「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

「左利き」と「左打ち」はけっして同じではありませんよ!

2017年08月17日 | 独り言
つい先日、メル友の「I」さん(東海地方)から、5日前に登載した「左 VS 右~利き手大研究~」に関して次のようなメールをいただいた。
「高校野球に左利きが多いというのは、右投げ左打ちが多いということでしょうか。
 
ご指摘のとおり、左ボックスは右ボックスに比べて一塁までの距離が近い分、安打の確立が上がります。これを求めて右投げ左打ちにする場合が多いようです。
 
一方、利き目に合わせてどちらの打ち方にするかが必然的に決まる(利き目を投手側にする)・・・という解説者もいましたが、そういうケースは少数でしょうね。もしそうなら、スイッチヒッターはありえなくなります。やはりヒットの出る確率を求めての”左打ち”だと思います。
 
昔々町内の子供会のソフトボールを世話していたころ、右投げ左打ちの子が二人いました。左打ちに換えた理由はわかりませんが、掛布(阪神)の影響はあったと思います。今は、イチロー・松井(秀喜)の影響でしょう。
 
右投げ左打ちができるという選手は運動センスが高いので、左打ちをそつなくこなしていました。しかし私は、利き腕が後の方(利き手打ち)がミートの押しが強くなると思っています。したがって、右投げ左打ちの選手はホームランバッターよりも好打者が多かったと思います。典型は篠塚(巨人)、いまではイチローです。
 
これを破ったのが掛布です。甲子園の浜風(レフト向きの風)に乗せてホームランを量産しました。ただ、掛布も好打者のホームランバッターでした。飛距離は出ていません。
 
その後、右投げ左打ちの強打者松井秀喜が出てきました。間違いなく長距離砲でした。しかし、固め打ちの少ない打者でした。
私は、固め打ちが少ないのは”利き腕前”=右投げ左打ち打者の特徴だと思っています。松井が右打ちだったらもっと成功していたと思います。(ほんとに偉そうなことをいって申し訳ありません)
 
で、何が言いたいのかというと、「利き腕の強打者出てこい」ということです。球史でいえば王・門田(南海)・大杉(阪急)です。また、見たことはありませんが、中西・大下でしょうか。
 
日本プロ野球選手で、最高レベルのメジャーリーグで強打者として活躍してほしいと思う打者は何人かいます。が、すべて右投げ左打ちです。柳田(ソフトバンク)、筒香(横浜)、大谷(日本ハム)この3人ですが、はたして、メジャーで打てる・・・か・・・柳田・筒香は固め打ちができるタイプなので、従来の右投げ左打ちとちょっと違うかなとも思いますが・・・
 
 なぜ、利き腕の強打者が少ないのか。私見です。
 
① 右利きのセンスのある選手ほど、子供のうちに”左打ちに”に換わってしまう。
 
② 左利きのセンスのある選手は、”まず投手”として育てられる。打者としてはそのあとになる。
 
③ 甲子園の高校野球が目標になってしまっていて結果バカリが求められる。
 
このような理由が背景にあるように思います。
 
参考に、メジャーのホームランバッターは”利き手打ち”がほとんどです。右投げ左打ちでは、メジャーの投手に力負けしてしまうからだと、私は考えています。 
 
高校野球は、成長期の健康管理がほとんど配慮されていないことと、とても日本の新聞とは思えない新聞社が後援をしているという理由で、TV放送をほとんど観ません。
 
以前は将来のプロ選手を探すのが楽しみでよく観ていました。しかし、当方の眼の不確かさを証明するものとして、私が、「これはと思った選手」が、ほとんど大成しないことです。伸び代が、素人にわかるほど、簡単な世界ではないということですね。
 
早実の清宮選手も右投げ左打ちです・・・が、これは全くの想像ですが、筒香(DNA)と清宮は”両利き”ではないかと思わせるスイングです。当方の眼が確かだといいのですが。 
 
今回はいつにも増して興奮気味になってしまいました。
家内やテニス仲間にこんな話をしても、だーれも関心を示しません(涙)
 
巨人ファンでいらっしゃる奥様いかがでしょうか!(私はソフトバンクファンです)」

以上のような内容だったが、流石に38歳まで野球をされていたという「I」さんなのでとても詳しい。

しかし、「左打ち」と「左利き」を同一視していた自分がチョッピリ恥ずかしい(笑)。「右投げ左打ち」の存在はまったくの盲点でした!

最後に「齋藤 健」農林水産大臣楽しみですねと、次のような画像が添付されていた。ありがとうございました。

                

 
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