっていて、立たなければならなかった。
仏像裏から眺めた大きな広い谷をバスは下って行った。
数ヶ所のヘアピンカーブを通過し、どんどん高度を下げていった。
1時間でウェッラワーヤのバスターミナルに着いた。
14時であった。暑い! 
ガイドブックには、2軒のホテルしか紹介がない。
バスターミナルから約500mの1軒目のホテルは、特設マーケット前にあった。マーケットは大変混雑していた。
レストラン&バーに隣接する部屋があるホテルで、部屋のドアを開けるとテーブルが並んでいるのが見える。
夜、客が多ければ騒がしくて寝られないだろう。部屋には、窓も無い、最悪である。
更に500mほど行ったところにあるウェッラワーヤ・レスト・ハウスに行った。
ファン、水シャワー、部屋は広いが古さが目立つ、バスタオル&シーツ無しでRs.850(650円)である。
できたらお断りしたいが、ここしかない。ブランケット2枚を借りて宿泊する事にした。
宿泊費最安値更新!!! そこそこのホテルを目標にしていたが残念だ。

まだ、15時であった。
ブドゥルワーガラに行く事にした。
大乗仏教の磨崖仏(まがいぶつ)がある。それを見る為にウェッラワーヤに寄ったのである。
バスターミナルの北にある交差点がウェッラワーヤの中心地で、トックトックがたむろしている。
運ちゃんから声が掛かるが、まったくひつこくない。
若い運ちゃんにブドゥルワーガラまで、いくらか聞くと、回りの運ちゃんに相談してRs.500(380円)と答えてきた。
往復運賃か確認して乗り込んだ。
運ちゃんは、まず、ガソリンスタンドに行って燃料を入れた、ブドゥルワーガラは、そんなに遠いのか?
ティッサマハーラーマ方面に10分弱行って西に入る。
民家が点在する未舗装の道を行く、民家が途切れ綺麗な田園風景に変わるがすぐに終わり、右手に仏塔跡が見える。
池に突き当たり池沿いに進む、石橋を渡ると駐車場に出た。国道から15分ほどである。
横に寺があり、運ちゃんに案内されて入場料Rs.200を払った。
駐車場から200~300mのところに30m×17mほどの岩壁があり、そこに磨崖仏が彫られている。
3体の像を1セットに、3セットが浮き彫りされている。
岩壁中央に最も高い仏陀像と両側に低い仏陀像が彫られている。
岩壁の左右端には、日本で見慣れた仏像が彫られていた。観世音菩薩だそうだ。
上座部仏教のスリランカにあって、こんな田舎に大乗仏教の石仏が、何故残っているのか今も謎であるそうだ。


トックトックでホテルまで送ってもらった。
ホテル入口の横に酒屋があり、その前の東屋で客が酒を飲んでいた。
私も東屋に座りビールを飲んだ。
本を読みながらビールを飲んでいると蚊に刺された。
3日間丘陵地帯にいて寒かったので、蚊などいなかったが、また注意しなければいけない。
部屋に戻る時、裏庭が見えた、木陰の下にもテーブルがあり客がいた、食事or酒を飲んでいるのか?
多分、酒だろう。酒場として賑わっており、ホテルとしては、もう終わっている様だ。

夕食は、焼き飯にした。

20時に寝た。


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