<夏まじか>
今朝(10日)のこと、最近日課にしている「起き抜けの自己流体操」をしていたら耳元で蚊がブ~ン・・、慌てて中断して「蚊取り線香」を点けた。
もう蚊が出てくる季節になったんですねえ・・、目前に迫った梅雨入りは後半に大雨が降るといってるし、今年の夏は猛暑だそうですよ~。
で、夏にちなんだ芭蕉の俳句の中から お気に入り を三つ、
閑かさや 岩に沁みいる 蝉の声
面白うて やがて悲しき 鵜舟かな
夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の後
芭蕉が詠むと、なぜか夏という季節の中に哀感がこもっていて涼しく感じます~。
芥川賞作家「五味康佑」さんによると「芭蕉のたった一句に長編小説が負けることがある」そうですよ~。
<ヒラリー・ハーンが弾いているヴァイオリン>
つい先日のブログ「仏(ほとけ)作って魂入れず」で紹介したブルッフのヴァイオリン協奏曲・・、演奏者はとびっきり上手い「ヒラリー・ハーン」
このヴァイオリンは、文中で当てずっぽうに「ストラディ・ヴァリウス」だろうと決めつけていたところ、南スコットランド在住の「ウマさん」からご親切にもメールが届いた。
「ヒラリー・ハーンのブルッフは僕も大好きで、ちょくちょく聴いてます。デヴューの頃と今とあまり変化がないのは、モーツァルトを彷彿とさせますね。
かなり以前に彼女のヴァイオリンのことを調べたことがありますが、1864年の「ヴィヨーム」だと、聞き慣れない名前を知りました。三大名器以外にも優れたヴァイオリンがあるんだなあと驚きましたね。
五島みどりさんは1992年から2000年まで ストラディバリウス を使用していましたがそれ以降は グァルネリ です。
彼女も凄い方ですが、日本フィルの木野雅之が「みどりは、小さい時からのあまりにも過激な練習のせいか〇〇がない」
〇〇で思い出しました…やはり木野の話です…
イヴリー・ギトリス、マルタ・アルゲリッチ、それに木野の三名が共演した時、楽屋前の通路で、アルゲリッチが何かにつまずいてひっくり返りました。その時、彼女のショルダーバッグから、中身が通路に散乱し、木野がそれらを拾ってあげたけど、その中に〇〇用品があったそうです。(笑)」
以上のとおりでした。
奔放な男性関係で有名な「アルゲリッチ」(ピアニスト)だけど、「バッグ」の中に「避妊用具」は無かったのかな~(笑)。
それにしても、ハーンの弾いてるヴァイオリンは「ヴィヨーム」でしたか・・、恥ずかしながら初めて聞く名前!
さっそくググってみると、
「Jean-Baptiste Vuillaume : (1798年 - 1875年)は、フランスの弦楽器製作者で多くの賞を受賞した。彼の工房は3,000以上の楽器を製作した。」とある。
下世話な話だけど取引価格となると・・、有名オークションで3700万円で落札されたそうです。
数億円もする「ストラディヴァリ」からするとかなり落差がありますが、まあ、どんな名器でも演奏者次第で凡器にもなるわけですから、ハーンほどの練達者が弾いたらきっとヤマハでもいい音が出ると思うんだけどなあ~(笑)。
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