goo blog サービス終了のお知らせ 

「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

スピーカーの存在を意識させない自然な音

2021年10月16日 | オーディオ談義

前回からの続きです。

14日(木)の早朝のこと、家内に向かって「おい、今日は何時ごろに出かけるんだ?」

「10時ごろよ、どうして?」「いや、俺のクルマが先だから動かさないといかんからな・・・」。

昨日からクルマの中に積んでいる「PL-100」を早く引っ張り出したい一心だ(笑)。

そして、ようやく作業に取りかかれたのが10時半ごろだった。一人では重すぎて持てないのでトランクの中で大型のカッターナイフを使って極めて頑丈に梱包された荷物を解体した。

そして、ようやくピアノ・ブラックの艶やかな光沢に包まれた筐体が姿を現した。

中古とあったがほとんど新品と見まごうほど
で程度は極上。そして、小型とはいえズシリと重たい。とりあえず1台づつ大切にオーディオルームに運び込んだ。

早く音を鳴らしたいが、空になった段ボールなどの処理の方が先だ。ほとんど木に近いような硬い段ボールに無数に留められた大型ホッチギスの針をペンチで引き抜くのが一苦労で20分ほどかかった。紐で一括りにしてゴミ出し日まで倉庫の片隅にひとまず保管。

さあ、いよいよ待望の音出しだ。もう期待と不安と緊張で頭が鉢割れそうだ(笑)。



ご覧の通り、グッドマンの「AXIOM80」(復刻版)とJBLの「D123」の上に載せた。

そして、まず単独で鳴らしてみた。

アンプは「WE300Bシングル」だ。カタログ上では「能率88db」とあったのでパワー面でも十分いけるだろうと踏んだ。



はじめに「ブルーレイ」に収納している「エンヤ」を聴いてみた。とりあえず何よりも「ノイズ」が皆無なのにひと安心、それからじっくりとサウンドに耳を傾けた。

実にさりげなく、それでいて奥行きが深くて密度の高い音・・。

そして、両方のスピーカーの間に(聴感上の)ステージ(舞台)を作ることが出来ることを確認した。音像定位が乱れているとこうはいかない。それに小型の割には低音域もよく伸びている。

リモコンで「ちあきなおみ」、「小椋佳」など次から次に聴いてからいよいよ真打のモーツァルトの「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲K.364」に移った。

第一印象は、弦楽器のハモリ具合がたいへん美しい!

それに加えて「スピーカーの存在を意識させない、自然に音楽に没入できる音」といえばいいのだろうか。

これは明らかに従来の「ブリティッシュ・サウンド」を踏襲していて大歓迎。さすがは英国製だ。

また、音が消え去っていくときの余韻がことのほか美しくて、音響空間の中ではかなく漂いながらそっと気配を絶っていく印象がお見事。「リボン型ツィーター」の面目躍如である。

しかし、欲を言うとキリがないがもう少し低音域の量感があるといいんだけどなあ・・。

というわけで、我が家の常套手段である「フルレンジ+サブウーファー」(2台のアンプを使用)の展開へ持ち込むことにした(笑)。

かねてからの狙い通り「第一弾」として「AXIOM80」(復刻版:15Ω)を「サブ・ウーファー」として使ってみることにした。

おそらく世界初の組み合わせだろうし、世界で唯一のサウンドになるだろう。


次の「第2弾」は「D123」を(サブウーファーとして)使う見込み。

そのための「画像」のような配置である。先刻、ご承知の通りかな(笑)

さあ、いよいよ実験開始~。

以下、続く。



この内容に共感された方は励ましのクリックを
 →


 

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東奔西走 | トップ | 運転免許更新に伴う認知症検査 »
最新の画像もっと見る

オーディオ談義」カテゴリの最新記事