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【白老】アイヌ装飾がストラップに

2010-06-20 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報社 2010年 6/19)
 アイヌ民族の装飾品「タマサイ」がストラップになった。白老町のアイヌ民族博物館で販売している。
 タマサイは、アイヌ語で「玉飾り」。さまざまな色や大きさのガラス玉にひもを通しつなげた正装用のネックレス。女性の身を守る宝として、タマサイを母から娘へと受け継ぐ風習もある。
 白老町は2009年度に国の「地方の元気再生事業」の採択を受け、アイヌ文化を広くPRできるオリジナル商品作りに着手。博物館にも展示され、美しい色合いが来館者に人気のタマサイを、実用的なストラップにしよう、と検討してきた。
 商品開発は地元のアイヌ民族の女性たちが中心となって取り組み、1年間かけて製作技術を学んできた。
 ストラップはターコイズブルーやエメラルドグリーン、黒、透明などの天然石やビーズを一つ一つ丁寧につないでいる。玉の大きさや配列を変えていて、お気に入りのデザインを選ぶ楽しさもある。今回は試験販売として100個を用意した。1個1000円。館内のミュージアムショップ「イカラカラ」で販売中。
http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10061902.html
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