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白老の新ホテル、アイヌ文化発信

2019-05-14 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2019年5月13日09時20分
象徴空間の隣、食とアート
 白老町の公募に応じて民族共生象徴空間(ウポポイ)に隣接する町有地に新ホテルを建設する札幌市の不動産投資会社「パーフェクトパートナー」(末岡由紀代表)が、事業概要を発表した。アイヌ文化・自然との「共生」をテーマに、「食」と「アート」で、アイヌ文化の発信を目指す。
 町は来年4月のウポポイ開業に向け、隣接するJR白老駅北側の町有地1・5ヘクタールを「観光商業ゾーン」と位置付け、公募型プロポーザルを実施。外部有識者らの審査を経て、パーフェクトパートナー社と7日に事業協定を結んだ。
 同社によると、新ホテルは約1700平方メートルの敷地に木造2階建て延べ床面積約1千平方メートル、個人客向けのツインルームを中心に全20室を予定。ほかに、宿泊客以外も利用できるレストランとアイヌアートミュージアムを併設する。来年4月の開業を目指すという。
 店舗デザインは札幌市の「アトリエテンマ」(長谷川演代表)が担い、同町虎杖浜でホテルを運営する会社が事業協力する。末岡代表は「今からわくわくしている。地元に密着し、アイヌ文化を食とアートで感じられるホテルを目指したい」と話した。
 観光商業ゾーンではホテル以外の事業者はまだ決まらず、町は6月にも再募集を予定している。
 (深沢博)
https://digital.asahi.com/articles/CMTW1905130100005.html?_requesturl=articles%2FCMTW1905130100005.html&rm=150
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