「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

釣紀行~2015.10.7~

2015年10月08日 | 釣り紀行

昨日(7日)は2週間ぶりの釣行となった。

クルマで15分ほどの近場なので当初から(魚の)型狙いは諦めて、釣感覚を錆びつかせないための釣行だったが、日頃オーディオや読書などの室内遊戯ばかりなので、久しぶりに太陽と潮風に当たって健康的にリフレッシュするのも狙いのひとつ(笑)。

自分だけかもしれないがときどき潮風に当たっていると風邪を引かないのも事実。

しかし、音楽とオーディオから釣りモードへの急激な移行は、そう簡単ではなく3~4日前から仕掛けの準備と併せて気分的な転換を徐々に図っていくことにしている。そして、日程決めの最たる指針は「潮汐表」である。

ちなみに当日の別府近郊の潮汐表は次のとおり。

          

釣果は潮の動きに完全に左右されるので事前の調査は欠かせない。釣果と潮の流れの関係を言い表した金言として「上げ三分、下げ七分」というものがある。

どういうことかというと、干潮を0、満潮を10として「潮位が0から3に上がったとき」を「上げ三分」、「潮位が10から7に下がったとき」を「下げ七分」という。

当該画像の横軸(時刻)からいくと、午前6時前後が「下げ七分」、そして午後1時前後が「上げ三分」となるが、この時間帯が最も潮の動きが激しく、魚の食い気が立つときなので最高の「釣れどき」であることを表わしている。

原則はそういうことだが、当然のごとく釣り場の環境によって一概には当てはまらない。ダラダラと散発的に釣れる場所もあったりして、やっぱり釣り場にも個性というものがある。したがって当日はテストの積もりで午前8時頃に出かけてみた。

仮説といえば大げさなので予想と言い換えるが、「予想と検証」はあらゆる物事を考察し楽しむうえでの基本である。

な~んちゃって!(笑)

そして案の定というか、午前中はサッパリで5センチほどの稚鯛ばかりが釣れてリリースばかり。よほど場所を変えようかと思ったが、午後1時前後が本命だと自分自身に言い聞かせて、何とか粘ってみたところ、ようやく12時頃から手の平クラスのクロ(メジナ)が入れ食い状態になった。

そして14時ごろから食いが遠のいたので、あっさり納竿。本日は6時間ほどの釣りとなった。

            

前半3時間は空振り状態だったので後半3時間ほどの釣りで結局46匹の釣果だった。型はイマイチだったが我が輩の手にかかるとこういう具合だ(笑)。

「上げ三分」の金言はやっぱり生きていることを実際に体感した1日となった。

           

帰り際に、南から北方向へ臨んで釣り場(丸い石垣の部分)をパチリ。平日とあって釣り場は誰もおらず、180度の角度で竿を振り回したが、これは稚魚のエサ取りをかわすのに大いに役立った。

海岸線からかなり離れた釣り場にもかかわらず、わざわざ見物人が1人来たが、「こんなに釣れるのなら自分も来ようかな」と宣うた。

冗談じゃない!撒き餌の打ち方から仕掛けの選択までノウハウが山ほどあるのに、そんなに簡単に釣れてたまるか(笑)。

ところで、夕方帰ってきた家内が渋~い顔。こんなに沢山の魚を捌くのは無理というわけで、ご近所にお願いして「型はイマイチですが、新しいのだけが取り柄です。」と、もらっていただいた。

いつもかなりの音量でご迷惑をおかけしているオーディオルーム側のお隣さんは温厚そのものの老夫婦だが魚好きなのでいつも喜んでもらってくれる。こうして少しでも心証を良くしておけば、心おきなく音楽を楽しめようというもの。

魚釣りは間接的にオーディオにも大いに役立っているのだ(笑)。
 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« デジタル機器の非情な世界 | トップ | CDトランスポートの「ピッ... »
最新の画像もっと見る

釣り紀行」カテゴリの最新記事