「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

真夏の独り言

2016年08月19日 | 独り言

お盆休みで帰省した娘に付き合わされてクルマで15分ほどの公園をウォーキングしていたら、ふと目についたのが「百日紅」(別名:サルスベリ)。真夏の猛暑にもめげず、こんな鮮やかな花を咲かせるなんて~、感心!

        

サルスベリは中国南部を原産とする夏を代表する花木の一つで、冬は落葉します。日本にやってきた正確な時代は不明ですが、大和本草(1708年)に載っているところから、それ以前だと考えられます。

春に伸びた枝の先端に夏から秋にかけて花を咲かせます。花色は白、ピンク、紅、紅紫などがあります。花びらは6枚でフチが強く波打ちます。満開時期の姿はよく目立ちます。花後に球形や楕円形の果実をつけ、熟すとはじけてタネが散ります。タネには薄い羽のような翼(よく)が付いています。

樹皮は褐色で所々はがれて白い肌があらわれ、縞模様になります。樹皮のはがれた部分はつるつるしているところから、「猿も滑って落ちる→猿滑り」というのが、名前の由来とされています。漢字では「百日紅」という漢字を当てますが、これは開花期間が長いところにちなみます。(ネットの解説)

真夏のトレーニングは冷房の利いた「運動ジム」ときめているが、こういう目の保養を味わえるとなると少々暑くても一考せざるを得ない(笑)。

60分ウォーキングが済むと、これまた付き合わされて本屋に立ち寄り興味を惹かれた雑誌とオーディオ関係の本を購入。

           

滅多に買わない週刊誌だが、このところ新聞の見出し広告で「医者不信」のタイトルをよく見かけるようになった。きっと売れ行きもいいに違いない。

群馬大附属病院の手術ミスによる18人もの大量死がきっかけかもしれないが、権威のある国立大学の附属病院がこんな体たらくだから、患者側も自己の症状と照らし合わせて自衛手段を講じざるを得ない風潮になってきたのだろう。

卑近な例だが自分のかかりつけの医者もあまり感心できない。やたらに薬をどんどん出す。副作用らしき症状を訴えても、薬を代えるだけでその後の症状を詳しく訊くわけでもなくホッタラカシ。

「患者のことを親身になって考えてくれるのが、ほんとうのいい医者です」と、いつぞやのテレビで高名な医師が言っていたが、いい医者に出会うのも難しくなった。

それはそれとして、週刊誌情報を鵜呑みにするわけにもいかないのでやや斜めに構えてザット目を通したが、巷には危険な薬、危険な手術がワンサと氾濫しており、これからはあえて「薬を飲まない」「手術をしない」ことも治療の有力な選択肢の一つとして考えざるを得ない状況のようだ。

さらにこの週刊誌には132頁に興味のあるインタビュー記事が載っていた。

「元東大総長による問題作。開けっぴろげなエロスと次々繰り出される謎に、読者も奇妙な世界に誘われる」。

「犬が人間を噛んでもニュースにはならないが、人間が犬を噛むとニュースになる」という言い伝えがあるが、「ポルノ作家がポルノ小説を書いても記事にならないが、元東大総長がポルノ小説を書いたらニュースになる」とはこれいかに~(笑)。

このほど「三島由紀夫賞」を受賞した「伯爵夫人」という作品。作家は「蓮實 重彦」(はすみ しげひこ)氏(80歳)。1997~2001年にかけて第26代東大総長を務めた仏文学者である。

「本作では二朗(主人公)が伯爵夫人に射精させられたり、“金玉潰しのお龍”や“魔羅切のお仙”が登場したりとポルノ的な場面が頻出します。しかし、彼女たちの口からあふれ出る露骨に猥褻な言葉はカラッとしており、思わず笑ってしまうシーンもたくさんありました」

作者の蓮實氏によると「笑劇として読んでいただけるとありがたいです」とのことで、なるほど、この歳になると「ポルノを笑い飛ばす」余裕と心境が分かるような気もするところ(笑)。

なお、同時に購入した「マイ オーディオライフ」~32名による私のリスニングルームの公開~は、じっくり目を通してから後日、内容をupすることにしよう。

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