「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

昔の夢よもう一度

2020年04月23日 | 独り言

「新型コロナ騒動」によって世の中が様変わりしている。人が集まることで成り立っている現代社会が根本から否定されているのだから、そりゃそうですよね。

この騒動がどのくらい続くのか、一過性であることは間違いないがこれが契機となって社会のシステムがある程度見直されるんじゃないかと思っている。

先日、東京在住のオーディオ仲間と連絡をとったところ、このところテレワークでずっと家に閉じこもっ切りとのことで、めちゃストレスが溜まると仰っていた。一軒家なら「庭いじり」などで気が紛れるがマンションなら、さぞかしと同情させられる。

そして、今回の騒動でテレワークでもある程度仕事が続行可能であることが証明されれば、何も都心の一等地で高いオフィスの家賃を払うよりも田舎に事務所を構えてテレワークで仕事を進めた方がコスト的にも有利だろうとのこと。

そういう会社が増えていけば、日本が持つ積年の課題「大都市への一極集中の解消と地方の創生」が解決される糸口にもなる。

世界的企業の「日本電産」の永守会長は「日経新聞」(4月21日付)でこう言っている。

「コロナ終息後はまったく違った景色になる。テレワークをどんどん取り入れる劇的な変化が起きる。東京都内の会社に勤める人が山梨県に仕事部屋のある広い家を建てるようなケースが増えるだろう。

企業は通勤手当をなくす代わりに給与を上げるほか、サテライトオフィスを作るなど抜本的に環境を改善すべきだ」

「コロナ禍転じて福となる」、これからが見ものですね。

さて、音楽&オーディオという趣味は何度も言うように「コロナ騒動」にはもってこいのようで、人と会わずに独りで楽しめるのが何よりもいい。

つい先日、コロナ騒動が一因で不調に悩む家内のために「ラジオ」でもと、近くの大型電気店に出かけたところ顔見知りの「オーディオコーナー」専属の販売員さんがいた。

「景気はどうですか」と、お訊ねたところ「どうもコロナ騒動のせいでしょうか、オーディオ機器に関心のある人が増えましたよ」と目を輝かせていた。

たしかにオーディオと向き合う時間が増えると、とかくアラが目立ってきたり、飽いてきたりして何とかしたくなる人が出てきてもいっこうに不思議はない。

「昔の夢よもう一度」で、オーディオ隆盛の契機になればいいのだが、まあどうでしょうかね(笑)。

そして我が家の場合にはテレビを観る時間がメチャ増えてきてしまった。

いくら音楽が好きと言ってもオーディオシステムで一日中聴いていられるものでもない。第一、頭が疲れる(笑)。

そういうときは、肩の凝らないミステリー番組や昔の映画を観て癒しているが、接する時間が増えると画質などのアラが見えてくる。

地上波とBS放送は最新の「ブルーレイレコーダー」のチューナーなので画質がきれいだが、問題は「ひかりTV」(NTT系)だ。

光回線を利用したTVだが契約してから10年以上は経つ。専門チャンネル40局以上、10万曲以上の音楽聴き放題の契約を結んでいるが古いチューナーのせいか画質が暗くてどうも冴えない。

そこで、「カスタマーセンター」に連絡してチューナー(レンタル)の機種を確認したところ現在使用中のものは「ST-3200」でもう6年近く経っていた。

デジタル系機器は日進月歩なのでおよそ5年ぐらいで更新するのが妥当だと思っている。

よく伺ってみると最新のチューナーは「4K」にも対応した「ST-4500」というのがあったので交換してもらうことにした。気になるレンタル代金の方も月額200円程度の値上がりなので大したことはない。

さすがは「殿様商売」でならす通信業界の巨艦「NTT」様だ(笑)。

ついでにチューナーとテレビを繋ぐ「HDMI]コードも買い換えた。左側が旧で右側が新。

 

1週間後に新チューナーが到着。



パソコン並みともいえるややこしい所定の操作がなかなかうまくいかず、四苦八苦しながらもどうにか無事終えて画像を観ると、その美しさに愕然とした。

これまでと、あまりにも違い過ぎる!

おまけに「BS4K」の受信が可能だし、音楽の方もメチャ音質が良くなっていいことだらけ!

今回はまったく「新型コロナ騒動の余得」でしたね(笑)。

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