北海道新聞12/15 21:57

伊達アイヌ協会の所蔵品が展示された有珠生活館交流ホール内を見学する内覧会の参加者たち
【伊達】伊達アイヌ協会の活動拠点となる新しい「有珠生活館」(向有珠町、愛称・オタサム)が完成し、関係者や地域住民ら対象の内覧会が15日、同館で開かれた。会員らの利用は来年1月11日に始まる。
旧施設が老朽化したため旧B&G海洋センター体育館跡地に移転新築した。総事業費1億1630万円。木造平屋延べ床面積250平方メートルで35台分の駐車場がある。愛称はアイヌ語で「海岸」「砂浜」を意味し、同協会の公募で決まった。
館内は多目的室2部屋、図書と教養娯楽、調理の各室をそなえ、交流ホール内の展示コーナーには同協会所蔵の民族衣装や首飾り、お盆などが並ぶ。内覧会に参加した仁木行彦副市長は「拠点完成を機に、協会の会員たちの活発な活動に期待したい」と話していた。
開館は毎週水曜日のみ。一般には交流ホールとトイレが開放され、多目的室1部屋は無料で利用可能。申し込み、問い合わせは市社会福祉課、電話0142・82・3193へ。(梶山征広)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/775724/

伊達アイヌ協会の所蔵品が展示された有珠生活館交流ホール内を見学する内覧会の参加者たち
【伊達】伊達アイヌ協会の活動拠点となる新しい「有珠生活館」(向有珠町、愛称・オタサム)が完成し、関係者や地域住民ら対象の内覧会が15日、同館で開かれた。会員らの利用は来年1月11日に始まる。
旧施設が老朽化したため旧B&G海洋センター体育館跡地に移転新築した。総事業費1億1630万円。木造平屋延べ床面積250平方メートルで35台分の駐車場がある。愛称はアイヌ語で「海岸」「砂浜」を意味し、同協会の公募で決まった。
館内は多目的室2部屋、図書と教養娯楽、調理の各室をそなえ、交流ホール内の展示コーナーには同協会所蔵の民族衣装や首飾り、お盆などが並ぶ。内覧会に参加した仁木行彦副市長は「拠点完成を機に、協会の会員たちの活発な活動に期待したい」と話していた。
開館は毎週水曜日のみ。一般には交流ホールとトイレが開放され、多目的室1部屋は無料で利用可能。申し込み、問い合わせは市社会福祉課、電話0142・82・3193へ。(梶山征広)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/775724/