今日の礼拝にて、えんぢぇる師開口一番、「人生、いつ何どき何が起きるかわからない!明日のことも分からないのに、5年先のことが分かる訳がない。だけど、私達には聖書がある」
例えば、あなたの部屋の本棚やマガジンラックに並んでいる本や雑誌、CDやDVDの数々・・引っ越しの時はそのあまりの量の膨大さにビックリ。「あれ?こんなの何時買ったっけ?」と、戸棚の奥からワンサカと出てきます。それらのものが今の「自分」を作ってきたとも言えるのでしょうが、存在すら忘れてしまったようなものが本当に自分の一部なの?と考えると、かなり疑問を感じます。今までこういったソフトにどれだけお金を使って来ただろう?どれだけ労力と時間を消費して来ただろうか。。。今自分が持っているものは、ある意味、自分をつくって来たことは確かではあるけれども・・。それが今の自分の糧にどれだけなっているのだろう・・?
確かに日々の積み重ねによって、人生は構築されて行く訳ですが、「経験」は活かして初めて生きるもの。苦労して得たものもや、どんなに価値あることでも、忘れ去られたような暗いところにただずっと保管しているだけでは、それが生きて働くことはありません。学んだことはリピートして活かす、受けた真理は人に流していく。(先週のアプリケーション)それが祝福への道です。クリスチャンが受けた「イエス・キリスト」も同じです。「私」の内に閉じ籠らせていたままでは、神様がどんなに働きたくても、生きて働くことができません。受けたものを流すこと、生まれたものを育てること、ほんとうに必要なものを選び取っていくこと、それが人生を豊かにするという真意です。
今日は、当初のテーマだった“パノラミック聖書講釈第二弾”から一転し、話しはいきなりダニエル書と黙示録に記されている“第四の国”と今の世界情勢との関係について。。その第四の国(獣)が世界を統治する時、今から2千年前のイスラエルと同じ様な状況になるのだと言う鬼気迫るお話しに・・。
AD66年、イスラエルにも“人生何が起きるかわからない”事態が発生しました。イスラエルで起きたローマ帝国からの独立運動を制圧するため、ローマからウェスパシアヌスという将軍が送られます。ローマ軍の進撃によって、徐々にイスラエルは追い詰められて行きましたが、その時イスラエルの内部でも、断固ローマに対抗する強硬派と、戦争は回避すべきという穏健派がいました。ですが、イスラエル独立を図る反乱軍(熱心党)の勢いは民衆を支配し、戦いへの道を強いていたのです。初代教会のクリスチャン達も、内側は熱心党、外側はローマ帝国という、双方の軋轢に苦められていました。そして約3年半に及んだ熾烈で凄惨な戦いの末、AD70年、遂にエルサレムは陥落します。
しかし、この戦いの間に一つの転機がありました。皇帝ネロが突然死んだために、ウェスパシアヌスが突如ローマに帰還し、その変わりに将軍ティトゥスがエルサレムに来るまでの間、ローマ軍のイスラエル包囲が一時的に解かれたのです。
そのとき、ユダヤにいる人々は山に逃げなさい。屋上にいる者は、家にある物を取り出そうとして下に降りてはならない。畑にいる者は、上着を取りに帰ってはならない。(マタイ24:16-18)
終末時における神の警告。この御言葉を実践した人達は、ヨルダン川から東の地へと逃げ、奇跡的に生き残ることができました。日本でも戦前戦中、また地震や津波など、絶対不可避の苦難の時に、この言葉を握って奇跡を体験したクリスチャンがいます。今、世界は刻一刻と様相を変え、終末の時へ進んでいます。「こんなこと、絶対おかしいよ!あり得ない!」と思うことが法の下で施行され、「誰か止めないの?何とかしないの?変だよ。」と言っている間に、世の中は信じられない方向(黙示録の預言通り)へと動いているのです。
聖書が「終末は来る」と明確に語っている以上、それはいつか必ず来ます。混沌とした日本の社会然り、アメリカの政治状況然り、ヨーロッパの経済混迷然り・・その様子を黙示録から察することが出来ます。だからクリスチャンは、富の力で先導されている偽りのメディアではなく、霊の目を開いて神が語る聖書から正しい情報を得て行くことが必要です。
「耳ある者は、“霊”が諸教会に告げることを聞くがよい。」黙示録で7つの教会へ宛てた手紙の才最後にこう記されています。終末時代、もうどうしようもないと思えるような状況の中から神は語ってくださっています。“人生、いつ何時何が起きるかわからない”その時に私達を救ってくれるのは、神の言葉以外にはないのです。
ここでご紹介している内容は、メッセージのほんの一部です。先週お約束していたパノラミック聖書続きはまた来週(多分)!とにかく聖書からの生の情報をお聴きになりたい人は、是非こちらまでご連絡ください。 213-324-6942 / MUTSUMI
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