10月8日(月)から9日にかけて台風15号の余波のため九州地方は雨が降り続き、ようやく10日の明け方になって雨が上がった。
朝の天気予報では、午前中曇りで午後からは晴れるそうで、潮の方は大潮の3日目、午後が満ち込みの好条件なのでそれならばと急遽、6時に釣具店へエサの解凍を予約した。
出発は、午前9時で現地到着は11時30分。ところが、F波止はものすごい強風が吹き荒れ激しい波が防波堤に打ち寄せて波しぶきが高く舞い上がっている状況。これではとても釣りができる状態ではなく、命の方も危険との予感。低気圧が去ったすぐあとは風が強くなるのは分かっていたが、これほど強烈とは想像だにできなかった。
この地域一帯がこういう状況なのは間違いないので、どこに行っても同じこととあえなくスゴスゴと退散することにした。改めて、翌日出直すことにした。
自宅に戻って早速解凍したエサの保存に取り掛かる。クルマのトランクに入れたままにして、保冷剤、氷をバッカンに入れた。これで大丈夫、真夏なら無理だが今の時期なら明日ぐらいまでは何とか保てるだろう。
翌11日(木)は朝から快晴。10時30分に出発。現地到着は12時30分。今日も強風だが昨日ほどではないが、波のほうはうねりがあって釣れないほどではないが、やはり釣りにくそう。
一晩保存したエサの鮮度は大丈夫のようで、12時50分から釣り開始。マキエを一投しただけで小魚のエサ取りがワッと集まってくる。7月以降1週間に1度ぐらいのペースで10回以上も来て大量のマキエを撒き散らしたのでものすごい数が居ついている。
とてもクロの口に届くどころではない。それに外道のウマズラハゲの暗躍も目に余るし、何といっても強風、波のうねりに悩まされる。これでは満足な釣りは出来ない。
F波止にはこの夏随分楽しませてもらったが、どうやら見切りの時期にきたようだ。北西の季節風にまともに直面するので、秋、冬に適した釣り場ではない。やや未練はあるが、次回からは心機一転で場所を替えることにした。
納竿は16時40分。結局、今日はときどきクロが掛かる程度で14匹の釣果だった。往時とくらべると雲泥の差。
と き 10月10日(水)強風波浪のため引き返し
10月11日(木)12:50~16:40 晴れ、強風、波高し
と こ ろ Y半島F波止
釣 果 クロ14匹、はげ6匹、あじ8匹
メ モ クロが浮いてこない時期になったので次回からは仕掛け替え