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アットゥシ材料のオヒョウ加工学ぶ ウポポイ職員、遠軽で

2019-05-31 | アイヌ民族関連
北海道新聞 05/31 05:00
 【遠軽】アイヌ民族文化財団(札幌)が28~30日、アイヌ文化への理解を深めるため、町向遠軽の民有林でアイヌの伝統衣料「アットゥシ」(樹皮製の織物)に使われる原料木オヒョウを加工する研修を行った。
 同財団は来年4月、胆振管内白老町に開設されるアイヌ文化復興の拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の指定管理者。同財団によると、白老ではオヒョウがエゾシカの食害を受けており、良質なオヒョウが生育する遠軽で研修した。
 職員9人が参加し、直径25センチほどのオヒョウの木になたで切り目を入れて樹皮をはぎ、ナイフなどで粗皮と呼ばれる外皮と、糸になる内皮に分けた。
 小沼史子さん(50)は「アイヌ民族の暮らしを知る貴重な機会になった」と、充実した様子で話していた。(高橋智也)
★アットゥシのシは小文字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/310363
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