Good News Report

Good News Station の活動模様をお伝えしています。

霊の目

2014年03月29日 | Good News


先週の「マンサク」に引き続き、今回もえんぢぇる師に黄色い注意信号が示されました。 御年?年にして初めて認知したのは、「点字(視覚障害者誘導用)ブロック」の存在。勿論、何度も見てはいたのですが、この黄色いタイルが何を意味し、何のため、誰のためにあるのかということを、彼は今回初めて認識したそうです。さて、自分がわかってみて改めて見てみると、無知な妨害や無意識な人が多いこと多いこと!自らへの思いを含め、ここでいつものえんぢぇる節が炸裂します。
ごめ~ん、知りませんでした~で済むんだったら、警察もイエスの十字架も要らんわ

神様は、そんな彼に重ねて語られました。テレビのドキュメンタリー番組で、全盲のソマリア人の方が紹介されており、その番組の中で、彼の心の目で“見た”日本人の姿が語られていました。例えば・・「渋谷は厚化粧した街」、「満員電車に乗っていると、誰もいない錯覚に陥る」、「日本人の声は、言いたい事が言えない便秘声」、「就職した友人からは音が消える」などなど。。会社などの組織に属していなければ社会人として認められず、失敗した時のリスクばかりを恐れて生きている日本人の姿を、彼は「パス回し人生」と形容していました。そういった“見た目に惑わされることない日本人論”に、えんぢぇる師も実に共感したそうです。

さて、聖書には盲人のお話は数多く記されてありますが、中でもヨハネ福音書9章は、一人の盲人の癒しが丸々1章にわたって書かれてあります。でも、癒しそのものの記述はたったの2節。多くは、彼が癒された後の周囲のドタバタ劇が詳密に記されているのです。スキットにでもするとわかりやすいような内容ですが、注目すべきは癒された盲人の心の変化です。彼は最初、自分の身に起こった事の重大性をよくわかっていなかったのですが、周囲の騒ぎや、当時の権力が派遣した調査団とのやり取りを繰り返す内に、自分の内に何が起きたのかを少しずつ認知して行きます。そして、彼を癒してくださったイエス様の存在が、彼の内に徐々に明確化されて行ったのです。

11節:イエスと言う方15節:あの方(敬意)17節:預言者(聖書用語)33節:神の元から来られた方(信仰告白38節:主よ!(イエスの弟子となる

信仰告白をしたが故に、村を追放されてしまった彼の前に、イエス様が現れます。その時になって、このイエス様こそが自分の癒し主であり、世界の救い主であることを知ります。

イエスは言われた。「見えなかったのであれば、罪はなかったであろう。しかし、今、『見える』とあなたたちは言っている。だから、あなたたちの罪は残る。」(ヨハネ9:41)

聖書のお話は、「盲人の目が癒されてよかったね」だけで終わるものではありません。人はすべて、見るべきものが見えていない生まれつきの盲人なのです。この生来の盲人の癒しを自分自身の話と受け取らない限り、点字ブロックを見てはいても、その本質を見ていなかったことと同じで、この話しの本筋はわかりません。イエス様に癒され、真に見るべきものを見た時に、彼はイエス様の前にひざまずき、イエス様を礼拝しました。このように、私たちの「霊の目」が開かれると、私たちの内に大きな変化が訪れます。

自分の問題が何であるのかがわかる
目に見えないものの重要性がわかる
イエス・キリストが自分の救い主であることがわかる

これが霊の覚醒です。霊が覚醒すると、誰もが何かしらの行動に出ます。あのマザーテレサも、かつては女学校の教師であり、校長先生でした。このまま校長職を全うしても、人間的には十分有意義なものだったでしょう。しかしある日、神様は彼女に語られました。「出て行って、最も貧しい人のために働きなさい。」この神の御声に従って、彼女は安定した生活を捨てて荒野へ踏み出しました。一人の勇気ある女性教師の一歩が、多くの人々の魂を救い、世界に神様の愛を示したマザーテレサを誕生させたのです。



人間は、「このままではいけない!」という思いと、「このままでいたい!」という思いの間で揺れ動きます。しかし、あなたが変わりたくないと思っても、変わらずにいようと思っても、世界は刻一刻と変わって行きます。あなたの人生の責任はあなた自身にあります。見えないままでいるか、今見えていないことを認めて「霊の目」を開くことを求めるか。リスクを一切負わない人生には、命もありません。自分は『見える』と言い張るところに罪があるからです。自分には『見えていない』と言うことを謙虚に認め、その癒しと解放を求めるなら、イエス様は必ずあなたの前に現れてくださいます。あれこれ思い悩む前に、諦めてしまう前に、霊の目が開かれることを祈りましょう。霊の覚醒なくして、真の人生の目的遂行はあり得ないのですから。



今週の教会ご飯/カルビ・ビビンバ


ロサンゼルス(グレンデール)の家の教会で、毎週集まっています。美味しい食事を囲みながら、えんじぇる田中牧師の聖書メッセージから、生きる知恵と希望を語り合いましょう 「教会って敷居が高い。。。」と悩んだこがのある方、ぜひ一度おいでください。教会は平和と笑いと聖霊様の満ちるところ。いつでもご連絡ください213-324-6942 / MUTSUMI


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