塵埃日記

つれづれなるままに、日々のよしなしごとなど。

勝手に九州十五景

2013年09月22日 | 旅行
  
 昨日、小生のお城のページに、ようやく今春に行った九州のものをアップし終わりました。もう旅行から半年が経ってしまいましたが、数えてみると全部で63城!一般の方からみれば、むしろ城なんてそんなにあるの?といった感じでしょう(笑)。

これだと、わざわざ九州まで行ってお城しか見てこなかったんかい!と言われてしまいそうなので、今回はその他の写真を絞りに絞って15枚ピックアップして(最初は10選にしようと思ったんですが、足りませんでした^^;)、勝手に十五景と題してお送りします。当然ながら、お城関連(城下町や武家屋敷なども含む)は入っておりません。また、すでに別の記事で紹介したものも省いてあります(関連記事については最後にリンクを載せます)。


<長崎の夜景(長崎県長崎市)>

世界新三大夜景の1つだそうです。当然周囲はカップルだらけです(笑)。何枚も撮ったのに、これ以外は全部ボケてしまっていました(泣)。


<寺院と教会の見える風景(長崎県平戸市)>

奥にみえる白い塔が教会です。長崎と並ぶ南蛮貿易の港町で、周辺の島々には隠れキリシタンが明治維新後に次々と建設した教会群があります。そうした独特の風土が醸し得る風景として、売出し中の景色です。


<阿蘇山(熊本県阿蘇市等)>

世界でも有数のカルデラ火山。火口のボコボコいっているところまで丸見えです。裾野から外輪山に至るまで、飽きることのない雄大な景観が続きます。湧水や温泉が至るとこにあるので、車で訪れるならポリタンクは必須です。


<水前寺公園(熊本県熊本市)>

正式名称は水前寺成趣園。今回訪れた庭園のなかでは、もっとも整備され、趣がありました。園内でいただける「望月」というお菓子には感動しました。卵白を使ったつるふわっとした何ともいえない食感の饅頭のようなお菓子です。


<虹ノ松原(佐賀県唐津市)>

およそ5㎞にわたってクロマツ林が続く日本三大松原の1つ。残念ながら上から眺めただけですが、松林の緑に砂浜の白と海の青のコントラストが映えます。


<知覧特攻平和会館の復元三角兵舎>

風景…というのとは違いますが、載せずにはいられませんでした。特攻隊に選ばれた兵士はこのような半地下の薄暗い木造兵舎で、自分の番がいつ来るかと毎晩を過ごしていたそうです。


<山川天然砂むし温泉(鹿児島県指宿市)>

鹿児島の飲み屋で、砂むしなら指宿温泉よりこっちの方がいいよ!と教わったところです。指宿温泉より南にあります。たしかに、昔からある地元の施設といった感じで、下手に観光地化されておらず、雰囲気も最高でした^^


<喜入石油備蓄基地(鹿児島県鹿児島市)>

ここにきて何故?という感じですが、個人的にとても思い入れがありまして、中学時代の社会科の資料集に載っていたナニコレワードの1つでした。中坊のころからの謎を間近に見られて、まったくもって個人的に感動でしたw


<都井岬の野生馬(宮崎県串間市)>

車も恐れずもしゃもしゃと草を食み続ける野生化した馬たちです。車道も我が物顔で闊歩するので、運転中は馬のお尻からの落し物に要注意!都井岬に来るまでの道路がヒドくて、岬に数軒あったホテルは全部廃墟となっていました。元宮崎県知事さんはどげんかしてくれんかったんでしょうかねぇ。


<青島神社の鬼の洗濯板(宮崎県宮崎市)>

鬼の洗濯板自体はあちこちの海岸で見かけますが、ここの洗濯板は規模も形状も他を圧倒しています。小さな青島のほぼ全周が洗濯板に囲まれています。神社の社叢も、日本の神社にいるとは思えない南国ムードの漂う素敵な森です。


<高千穂峡(宮崎県高千穂町)>

まさに神々の造形と呼ぶべき美しさ。写真は浸食が織りなす数多の景色の1つに過ぎません。高千穂峡だけで別コーナーを作れば10枚は掲載できます。個人的には、こんな美しい渓谷に貸しボートを浮かべるのはやめていただきたいと思っています(苦笑)。


<別府温泉の湯けむり(大分県別府市)>

日本一の湯量を誇る別府温泉。工業地帯のように町中から湯けむりが上がっています。ちょっとは我慢できないの?といいたいくらい、お湯も蒸気もあふれ出ています。それでいて場所によってちゃんと泉質も異なるというのが、なんともニクいところ(笑)。


<羅漢寺(大分県中津市)>

耶馬溪の一画にあります。耶馬溪というと青の洞門が有名ですが、今日では当時の洞門は埋まり、車道が通され、川も水量が減って、逸話通りの厳しい渓谷と洞門の風景とは異なってしまっています。むしろ、この羅漢寺や奥耶馬溪の方が、深山幽谷のイメージに合っているように思います。


<長浜の屋台(福岡県福岡市)>

市は整備された中洲などの屋台に観光客を誘導したいようですが、汲み置きじゃない屋台なんて屋台じゃない!と卸売市場の西の通りへ出かけました。ここの屋台で食べたラーメンは、とんこつでは今までで一番美味かったです。


<門司港駅(福岡県北九州市)>

大正三年完成の日本では珍しい行き止まり駅。こちらでは焼酎二階堂のCMに登場する夜景が知られていますが、残念ながらこのときは改修中で、夜間のライトアップはされていませんでした。門司は、他にも近代の建造物を並べて門司港レトロとして売り出しています。

最後に、すでに別記事でご紹介した分については、以下をご参照ください。

非効率官営テーマパークの代表選手「吉野ヶ里遺跡」
旧蹟の早慶戦:大隈重信旧宅vs. 福沢諭吉旧居
アクロス福岡:建築から自然への歩み寄り
雲仙・普賢岳火砕流から22年
雲仙・島原被災地支援観光ブログ

  



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