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振動少なく快適 道新幹線報道向け試乗会ルポ

2016-01-30 | アイヌ民族関連
苫小牧民報  (2016年 1/29)
 JR北海道は28日、3月26日に開業する北海道新幹線の報道関係者向け試乗会を開いた。新函館北斗駅(北斗市)―木古内駅(渡島管内木古内町)間=約35・5キロ=を往復し、新幹線車両H5系の乗り心地を体感。片道約13分と短い時間だったが、そのスピード感も確かめることができた。(報道部・澁谷賢利)
 試乗会には道内外から、テレビ、新聞、雑誌など報道関係者約200人が参加。午前9時すぎにホームに到着した車両に早速、乗り込む。取材が許可された普通車は、通路を挟んで横に普通席が2列と3列に並んでいる。多くの人を収容できる効率的なレイアウトだ。シートは、テーブルやドリンクホルダーを備えた機能的なもの。各席に電源のコンセントがあり、パソコンの利用や携帯電話の充電などができる。
 普通車の通路部の床には雪の結晶が描かれており、座席横の窓には縄文土器やアイヌ文様にヒントを得たデザインのブラインドが使用されていた。車両の共用設備として電動車いす対応の大型トイレや女性専用の化粧台なども備える。
 新幹線は、地元の北斗市商工会の関係者に見送られて新函館北斗駅を発車。滑らかな動きで、徐々にスピードを増していった。シートに座っていると、伝わる振動は少なく快適だ。車窓からは遠くに函館山が見えてきた。景色は流れるように動いていき、スピードが出ていることが分かる。同新幹線は開業区間(新青森駅―新函館北斗駅)を最高260キロで運行。この日は雪の影響で210キロが最高時速だった。
 木古内駅に滑るように到着し、駅舎に降りると、赤い和牛の姿をした木古内町のキャラクター「キーコ」がお出迎え。地元名産のあんパンや豆パン、キーホルダー、ストラップを売るお土産コーナー、観光案内のパンフレットコーナーが設置されており、地域の同新幹線に対する大きな期待がうかがえた。北海道経済活性化の起爆剤として、全国区の注目を集める同新幹線開業まで2カ月を切った。
http://www.tomamin.co.jp/20160134716
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