「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

釣り紀行~大漁だ!~

2015年11月01日 | 釣り紀行

今回の釣行「2015.10.30」は釣りを楽しむというよりも獲物優先のためいつもと違って準備の段階から気合が入っていた。

というのは、

翌31日(土)は福岡でオーディオ仲間による試聴会、そして翌々日の11月1日(日)は家内の実家(日田市)で姉夫婦(福岡)と合流しての法要となると、その手土産に「釣った魚」を持って行こうという算段が自然に働いたというわけ。

クロ(メジナ)は取り立てておいしい魚でもないが、風光明媚でとても水のきれいな豊後水道で捕れたものだし、それに何といっても新鮮なのが取り柄なので、この機会に賞味してもらう絶好のチャンス!

          


大張り切りというわけだが、
こういう釣行の場合、これまでの経験からすると釣り糸を通じて魚に殺気が伝わるのだろうか、あまりいい結果を得た験しがないが、我が人格も年齢とともに枯れてきたのでギラギラした気配を見せない自信はある(笑)。

当日は潮の動向から考えて早朝の6時20分に出発。ようやく夜が白みかけたころである。家内も姉夫婦のお土産になるのが計算に入っているのか、いそいそと早起きして朝食の支度などえらい協力的だった(笑)。

いつもの釣り場に着いたのは6時35分ぐらいで、かなり肌寒い中、さっそく仕掛けを作る途中にマキエをバラバラと2~3回投入。

                

上記の潮汐表のとおり、丁度、釣りの開始時刻が「上げ三分」ということもあって最初から入れ食い状態となった。それにこれまでよりも随分、型がいい。当初の1時間ほどで「こりゃ軽く目的達成だな」と、およその目途がついてひと安心。プレッシャーからようやく解放された。

2時間ほど経つと釣果の蓄えも十分になって、本来の釣りを愉しむ境地になったが、まるでそれと呼応するかのようにパタッと釣れなくなった。魚がエサを咥えて「浮き」を引き込むのだが、すぐに放すので呼吸が合わず空振りばかり。

魚が釣り針を咥えたときに何かしらの違和感を感じてすぐに放すわけだが、その原因はいろいろあって、釣り針の大きさや軸の太さなども挙げられるが、何といっても「浮き」の不適切な浮力と抵抗感にあることが一番多い。

潮の具合が盛りを過ぎて食い気が一段落し、そして魚の学習能力もあってか、どうやら「浮き」のクセが見破られたようだ。魚だって命がかかっているので必死だ(笑)。

それでも、先ほどはあんなに釣れたんだから夢よもう一度とばかり、仕掛けをなかなか変えたがらないのが釣り師の習性であり、保守性でもある。しかし1時間ほど続けたがまったく状況に変化がないので、ようやく重い御輿を挙げて仕掛けの交換に移った。

これまでの「立て浮き」(下図の左)からより一段と水中での抵抗感が少ない「ドングリ浮き」に交換。

           

今度は浮きを海中に沈めながら釣るわけだが、魚がエサを咥えたときの抵抗感を減らすにはこの方法しかない。それに「浮き」が海上に顔を出さないので風にあおられて釣り糸が動かない利点もある。

そして、狙いが当たって見事に復活。これこそベテラン釣師の腕の見せ所だ~(笑)。

マキエが切れた12時半ごろになってようやく納竿。この日は「やや曇り」とあって、潮の動きにあまり影響を受けない絶好の釣り日和となった。天候が味方してくれたようだ。

自宅に戻って、例によって御開帳。

          

足の裏~手の平クラスまで、この釣り場では一番の54匹の大漁だった。型もまあまあで、これなら人に差し上げても恥ずかしくないギリギリのサイズだろうと自分に都合のいい解釈に浸った(笑)。秋口に入ると魚が心なしか太ってきたように思える。

しかし、今回も「浮きの見切り時」など、いろいろ課題を残した釣行だった。

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