室蘭民報2024.07.31
巨大ちょうちん/等身大パネル…
登別地獄まつりとゴールデンカムイのコラボビジュアル
8月23~25日に登別温泉街で開催される「第61回登別地獄まつり」(登別国際観光コンベンション協会、登別市主催)と人気漫画・アニメ「ゴールデンカムイ」がコラボレーションする。期間中、会場ではポップアップショップが開かれ、キャラクターが描かれた巨大ちょうちんも展示される予定だ。
ゴールデンカムイは、日本伝統の夏祭りとのコラボを行っており、地獄まつりは仙台七夕まつりに続く、第2弾として発表された。
テレビアニメのホームページには、閻魔(えんま)大王に扮した鶴見中尉をはじめ、主人公の杉元佐一、ヒロインのアシリパらが地獄ばやしを踊ったり、手筒花火を打ち上げているコラボビジュアルが公開されている。
コラボでは、極楽通り沿いにオリジナルグッズを販売するポップアップショップを22~25日に開催するほか、1メートル70センチの巨大ちょうちん、等身大パネル、ポスターを展示。会場には通常の赤ちょうちんに交じって、キャラクターが描かれたちょうちんも飾られる。
同協会の飯尾真吾副会長はコラボビジュアルについて「素晴らしい出来栄え。閻魔大王が最高にはまっている」と喜び、「若い層に足を運んでもらえるきっかけになる。地獄まつりを広く多くの人に知ってもらえるのでは」と期待している。
ゴールデンカムイは北海道を舞台にアイヌから奪われた金塊を巡る生存競争サバイバル。週刊ヤングジャンプで2014~22年まで連載された。18年からアニメ化されており、現在は最終章となる第5期の制作が発表されている。作中では登別温泉も第七師団の療養地として登場している。