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五輪までに国立公園の魅力アップ 英虞湾や慶良間など

2017-01-26 | アイヌ民族関連
日本経済新聞 2017/1/25 13:18
 東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年までに訪日客の受け入れ態勢を重点整備する8つの国立公園について、環境省は魅力向上策をまとめた。伊勢志摩(三重)ではリアス海岸が続く英虞湾のパノラマを楽しめる「天空カフェテラス」を整備。霧島錦江湾(宮崎、鹿児島)でホテルを誘致し、慶良間諸島(沖縄)ではサンゴ礁の保全・再生活動の体験プログラムを実施する。
 既に策定済みの阿寒(北海道)や阿蘇くじゅう(熊本、大分)など5カ所での取り組みと併せ、国立公園を訪れる訪日客を現在の2倍以上の1千万人にする目標だ。
 伊勢志摩では入り江と岬が無数に点在する優美な景観を望む展望台に、民間が経営するカフェを誘致。海女小屋と連携して海の幸を楽しんでもらい、景観保全のため太陽光発電施設の規制を検討する。
 霧島錦江湾では訪日客向けに上質なホテルを誘致し、個室露天風呂も整備。高千穂峰などで登山と神話を融合させたツアーを実施する。慶良間諸島ではサンゴ礁などの保全のため、環境協力税の徴収を検討。阿嘉島などで自然保全の体験プログラムを実施する。
 このほか、阿寒ではマリモの観察ツアーを解禁し、アイヌ文化を体感してもらう。阿蘇くじゅうでは広大な草原を維持するために営まれてきた野焼きなどの継続支援、サイクリング環境の整備に取り組む。
 魅力向上策は、地元自治体や観光関係者が中心となって検討していた。環境省は16年度第2次補正予算と17年度予算案で、8カ所での重点整備費用などに計約200億円を計上している。〔共同〕
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG24H15_V20C17A1CR0000/


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